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トランス2次側接地でこんなことが
私は生産設備の電気屋なのですが、先日中国での設備の据付けで困ったことがおこりました。 設備の電源入力の構成は 工場電源(三相380V)→メインSW→メインブレーカ(NFB)→ダウントランス(入力:Δ、出力:スター)→設備内部 で、ダウントランスの2次側(スター)は中性線を接地しています。 そこでメインSWを何度か入り切りすると、メインブレーカがトリップしてしまいます。 設備内部やトランスに不備が無いか(漏電)も確認しましたがOKでした。 ところが、トランス2次側の中性線接地を外すとトリップしなくなります。 メインSW投入時のトランスの突入電流が悪さをしているのかとは思うのですが、2次側の中性線接地の有無との因果関係が判らずに困っています。 帰国してから再現試験(システム電源にて三相380Vを発生させて)を行いましたが、あれ程再現性のあった現象が再現しません。 違いがあるとすれば、三相の電圧バランスが現地では380~390V程度の崩れがあった程度です。 どなたか判る方がおられたら、判りやすく教えていただけませんか?
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- sou_tarou
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変圧器の中性線の有無が地絡の帰還回路の有無に直結しているからです。 中国工場での回路の場合、スター結線で中性点を接地。 そこに380から390の不平衡電圧を加え変圧器を励磁しているため、三相の不平衡により電気的に地絡電流が流れたと思います。 中性線を切り離すと地絡の帰還回路がなくなるため、地絡電流が流れることができず、ブレーカーの動作ができなかったのではないかと推測します。 ブレーカーは漏電保護つきで短絡ではなく漏電保護が働いていませんでしたか?
- kuro96jp
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過去に似たような質問がありましたので、こちらを見てみてはどうでしょうか?
お礼
回答いただきありがとうございます。 参考URLは事前にチェックをさせていただきましたが、ブレーカがトリップする頻度が中性線接地の有無で明らかに変化があったため、理屈がどうも判らなくて質問をさせていただいています。
お礼
回答ありがとうございます。 やはり、主電源の電圧不平衡がポイントなのでしょうか。(私もそんな気がしています) ただ、残念ながらブレーカは漏電保護無しの単なるブレーカです。 本当は、現地に測定に行けばすぐに分かるような気がするのですが、最近は中国も対日感情が悪いようで、 渡航も出来ず・・・(費用も無いのですが) また、お気づきの点がありましたら教えてください。