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月末締め翌月払いの給与源泉について
こんばんは。 私は小さな会社の経理を担当しています。 長文になりますがご回答よろしくお願いいたします。 いつも経理のことで分からないことがあると、 相談に乗ってもらっている方がいるのですが、 今日急に「それは税務上問題があるから直してくれ」 と言われた仕訳があります。 指摘されたのは給与の 預り金(所得税、住民税)の仕訳です。 私の会社では給料を「月末締め、翌月10日払い」の給与形態をとっています。 今までは以下のように仕訳していました。 ●毎月末の仕訳 給与○○○,○○○円/未払い給与○○○,○○○円 /社会保険料 ○○,○○○円 /所得税 ○,○○○円 /住民税 ○,○○○円 ●支払った時 未払い給与○○○,○○○円/普通預金○○○,○○○円 これを、「月末に預かり金を立てるのではなく、 支払った時(10日)に預り金を立ててくれ」 と指摘されました。 そうすると、月末に立てる「未払い給与」は 預り金を除いた社会保険料だけ控除した金額を計上することになりますよね。 ●毎月末 給与○○○,○○○円/未払い給与○○○,○○○円 /社会保険料 ○○,○○○円 ●支払時 未払い給与○○○,○○○円/普通預金○○○,○○○円 /所得税 ○○,○○○円 /住民税 ○,○○○円 指摘された通りに直せば、こういうことですよね。 私が疑問に思ったのは、 所得税は「社会保険料を控除した金額から徴収する」ものなのに、 どうして預り金だけを支払った日に計上するのかが分かりません。 また、今まで行っていた月末の給与仕訳はどんな問題が あるのでしょうか。 教えてください。 よろしくお願いいたします。
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今まで通りでもなんら問題無いと思いますが? ただ単に預か金が2ヶ月分残高に残るのがその人が許せないだけなのでは? (源泉所得税は実際に支給された翌月10日に納付の為) はっきり理由を聞いてみたらいかがでしょう? 私もその理由を聞いてみたいです。
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- kamehen
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本来は、源泉所得税は、実際の給与の支払時に発生するものですので、その方がそう言われているのかと思います。 次の国税庁のサイトで、その考え方がわかるかと思います。 http://www.taxanswer.nta.go.jp/2526.htm ですから、社会保険料も同様に、実際の支払時に計上すべきものと思いますので、月末には、貸方は全額が未払給与として計上すべきものとなります。 ちょっと見ていたら過去ログもありました。 http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=545769 ただ、正しい方法はその通りですが、何か影響があるか、と言えば、預り金が実際より余計に残ってしまう、という事ぐらいとは思います。 要は、正しい方法で処理すべき、という事だと思います。 それと、たまに見かける間違いですが、月末締め翌月払いの給与で、未払計上時(同時に預り計上してしまっている場合)の属する月の翌月10日に源泉所得税を納付してしまっているケースがあります。 それは大丈夫ですよね? (と言っても早く納付している事にはなりますが、ただ、年末調整の計算の際に問題になります。)
お礼
国税庁のサイトで支払時に差し引く、という考え方がやっと理解できました。 外注さんも支払い時に源泉するんですね。 ずっと経費計上時と同時に仕訳していました。 今までの仕訳もさかのぼって直して、今後は社会保険料、預り金ともに、支払った時に計上するように統一しました。 ちなみに、源泉所得税の納税は半期に一度です。 月末計上だったので、いつも混乱していたのですが、 これからは支払った日に計上するようにしたので、 勘違いも減るかと思います。 ご回答どうもありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私も「個人の好き嫌いでおっしゃっているところもあるのかな~」 「こっちの方が分かりやすいのに」なんて思っていたのですが、 支払時に計上することにしたほうが年末調整のときや、 未払い給与の金額を見るときに分かりやすいんだ、ということが分かりました。 資金繰りの面で見ると月末から納付までに 隠れた経費が見えづらいという、 以前の仕訳から急に変えるとめんどくささもありますが、 ようは慣れ、ですよね。 今は計算ソフトも充実していますし。 これからは社会保険料も含めて、 すべて支払日に計上することにしました。 ご回答ありがとうございました。