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焚き火について
焚き火が大好きです。部屋には暖炉が欲しいとも思っています。 キャンプやバーベキューの時にやる程度で、普段やったりはしないのですが、 やりたい衝動に駆られます。しかしなかなか準備と環境が揃いません。 着火物に火をつけ、薪に火がついて上手く燃えていく過程や、 火を見ながら管理していると、気持ちが落ち着いて来て哀愁が漂う感じが好きなのですが、 焚き火には何か心を落ち着ける作用があるのでしょうか? 何か要因があるような気がして質問させて頂きました。 ご存知の方、よろしくお願いします。
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1/fゆらぎというものがあります。ろうそくの炎のゆらぎもおそらく焚き火の炎のゆらぎもこの1/fゆらぎというものになるそうです。また人間の心拍のゆらぎも1/fゆらぎになるそうです。このように炎のゆらぎと人間のゆらぎが一緒だから落ち着くのではないかといわれています。 1/fゆらぎというものはまったくのランダム(ホワイトノイズ)ではなく、またまったく予測可能なものでもないという特徴をもっています。つまり、多少は予測可能であるということです。ちなみに、1/fのfはfrequency(振動数、周波数)という意味です。 風のゆらぎや小川のせせらぎのゆらぎなども1/fゆらぎになっているそうです。これらも心を落ち着かせるものですよね。 しかし、1/fゆらぎがどういう原因で発生するのかということもわかっていないようです。また私にはなぜゆらぎが一緒だと落ち着くのかということもわかりません。 くわしくは武者利光という人の本を読んでください。下記のURLはその人の書いた本の紹介です。
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- vagabond_0710
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僕も好きですよ、すすんでバーベキューの炭に火をおこしたりする傾向にあります。 科学が発達していない時代、当然宗教色が強いわけですが、その土地の信仰で火が聖なるモメントだったりする宗教は世界各地に見られます。例えば中国に五行説があります。「木火土金水」の5つが宇宙の構成要素となっていると考えられていました。また、古代ギリシャだと「地水火風」と4つで構成されていると思われていました。 そもそも原始時代からは、火は生活にとってとても大切な存在でした。食に火を通したり、明かりになったり、獣や虫よけにもなる。そのあたりから、神秘的にも浄化の力があるとされてきました。その反面、破壊の象徴でもあります。聖なるモメントと悪なるモメントが一体になった神秘的な存在。当然、信仰の大切なモメントになります。 火を見ていて哀愁を感じるのは、やはり、消えてしまうことを知っているからではないでしょうか。燃やすものがなくなれば火は消えてしまう。その刹那的感動に日本人は敏感だと思います。 一般的に仏教の考えが浸透していて、輪廻を信じたりします。現代でも責任を感じて自殺する人もいますし、死が終わりではなく、来世があると思っている人が多いようです。(しかし現代だと西欧的考えになっている人も増えています)また、昔から地震や火事や台風などの災害と闘ってきました。それらの災害で家も家財道具も全て一瞬でなくしてしまいます。それでもその災害が去れば、また一から立て直しますが、西欧だとどちらかだといえば石の文化。積み重ねが伝統になっています。この文化の違いあたりからも日本人が刹那的な感動に敏感だと思います。あ、あと、日本人は世界一の風呂好きと言われます。毎日風呂に入って一日の汚れを落とす。精神的に昔から「禊ぎ」の要素も入っていると思われます。何か不幸があったら清める習慣がありました。(塩を盛ったり)毎日風呂に入って「ふう~生き返る」と言いますが、それは一日が人生だからだと思われます。キリスト圏だと一生罪を償っていくわけですが、日本だと一日ごとに生き返る。その辺りからも輪廻転生の考えがあると思われます。歴史で見れば、日本は農耕民族で、稲作が中心ですが、もし不作でもまた次回がある。その繰り返しが、輪廻の考えになっているとも僕は考えます。 そういう文化の伝統を受け継いだ僕たちは、自分の運命を火にみたててしまうのではないでしょうか。刹那的な感動。僕はストーブやガスコンロの火を見ていても哀愁を感じません。それよりも、焚き火などで感じます。それはやはり、何か切ない人生を表しているように思います。
お礼
おお、宗教入ってきましたか。 やはり昔から火を特別な存在として感じてきたから私たちの 遺伝子にもその意識が刷り込まれているのでしょうかね。 刹那的感動、かっこいい言葉です。 ありがとう。
- sirayukihime
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初めまして。 おもしろい御質問だと思いました。 難しいことは分かりませんが、そうですね、私も何かを焚きつけるとき一種の興奮を感じたり(だからと言って、よその家の軒先に火をつけたりはしません)揺らめく炎を見詰めていると時のたつのを忘れてしまったりします。 炎って間断なく、うごめいて蛇の舌のように妖しくて・・・どこかの国では火の神のことを「サラマンデル」と呼んだり恐れたり祀ったり・・・。 火とは役に立つ危険物ですよね。でも役に立つと言えるのは人間ならではで動物たちにとっては危険以外の何ものでもないようですね。 つまり火を使いこなせることこそが人間(それも大人の)である証しの一つと言えるのではないでしょうか。 人の感情は時に水や火にたとえられたりしますね。ことに激しく抑えがたく危険な感情は、よく火になぞらえて表現される。 物としての火も人間の内なる感情の火も、よくコントロールされることが望ましい。そうできることが大人の条件でもある。 火を燃やし管理しながら、いつしか人は過ぎ去った時に思い馳せていたり、いま抱えている胸の火を目の前の炎に重ねていたりする。 火は最高の浄化であると言います。 眼前の炎を燃え上がらせ、うまくコントロールし、やがてのことに燃え尽きる、そうせねばならないことを知っている・・・。 それだから、貴方も仰るとおり気持が落ち着くと同時に哀愁も感じるのではないでしょうか。 暖炉のある家、ステキですよね。 バーベキューも食べたいです・・・。
お礼
>眼前の炎を燃え上がらせ、うまくコントロールし、やがてのことに燃え尽きる、そうせねばならないことを知っている・・・。 おおーいい台詞です。 今度この言葉を思い出して焚き火してみます。 焚き火したくなってきた! ありがとうです。
- pbf
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やはり子どもの頃、凍える冬空に赤々と燃える炎を眺めながら暖まった記憶からではないですかね。小さい頃って、いつまでも飽きずにあの炎を見ていませんでした?友達とかと一緒に。また、子どもは火遊びが禁止されてたですもんね。炎には人を興奮させる効果もあるみたいです。 ちなみに、焚き火(野焼き)はもう、廃棄物処理法で禁止されてるんですよ。ダイオキシン防止のためとはいえ、ちょっと寂しいですよね。
お礼
子供の頃の心理になるという回答でしょうか? やりましたね~。 回答ありがとう。
お礼
おお!やっぱりこんな原理があったのか! ちょっとよくサイトを見てみます。 ありがとう。