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J.Sバッハ
今現在バッハのシンフォニアを練習しているんですが、バッハがつかめません(><) ・建築的 ・荘厳 ・宗教的 なのは分かりますが、演奏に出ません。 ただの無色透明なバッハです。 ルール違反かもしれませんが、演奏のヒントに したいので、バッハを一言で教えてください!! (注)シンフォニアで分かるかと思いますが私は プロでも何でもありません。
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- shougayaki
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インベンションでも同じ事が言えますが、 ・主題(特に始まりをしっかり)を意識的に出す。 ・和声進行で強弱をつける。例えばV-Iのような終止形はIで落ち着くようにディミヌエンドをかけるとか。 これだけでも大分違うと思いますよ。 ちなみにバッハのみならずバロック音楽の「歌う」 とは、ロマン派のような歌ではなく、一節一節を「語る」 ということです。
- NY1997
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バッハのシンフォニアを一言で言い表すのはあまりにも難しいのですが、突き詰めると次のようになるかもしれません。 ・多声部の独立<技術的> ・楽想をよく歌う<音楽的> バッハは宗教音楽やフーガといった作品を多数作曲しています。そのためか世間ではバッハの作品に対して、教会と結びつけて宗教的なイメージが強く抱いているように思います。しかしバッハの宗教的なイメージとは別に、優れた教育家でもあります。 そのバッハが音楽表現と、作曲と、テクニックとを総合的に鍛えることが出来るようにと作曲したのがインベンションとシンフォニアです。今ではもっぱら平均率クラビア曲集の前教程として利用されていることが多いようです。 さて、シンフォニアですが、多声部を弾き分けるテクニカルな教材として割り切ってしまうには実に惜しくてなりません。シンフォニアのどの部分でもいいですから、例えば右手だけあるいは左手だけで心をこめて弾いてみてください。シンプルな中に美しい響きが感じ取れると思います。こういう美しさをシンプルな音符の流れの中に織り込むとはさすがは偉大な作曲家のバッハ、というところでしょうか。 「無色透明なバッハ」ということですが、構わないのではないでしょうか。まずは自分が「うわ~美しい!」と思えるような演奏をすることです。一歩進んで聴衆にも「美しい!」と思っていただければ最高です。この「美しさ」を理解する音楽性と、美しさを表現するための技術の獲得がインベンションとシンフォニアに託したバッハの意図だと思います。 いかでしょう?
お礼
これから自分の色彩をつける意味でも、掘り下げて研究したいと思います。 本当にバッハは奥が深いですよね。だからいろんな作曲家に影響を与えているんでしょうね。ご回答ありがとうございました。
バッハのシンフォニアには「宗教的」な色彩はないと思っています。 わたしの MIDI サイトにインベンションとシンフォニア各15曲づつ全曲アップしてありますので、ご参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございます。MIDIサイトも聴かせていただきます。
お礼
一節を語るですか、深い言葉ですね!!これから研究したいと思います。ありがとうございました。