- ベストアンサー
関数の連続性について
関数f(x)が区間Iで連続のとき |f(x)|もIで連続であることの証明は どうやったらできるのでしょうか? x=aで連続ならx→aのときf(x)→f(a) というところまでは理解できたんですが 略解の ||f(x)|-|f(a)||≦|f(x)-f(a)| というこの式を導く方法がわかりません 詳しい証明方法がわかる方 回答をお願いいたします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
三角不等式 |u+v|≦|u|+|v| にu=s-t、v=tを代入すると |x|=|(s-t)+t|≦|s-t|+|t| したがって、|s|-|t|≦|s-t| sにs=f(x)、tにt=f(a)を代入すると |f(x)|-|f(a)|≦|f(x)-f(a)| 同様にして、sにs=f(a)、tにt=f(x)を代入すると |f(a)|-|f(x)|≦|f(x)-f(a)| となります。 ||f(x)|-|f(a)||の外の絶対値を外すと ||f(x)|-|f(a)||=|f(x)|-|f(a)| ( |f(x)|≧|f(a)|のとき ) ||f(x)|-|f(a)||=|f(a)|-|f(x)| ( |f(x)|<|f(a)|のとき ) ですから、いずれにしても、||f(x)|-|f(a)||≦|f(x)-f(a)|となります。
その他の回答 (1)
- yoikagari
- ベストアンサー率50% (87/171)
念のため三角不等式|u+v|≦|u|+|v|の証明をしておきます。 この証明には、|x|^2=x^2、|x||y|=|xy|などの絶対値の性質を断りなしに使用しています。 (|u|+|v|)^2-(|u+v|)^2=|u|^2+2|u||v|+|v|^2-(u+v)^2=u^2+2|uv|+v^2-u^2-2uv-v^2=2(|xy|-xy) xy≧0のとき|xy|=xy xy<0のとき|xy|=-xy>xyだから|xy|≧xy だから2(|xy|-xy)≧0となる。 (|u|+|v|)^2-(|u+v|)^2≧0が示されたので、|u|+|v|≧|u+v|も示されたことになる。
お礼
参考になりました ありがとうございます 上の三角不等式の証明も参考になりました。