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ハンバーガーを……
よろしくお願いします。 最近、新聞かなにかで、「ハンバーガーを1個食べると熱帯雨林が何平方メートルか消えてゆく」という主旨の話を読みました。「ハンバーガー○○○(カタカナ)」というんだそうです。 確かそこでは詳しい説明はなく、気になっています。 どなたかご存知の方、よろしくお願いします。 できればその考え方に対する、ご意見なども添えていただけると嬉しいです。
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安い牛肉(ファーストフード用牛肉)を得る為に、森林再生の費用を掛けずに森林を次々食いつぶしていくという放牧の形を批難する内容ですね。 この広告の本質はファーストフード批判【ではなく】、安さを求め環境への影響を考えず安易に牛肉の生産量を増やした-その結果が自然にダメージを与えている事へ対する【自然破壊批判】でしょう。ただ時期的に、ファーストフード産業が大きく飛躍した時期と重なっていた為に、受け入れやすい・判りやすい「ハンバーガー」という例示がとられ、それが結果として「ファーストフード=罪悪」という悪意の主張に寄りかかる形で広く広まった思考の一つでしょう。 この広告を元に「森林保護を考える」事や、「急速な消費拡大が自然にもたらす影響を考える」事はとても意義のある事だと思いますが、「ファーストフードの是非を考える」のは、意味の無い事だと思います。
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- fuy_ukky
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いろんな本に出てる話題ですが、 人生の教科書[よのなか] 筑摩書房 ISBN:4480863206 ↑が、良かった気がします。
お礼
ありがとうございます。 早速さがしてみます。目下慢性金欠病にて、図書館などで……。
- bari_saku
- ベストアンサー率17% (1827/10268)
仕事で、少し環境をかじっている者です。 ハンバーガー・コネクションのことは始めて知りましたが、 ・ハンバーガーに限らず、牛肉の消費量そのものが減らなければ、森林の減少は止まらない ・他の食べ物を生産した場合との、環境負荷の比較がされていない(他の食べ物を生産する時の方が、より環境破壊をしている可能性がある) ・そもそも環境の世界では、樹木のような「再生可能な資源」の消費は、環境にかける負荷としてカウントしない考え方がある 以上の理由により、一概に「ハンバーガーは環境を破壊する」と言うには情報不足なのではないか、と考えます。
お礼
回答ありがとうございます。 貴文中に、 「・そもそも環境の世界では、樹木のような「再生可能な資源」の消費は、環境にかける負荷としてカウントしない考え方がある」 「破壊」と「再生」の間のタイムラグこそ、大問題だと思っておりましたから、ちょっとびっくりしました。 貴重な情報を寄せてくださったbari_sakuさんには、本当にありがたく思っていることを、急いで付け加えます。お気を悪くされるようなことはないと思いますが、念のため、重ねてお礼いたします。
- rio_d
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こんばんは。 ハンバーガー・コネクションのことでしょうか。 牛一頭育てるのにこれだけの牧場が必要で、また包み紙一枚でこのくらいの草が必要で、それによりどのくらいの樹木が伐採されて… さらに牛のフンでメタンガスが発生しこれだけオゾン層を壊していて…というお話なんですが。 牛の世話でこのくらい森林破壊されていますよという話なら良いと思うんですが、ハンバーガー一個につきこれだけ壊されるという割り算的な考え方はちょっと頂けないな、と。単なる割り算の問題じゃないのに、購買意欲を下げるような論調は自分勝手すぎますよね。 第一印象がそんな感じでしたので、あまり深く考えたことが無いです。
お礼
回答ありがとうございます。 環境問題に限らず、犯人探しを急ぎすぎると、スケープゴートを増やすだけなんでしょうね。魔女狩りですね。 そんなことしてる暇はないかもしれないのに。 でも、環境問題って(に限らないのですが)、ラディカルに考えると、絶望的になっちゃいません? それで、新聞やテレビの流す(編集された)情報や、評論家の至極もっともらしい意見をきいて、自己欺瞞をしてるのかも、なんて。 ラディカルに考えるってのがいけないのかな……。
ハンバーガー・コネクションのことですね。 ハンバーガーの原料となる牛を育てるために、熱帯雨林を切り開いて放牧場を作ることによります。
お礼
早速の回答ありがとうございます。 熱帯で牛を? URLみて勉強します。
お礼
ご回答ありがとうございます。 もとは広告だったんですか! そうすると、タイミングによっては、「牛丼1杯が……」ってこともありえた訳ですね。 前も書きましたが、安易な魔女狩りは意味ないばかりでなく、危険だと思います。だから、「ファーストフードの是非を考える」のは、ご説のとおり意味ないことと思います。 ただ、鎖の一端に触れたらもう一端が鳴るように、資本主義・自由競争と、自然破壊の間に悪循環が成立してしまっているならば、どこで、どうその連鎖を断ち切るかを模索するのと同時に、鎖の一端を変えてしまう、という選択もあっていいと、私は考えています(いわゆるスローフードの考え方、現実のそれはともかくとして)。
補足
この質問欄をとりあえず閉じるにあたり、回答を寄せてくださった皆様には、厚く御礼申し上げます。 「ハンバーガー・コネクション」を通して、環境問題の犯人探しに流れるマスコミやそれを欲しがる人間の愚を理解することができました。そしてこれは、いわゆる「高度大衆化社会」を流れる言説がすべて格闘せざるを得ない問題であるとも感じました。 それと、bari_saku様が寄せてくださった、「環境の世界では再生可能な資源を勘定に入れない」というような内容、気になってます。また問い直していきたいと思っています。 ありがとうございました。