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パソコン通信やキャプテンシステムとインターネットの違い
今やインターネットは世界中に広まり、インターネットの用途さえも多方面に広がってきました。 本題ですが、一昔前はパソコン通信とかキャプテンシステムとかいった機能が存在していました。これらはインターネットの普及などで縮小・消滅してしまいましたが、インターネットがなかった時代や発展途上だった時代はこれらのサービスも利用されていました。 どちらも電話回線を通して接続し、インターネットも電話回線利用するダイヤルアップや電話回線を利用して広帯域幅の接続をするADSLがありますが、パソコン通信やキャプテンはインターネットとどう違うのでしょうか? パソコン通信は接続できるコンピューターがホスト内だけであることは知っており、キャプテンもインターネットと似た部分を持っていたように思えますが、ほかにはどんな違いがあったのでしょうか?
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>パソコン通信やキャプテンはインターネットとどう違うのでしょうか? 大きな違いの一つは、インターネットはTCP/IPを使用し たネットワークの集合体ですが、パソコン通信はTCP/IP を使用しない、少なくとも、使用する必要が無いと言う ことです。 シリアル通信というのをご存じでしょうか?PCにRC-232C というポートがついていることがありますが、それを使 用してPC同士の通信を行うことが出来ます。通信の設定 が、「9600bps,8bit,パリティ無し」とか設定するやつ です。そうしたシリアル通信を電話回線を使用して遠距 離化、巨大化させたのが初期のパソコン通信です。です ので、初期のパソコン通信では基本的に1対1の接続です。 一つのホストに多くの人が接続するので、1対多ではない かと思われるかもしれませんが、接続する口は基本的に アクセスする人数分必要です。一つのIPアドレスに多く の人が同時にアクセスできるTCP/IPの仕組みとは全く違 います。 # 自宅でパソコン通信のホストを運営していた人なんか # 10,20回線分契約していたりとかね。 で、他の人が指摘しているパソコン通信の特徴は、「シ リアル通信である」「通信速度がとても遅い」ということ から出ています。 シリアル通信なので、通信方法を高機能化出来ませんし、 速度が遅いので大量のデータを送れません。で、必然的 に文字中心の通信方法になってしまうわけです。 キャプテン通信は、そうした低速回線上で絵を効率的に 送信するための「取り決め」であり、その取り決めに 従った端末を結んだネットワークを便宜的にそう呼んで いたと理解しています。基本的には取り決めであるので パソコン通信やインターネットとかとは、全くレベルの 違う概念です。
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- hika-ri
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- sinobu_wednesday
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インターネットとはInternet Protocol(インターネットで使ってるプロトコルだからIPと呼ぶのではなく、IPを使ったネットワークだからインターネットと呼びます)という通信方式(プロトコル。ハードウェア的な通信方式でなく、論理的な通信方式です)を採用し、全世界において運用されているネットワークです。これに対し、パソコン通信やキャプテンシステムは、それよりも前世代の通信方式を使った独立ネットワークだというところが一番の違いです。 それまでのプロトコルが、伝送路や中継の伝送装置に高度に依存し、ネットワーク間の普遍的な中継が困難だったのに対し、IPは全世界でユニークに割り当てられたアドレスと、主要ハードウェアベンダーやネットワーク事業者(プロバイダ)が採用して形成されている普遍的なルーティングプロトコルによって、全世界のネットワークを自在にリンクし、自律的にパケット転送が設定されることで、例えば世界の裏側のあるホストに向けたパケットが、複数の国家・プロバイダを中継して届くという例を見ないネットワークとなりました。 ネットワークがそれだけのポテンシャルを持つまえ(パソコン通信やキャプテンシステムの時代)は、中央にサービスを提供するホストを配置し限られたクライアントにのみ情報を提供するという閉域ネットワークしか構成できませんでした。当然、そこを流れる情報も、その閉域の中にのみ限られていました。情報の量が限られたものであるため、そのネットワークに加わりたいという人もまた、限られたのです。 ネットワークがIPによって開放された後は、全世界のコンピュータが相互に情報をやりとりすることが可能となり、情報の量が飛躍的に増え、またその情報を欲する人たちが次々とIPネットワークに接続することで、さらに情報の量が増えていくという好循環が生まれるようになりました。 インターネットは、まさにIPによるパラダイムシフトを実現したネットワークであり、そのポテンシャルはIPを採用したことにより飛躍したと言えると思います。
お礼
ありがとうございました。 キャプテンはファミコンやパソコンからも接続できるようにしていた時期もありましたが、インターネットとはやり取りできる情報量に格差があったのですね。
- o_tooru
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パソコン通信を体験できるところを知っています、 試してみてはいかがですか? http://www.honjonet.net/ こちらのサイトの、下の方。 TELNET接続 と言うのが、当時の感じを残しています。 アクセスすると、真っ黒な画面が出てきます。 そこで IDは guest パスは無し」(入力しないでリターン) そうしますと、コマンドを入力する画面になります。 昔は近隣のこういった草の根ネットに直接電話回線でアクセスしていました。
お礼
ありがとうございました。 試してみましたが、黒いバックはいかにも昔を彷彿とさせますね。
- o_tooru
- ベストアンサー率37% (915/2412)
こんばんわ、疑問はつきませんね。 さてご質問の件ですが、私もnifty時代からの経験者です。膨大な接続料金をNTTに払って楽しんでいました。 キャプテンシステムも私の職場にNTTから頼まれたとかで、おつきあいで一台入っていました。でもほとんど使いませんでしたね。(接続料は従量制だったと思います)確か、フランスのミニテルに習ったシステムだと聞いていました。 当時、niftyなどのネットワークを一元化するInternetの出現などは、ゆめだに想像することはできませんでした。 #古いことを随分、ご質問なさっていますね。お勉強ですか?
