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雲は水滴?
雲は、ほとんどが水滴で、過冷却のために-40℃くらいになっている。ということを聞いたことがあります。本当でしょうか。もしそうなら、その理由はなぜでしょうか?
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何で過冷却の状態が起きるかというと、それは外部から何の刺激もないからです。凍結するには、きっかけが必要なんですね。 通常は、凍結核の存在がそのきっかけになるのですが、これがないとなかなか水から氷に変化するきっかけが得られません。 過冷却の水というのは、うまくやれば家庭用の冷凍庫でも作ることができるそうです。過冷却状態の水をちょっと振動させると、瞬間的に凍りつきます。 なお、鉄に炭素を混ぜると硬くなるのは、外からの力で鉄の原子がずれるのを炭素原子が妨害するからです。 金属の形が変わるのは、原子レベルでは原子の位置がずれる、ということです。原子のズレを妨害する、というのは、変形しにくくなる(=硬くなる)ということです。 というわけで、凍結核の役割と、鉄中の炭素の役割は、全く違うものなのでご注意を。
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- chokipar
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過冷却水滴というのは、摂氏0℃以下でも凍らずに水滴の状態であるという意味です。 過冷却水の存在は気温と湿度、また凍結核の量などによって変わってきます。 地上付近の過冷却水滴は、空気中に浮遊する微粒子などに接触すると凍結してしまいます。この場合の微粒子を凍結核、または氷晶核といいます。 しかし上空へいくと空気は清浄になり、凍結核になるものが少なくなります。 そうすると氷点下10~20℃でも過冷却水滴の状態もありえます。 実際に-40℃の高度で飛行中の航空機に着氷が発生したという話もあるそうです。
お礼
気圧の低いところだからそうなるのでしょうか。純鉄もそれ自体は軟らかいが、炭素が混入すると硬くなるようなことと似てますかね。
- TTOS
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氷晶核があれば氷点下で凍るが,なければ過冷却の水滴として存在する,ただし氷点下40度まで下がれば氷晶核不在でも凍る。 ということでしょうね。 だからほとんどが水滴というのは言い過ぎではないでしょうか。
お礼
お答えありがとうございました。-40℃まで下がれば氷晶核不在でも凍る。ということですね。
- hoo
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-40℃は北国で寒気団がきた時ぐらいでしょう 氷点下以下になれば雪となって振ってきます 普段は水滴と言うか霧です 富士山など高い山に登ったときに雲が掛かっていますが霧の状態です
お礼
お答えありがとうございました。雪は、水蒸気(気体)が直接、結晶(固体)になったものですかね。
- Flak45
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マイナス40度の雲もあるかと思いますが、夏の空にわたがしのように見える積雲は高度が500m~1000mくらいですので、せいぜい地表より10度低いくらいです。 空気は高温であればあるほど多くの水分を溶け込ませることができますが、周囲の温度より高くなって膨張し比重が低くなると上昇し、上昇するにつれて大気圧が減じますので更に膨張します。 断熱膨張を繰り返すため温度は低くなり、湿度100%を超えると飽和して凝固した水滴が浮遊するようになり肉眼で見えるようになります。これが雲です。
お礼
お答えありがとうございました。凝結した水(液体)ですね。
お礼
お答えありがとうございました。