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PHSはなくなるの?
携帯電話を持つ人も多くなりましたが、日本ではデジタル・CDMA方式などの携帯電話が普及を遂げる中、PHSは持つ人が少なくなっていきました。 そもそもPHSはコードレスフォンの子機のように基地アンテナから出る微弱な電波を利用して通話・通信を行う方式で、広大な基地局から出る電波で通話・通信をする携帯電話とは別物です。 電波が弱いためにバッテリー持ちが良い、通話料金が携帯電話より安い、アンテナを立てれば携帯電話の電波が届きにくい地下でも通信可能などのアドバンテージがありましたが、携帯電話が加入者数を伸ばす一方で、PHSは加入者数が伸びないばかりか逆に減少する有様で、アステルが段階的にサービスを停止、ドコモもPHSの新規加入は05年4月末で打ち切ることが決定しています。 なぜにPHSは加入者数があまり増えなかったのでしょうか?また、PHSは近いうちになくなるのでしょうか?
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PHSがあまり普及しなかったのは、公衆サービス開始時のサービスエリアが狭く、高速移動すると通話が切れるので「使えない」というイメージが定着してしまったことでしょうね。その後サービスエリアが広くなり、高速走行時でも切れなくなったのですが。 また、「PHSより携帯の方が偉い」というイメージが定着してしまったこともあります。 最大のメリットである子機登録も、PHS子機登録のできる親機が高い上に、ドコモ・アステル仕様とDDIポケット仕様の二種類に分かれてしまいました。(例えば、松下グループでは松下通信工業がドコモ・アステル仕様、九州松下電器がDDIポケット仕様) PHSですが、少なくとも近いうちになくなることはないと思います。 DoCoMoは元々旧NTTパーソナルから業務譲渡されたのですが、当初から携帯の弱点を補完する程度にしか考えていなかったのでしょう。FOMAで高速データ通信ができるようになった現在、PHSの存在価値が無くなったと判断したのでしょう。 一方、ウイルコムがKDDI傘下から外れてau携帯電話の顔色をうかがう必要がなったので、新たなサービス展開が期待できます(既に音声定額制が導入されましたし)。 海外では日本と違って「名より実を取る」ので、アジアを中心に普及しています。ウイルコムは台湾・タイに続き、他のアジア各国への国際ローミングを計画しているようです。 PHSとは違いますが、ヨーロッパのコードレス電話規格DECTもIMT-2000規格の一つとなっています。
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- m_abe
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日本における移動体通信の基本として、昔から言い古されてきた言葉として、 「いつでも、どこでも、だれとでも」 と言うのがありまして、これを満たせないサービスは、衰退しています。 PHSは「どこでも」を満たせませんでした。 これが、加入者が増えなかった一番の原因です。 しかし、PHSが近いうちに無くなることはありません。 それは、PHSの良さを見いだして、賢く使っている人たちが、少なからず(少数ではあるがある程度まとまった数で)存在するからです。
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皆様回答ありがとうございました。 結局PHSはエリアの狭さと娯楽機能の少なさが足かせとなって普及しなかったものの、完全消滅はまだまだ先という見方が多いようですね。
- isobemaki
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PHS(ウィルコム)ユーザーです。 長年使っておりますが、携帯電話よりも優れた面が多いPHSが衰退しているのは悲しい限りです。 普及しなかった要因の一つにやはり音声端末のデザインや娯楽機能が携帯電話に及ばなかったこと、携帯電話との差別化が出来なかったことなどがあると思います。 しかしながら、今でも医療現場などでの需要もあり、インターネットブラウザの搭載された端末も発売されているところを見ると、まだまだPHSが活躍できる場も残されているように思います。 ただ、新規参入する企業はもう無いでしょう。
お礼
ありがとうございました。 PHSの完全消滅は遠い未来かもしれませんね。