お礼
キャプテンは使ったことがあるのですが、それも端末撤去直前によく利用したぐらいでした。 とはいうものの、はじめは地域キャプテンにつないでいただけだったのが、いつの間にか全国キャプテンにつなぐようになっていました。これで日本全国のキャプテンを見て回ったものです。 使い込んだのは約4ヶ月と短期間でしたが、とても楽しかったのを覚えています。音も出ていましたしね。 ありがとうございました。
補足
>古いことを随分、ご質問なさっていますね。お勉強ですか? まあ、そういうのに近いですね。当方はコンピューターに強く興味を持っているのですが、コンピューターを使うようになったのはWindowsXPリリース後で、9X系のWindowsすらほとんど使ったことがない状況です。 大学生ということもあり、パソコン通信・PC-98・MS-DOSの時代はほとんど知らないので、昔のコンピューターがどんなものであったかを知りたくて、このような古い時代の質問をしているわけです。
- earthlight
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パソコン通信はアナログモデムを使ってホストコンピュータへ接続し、文字だけで情報のやりとりをします。 また、Webとは違い、キーボードからコマンドを入力する必要がありました。 インターネットだと一カ所のプロバイダに加入すれば、世界中のサイトを見ることができますが、パソコン通信は加入したサービス以外を見ることができません。別のパソコン通信局を見たければそこに加入し、電話をかけ直す必要がありました。 PC-VAN、Nifty-Serveなどの大手業者から、個人のPCを使った草の根ネットまで数多くのネットがありましたが、インターネットの普及によってその数は少なくなりました。
お礼
PC-VANやNifty-Serveは古いPC雑誌で見たことがあります。その頃は28.8Kとか14.4Kとかいったモデムが主流だったのですが、文字だけで情報をやり取りするのでしたらこれだけの通信量でも十分だったようですね。 ありがとうございました。
補足
で、今でも文字を書くときは当然キーボードから入力しますが、コマンドはどういった場面でどんなコマンドを入力していましたか?
パソコン通信はIDを持った人しか使えませんでした。 いわゆるクローズドネットワークです。 メールも部外者が送ることが出来なかったので、そこのユーザーになって送るしか無かったのです。 また、ダイアルアップが普通で初期は音響カプラー300Bpsであり、当時1分20円とか払っておりました。定額制は夢の又夢でした。 もう一つ動画や絵を使うのがほぼ無理でした。 またネットワークごとに特色があり、面白かったです。 Nifty,PC-VAN ASCIIーNET、ASAHI-Net等特色があるネットが多数ありました。今でも残っているのはNiftyとASAHI-Net位でしょうか?
お礼
結局パソコン通信は文字だけだったのですね。300bpsというダイヤルアップの56Kbpsと比較しても非常に低速の接続では仕方がなかったでしょうが、1分20円というのも高額であることが見て取れますね。 ありがとうございました。
補足
通信だけでなくメールもホスト内だけだったのですか…今ではヤフーBBのADSLに加入している人がDIONのADSLに加入している人にも地方のケーブルテレビに加盟している人にも、そして外国にもメールを送れるのが当たり前の現代からすれば、相当不便だったでしょうね。
- ymmasayan
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パソコン通信:1台のホストが有ってそこにアクセスする。 掲示板(BBS)機能が中心。文字ベース。通信方式はアナログモデム。 キャプテン:1台のホストが有ってそこにアクセスする。一方的な情報提供機能が中心。 簡単な図形が使えた。通信方式はアナログモデム。 上りと下りの通信速度に差がつけて有った。
お礼
要するに、パソコン通信は掲示板や電子メール、キャプテンは簡単なWebページみたいなもので、いずれもインターネットで代用できますね。 ありがとうございました。
補足
質問から少し離れますが、上りと下りの通信速度に差がつけて有るのは、ADSLと同じですね。
お礼
アドバイスありがとうございました。 約1Kbpsとは今からすれば超低速回線でしたね。当時は技術もあまり発達していなかったので数Kbpsも出れば高速と言われていた時代もあったようですが、インターネットに比べると制約の多い接続であったのは間違いないようですね。