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神道と天皇
神道と天皇って何か似てますが、どういう関係なのですか。日本人ゆえよく神社にお参りに行きますが、そのとき特に天皇を意識することはないのですが。天皇が誕生する前から神道はあるのですか。それとも天皇が出現した後に神道ができたのですか。
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こんばんは。 神道と言う形は無いでしょうが、古くよりの土着信仰として普通に神祇に手を合わせる信仰はありましたよ。 それに則して、天皇家が出来て宗教形態を整えたものが神道です。 で・・・天皇と神道の関係は、一応天皇の祖先が皇祖神(アマテラス)であり、それを祀るために子孫である(と言われている)天皇家が、シャーマンとして祭祀を司っていると言うわけです。 因みに、天皇誕生と共に神道が出来たわけではありません。古事記をみても分ると思いますが、それ以前にも大きな統一国家は幾つかあって、(有名なところでニギハヤヒや、逆賊と言われたナガスネヒコなんかもいますよね)そんななか、天皇は一応、ほぼ無血にて国家を統一させた人間です。そのカリスマ性なんかを際立たせる為に、「皇孫」として記紀などで大袈裟に喧伝したのだと思いますよ。それによって、神道は確立・成長したのだと思います。ただ、情報操作での「皇孫」とは言え、今の世までこれだけの伝統を守り抜いた事は敬服致しますし、常世守り抜いて欲しいとは思いますけどね。 一私見ですが、ご参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。最近神社にお参りする際、素朴な疑問を抱いていたのですが、これから少しすっきりした気持ちでお参りできそうです。