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青年海外協力隊帰国後
こんばんは。 私は以前青年海外協力隊について質問をさせていただいた ことがある者ですが以前は仕事の都合により応募が 結局できなく春募集の応募を考えています。 それで最近とても気になってきることが帰国後に 大学院進学を考えていて専門家として仕事ができるように なりたいと考えています。JICAで専門家を視野にいれた 大学院修士プログラムのような募集を見たのですが 協力隊帰国後にあのプラグラムに応募して合格する方 は多いのでしょうか。もしくは自費で大学院終了後 国際協力の専門家として仕事をする方は多いのでしょうか。私の年令が28歳で年令的にもキャリアチェンジは 大きなリスクが伴うので是非お聞きしたいと思いました。 経験者の方がいらっしゃいましたら教えて下さい。 よろしくお願いします。
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こんにちは。 NGO活動を無給非専従(本業は別にある)で15年やっています。国際社会開発の研究者でもあります。 おたずねの件に関してですが、キャリアとして考える場合は、リスクは小さくない、と言わざるを得ません。 そもそも開発ワーカーという仕事は新しい仕事で、なり方の王道が定まっていません。特に現在40代より上の専門家は、さまざまなキャリアを経てなっています。気がついたら専門家と呼ばれていた、という人がほとんどです。ですから、「転職」という意識で考えるなら、むずかしいと思います。 また、JOCBの経験は、分野にもよりますが、いわゆる開発系の専門分野でなければアメリカに2年高校留学していた、というのと同じ程度で、助けにはなってもキャリアとしてはほとんど役立ちません。 では大学院へ行けばいいかというと、それもまた簡単ではないのが現状です。開発専門家のジョブオファーはもともとかなり少ないのです。勉強をし、海外経験を積み、さらに勉強し、ということを繰り返しているうちに、うまくいけば専門家になっていくでしょう。それだけの心と経済的な余裕があれば、おすすめします。面白い仕事だとは思いますから。ただし、開発という考え方そのものに根源的な反対論もある、ということは覚えておくべきでしょう。『脱「開発」の時代』晶文社 は押さえておいてください。 キャリアに関しては『裏道国際派』新潮社OH文庫が参考になります。読むとさらにがっかりするかもしれませんが、「これを読んでがっかりする程度のガッツの人は所詮専門家になれない」という書評もありました。 参考URLは、専門家たちの拠点のひとつです。ごらんください。
- 参考URL:
- http://www.dwml.net
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- riderfaiz
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多いかどうかは分かりませんが、合格して行った知り合いが 2人います。 協力隊終了後、自分でさらに勉強して援助の専門家に なっている人も結構います。 それが全体の中で見たとき多いかどうかというのは 何とも言えないのではないでしょうか。 専門家の公募は協力隊経験者だけに公開されている わけではないので、そういう意味では一般の人と 得られる機会は同等でしょう。 協力隊は普通の人が海外でボランティアをする機会であって 援助専門家への登竜門ではないですから。 帰国隊員の大半の方は地域や職場の中でそれぞれの 得た経験を活用されているものと思います。
お礼
お答えありがとうございます。今の自分の経験、知識でできることをよく検討してみたいと思います。
お礼
お答えありがとうございました。わかってはいたけれども現実は甘くないですね。よく考えてみたいと思います。