- skfurutone
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確度の高い将来的な予想は到底出来ませんが、PHSを開発する中で、旧NTT-P、アステルは先を完全に見誤った結果と見ています。残るのはauとWILLCOMではとさえ思えてなりません。国際的な基準から外れているDoCoMoも、少々怪しいとさえ思っているからです。 PHSの開発時は、主目的を通話にしていたのか、いち早くエリアを占有させたいばかりに、貧弱な装置で事を進めたのが旧NTT-pです。これが大誤算で早々に撤退しました。 撤退を目論見ながらDoCoMoーPにしたのは、親方日の丸根性が消えうせていない証と見ていました。 開発時多勢に乗せられてしまったのが、アステルと見ています。 それでもDoCoMoが使い放題を格安値段で設定するようなことがあれば、一時しのぎは出来るとも予想しています。 従いまして携帯電話は消滅しても、PHSは生き残ると予想しているのです。 いずれにしてもこの予想は20年程度先のことで、その頃小生は既に墓の中でしょう。
お礼
NTTとアステルは将来を見誤ったのですか…それでも携帯電話が消えてもPHSは残るという予想は意外でしたね。 ありがとうございました。
- sharako3
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ウィルコムはまだまだ元気ですよ。 5月1日から加入者同士通話無料の定額プラン開始を発表し、3月には3万人以上加入者を増やしました。 PHSの加入者が減っていった理由はいろいろ考えられますが、魅力的な音声端末があまり出なかったこともそのひとつだと思います。 ウィルコムはKDDIグループを離れ、音声通話にも力を入れていくことを明言しています。最近の広告では、音がいいことや電磁波が少ないことなどを積極的にアピールしています。上に書いたように音声定額サービスも始めますから、今後いい端末が出ることが期待できると思います。
お礼
ウィルコムのPHS事業しだいでは、PHSの盛り返しも可能性としてはありえそうですね。 回答ありがとうございました。
ドコモは設備投資に多大な費用のかかるFOMAに投資を集中させたいでしょうから、携帯とPHS両方を運営していくことを諦めたのではないでしょうか。消費者側からしてもPHSは携帯の下のレベルとしか見られないのも大きいと思います。がWILLCOMが5月から音声通話(WILLCOM端末同士だけですが)・データ通信使いたい放題の定額サービスを開始するので、それに伴ってかなりユーザーを増やすものと思います。
お礼
ウィルコムの戦略でPHSユーザーが増えるかどうかは今後しだいですが、そう簡単になくならないみたいですね。 ありがとうございました。
- syuutaka
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失礼致します。 私はdocomoさんしか存じないですが、新規加入は四月一日で打ち切られたみたいですよ。 サービス停止はまだ近未来ですが、そろそろPHSの方は変更を考えた方がいいと思います。 ちなみに、加入者が少ないのはやはりエンターテイメント機能に劣っているからでしょう。。 実際私もPHSを最近まで使ってましたが、家族が携帯で私も購入いたしました。 それでは。
お礼
回答ありがとうございました。 PHSは使用したことはないのですが、エンターテイメントを充実させていればPHSも永らえたかもしれませんね。 ありがとうございました。
- maseita
- ベストアンサー率9% (1/11)
NTTドコモがPHSサービスから撤退するということで、PHSがなくなるのではと思われる方がいると思いますが、今すぐなくなるとは思わないです。最近、CMでもやるようになりましたが、WillComという会社があります。昔のDDIポケットを、アメリカの投資会社カーライルがかって作った会社です。カーライルは日本では、まだ有名ではありませんがアメリカでは超一流な投資会社です。PHSの特性を生かしたサービスは続くと思います。 #もちろん、カーライルが仕掛けているというのもあります。
お礼
早速の回答ありがとうございました。 サービス自体は残るとの見方ですか…どうなるかは今後しだいですね。
お礼
ありがとうございました。 たしかにPHSはサービス開始当初はつながりにくいという不評が多かったと聞きましたね。 ウィルコムについては今後どうなるか注目ですね。