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地震時に危険が高い地形。

 先日での福岡地震では坂道の家が倒壊し、土地自体も沈下するという惨事があったらしいのですが、やはり坂道にある家は地盤から危険なんでしょうか?。  私はくぼんだ地域の盆地地域の平地にすんでいるのですが、これもまずいんでしょうか?。

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noname#65504
noname#65504
回答No.2

地震と地盤の関係について 盆地は通常肥沃な土地です。 肥沃な土地には厚い堆積層がありますので、一般に地震動が増幅しやすい構造になっています。これは関東平野のような平野部でも同じです。 また盆地の縁に相当する部分は特に震動が増幅しやすいです。これは堆積層を海水、盆地の地下にある岩盤を海底と見なせば、地面の津波のように増幅するといえばイメージしやすいでしょう。津波も海岸付近で急激に増幅します(津波のように何メートルにも増幅したりはしませんが)。 また、平野部などでは#1さんが言っている液状化が発生して、建物が沈下したり、マンホールやトイレの浄化槽が浮き上がったりすることがあります。 液状化は基本的に地盤のよいと言われている砂地盤で発生します。普段は砂同士がかみ合って固い地盤を形成しているのですが、地下水があってそれの抜け道がないと地震により揺らされて、水圧が高まり、水圧により砂同士のかみ合わせがはずれて、液体のようになり、重いものは沈み軽いものが浮き上がるようになります。 これは埋め立て地でなくても地盤条件により発生します。 以前房総半島の中央部にある盆地部でもこの現象が起きましたので、盆地といえども地盤条件により発生することがあります。 かといって、傾斜地は元々安定した形状ではないので、地震以外だけでなく洪水の際でも地盤がゆるんで崩壊することがあります。 特に、新興住宅地などでは、斜面の高い部分を削り、低い部分を埋めて階段状に作り直しているところがよくありますが、この場合埋め戻しているところが崩壊して下の段に落ちることがあります。 また山の頂上などでは山の振動により振動が増幅することもあります。台湾であった集集地震では1.2G(約1200ガル)というきわめて大きい地震波が観測されています。 以上のように傾斜地や平野部も盆地部に比べて安全とは決していえません。

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noname#40123
noname#40123
回答No.1

坂道にあるから危険で、平地にあれば安全とは言えないです。 傾斜地の場合、傾斜地を一部削り盛土して平坦にしている場合、盛土している部分が崩れる危険性はあります。 削った側の上のところから土砂が落ちてくる可能性もあります。 また、その土地の構造にもよります。 関東ローム層や火山灰地などの、もろい水分を含みやすい土地の場合は、土砂崩れを起こしやすいです。 平坦な土地でも、埋め立て地の場合、埋め立てた土地の水分や地下水が表面に上がってきて、 土地がぐちゃぐちゃになる「液状化現象」というのを発生します。 今回の地震でも発生しています。 ですから、どのように土地でも危険な場合があると言うことです。 一番その土地の様子を示しているのが、昔からの地名です。 この昔からの地名が、今回の市町村合併や住所名変更で無くなっていますが、 昔の地名で水に関係のある名前の場合等は気を付けた方がよいでしょう。 そのようなことを研究した方の著書が、4.5年以上前に発行されています。 その本を読んでみて、自分の住んでいる土地がどのようないわれでその名前になったのか、 調べて防災に役立てると言う方法もあります。