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真冬っていつ?
どのカテゴリーが適当なのか悩みましたが…。 「真冬」という言葉の定義について良くわからないのですで教えて頂ければと思います。広辞苑で引くと、「冬の真っ最中」とだけあります。 12月や1月のテレビ(NHK他)の天気予報で「今日は真冬並の寒さになります。」または「真冬の寒さになります。」と言われると、なんか「ん?」と思ってしばし考え込んでしまうのがこの疑問の発端です。「今は真冬なんだから当然だろう。この言葉使いは変ではないか?」と思ってしまうのです。特に「真冬並」と言われると「今は真冬でないのに真冬並の寒さになる」という感じがしてしまいます。(「真冬の寒さに戻る」ならわかるのですが…)例えば大人に大人並という言葉は使いませんよね。子供が大人並である時、またはそんなことをした時に使うと思います。「真冬の寒さになる」というのにも若干の違和感を感じます。真冬の月に使うなら、この場合他の言葉、例えば「平年並」とか「平年より何度低い」と言った方がいいのでは?と思ってしまうのです。でももしかして天気予報では「真冬」とは、ある特定の意味をさす決まり言葉なのかななどとも思ってしまいます。それからさすがに2月になって「真冬並」とは言わないようで、では真冬って2月のことなのかな、などとも思っています。 長々書きましたが、上文中の天気予報の言葉は適切なのか、また真冬っていつのことなのかについてなどお分かりになることがあれば教えて下さい。よろしくお願いします。
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気象庁の用語は比較的新しい使い方だと思います。日本人が昔から使ってきた、季節の挨拶の言葉としては 冬、真冬、早春、春、梅雨、初夏、夏、真夏、晩夏、初秋、秋、晩秋などがあり、真冬は2月頃の挨拶に使われますね。「暦の上では春とはいえ、真冬の寒さが続いております」 世界の多くの地域では一年を乾季と雨季で感じる時、 一部の恵まれた地域で四季を感じます。日本人は四季を初め、真ん中、終わりと分け、一ヶ月を更に上旬、中旬、下旬、つまり季節の移り変わりを10日ごとに感じ分ける繊細さを持っています。真冬はこのような季節の感じ方のひとつだと思います。 現代風(気象庁風)に取るか伝統の季節感で捉えるか はケース・バイ・ケースでしょう。
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martinbuhoです。若干補足します。 我々が使う季節用語のほとんどは大陸から学んだものです。つまり旧暦時代に大陸性気候の大陸での季節(気候)用語を季節のづれを修正しないままに伝統的に使っているわけです。(モンスーン地帯の島国で)従って細かく詰めていくと合わなくなります。文学用語、庶民の用語としておおらかに受け止めるしかないと思います。 同じようなことが西欧でも起こります。ローマ時代の一年は春から(3月)始まり、後に1月と2月が年初に追加(移動)されています。従って新年や春をあらわす古い用語、習慣に微妙なづれが起こるはずです。又、第8の月~第10の月(october-december)が11月~12月の名前として今日も使用されています。
お礼
補足アドバイス有難うございました!なるほど…季節用語というのは元々大陸から来たものだったんですね。ということは昔と今の感覚のズレということではなく、最初から気候の違う大陸と日本とでははズレがあったということですね。外国の文化を何でも有り難がってしまう日本人のクセは昔も今もあまり変わっていないのかな。しかし今ではそのズレが詩的な雰囲気をかもし出している気もしますね。特に2月は「真冬」と「春」が同居してて大胆で面白い感じもします。 ローマ時代の話で、一年が春から始まるという感覚は何故か日本と似ていて興味深いですね。そういえばタコはoctopus、八角形はoctagonですから、やはり「oct-」は元々「8」の意味なんでしょうね。十年はdecadeともいいますから「dec-」はやはり「10」の意味でしょうか。確かに2か月ズレてますね。年初に後から2か月足したからそうなったんですか…。しかも名前も直さずにそのままにしたというアバウトさが面白いですね。私も見習ってもう少しアバウトに季節用語を捉えようかなと思いました。 このカテゴリーで質問したおかげで、言葉のとても為になる話も聞けて良かったと思います。どうもありがとうございました!
補足
この場をちょっとお借りして… 皆様からそれぞれ視点の違うアドバイス、回答を頂きまして、全てとても参考になりました。(ポイントを付けられなかった人ゴメンナサイ) 「真冬」の概念が私の中で大分出来て来ました。有難うございました。
- kanpyou
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暦に、 「冬至」 「小寒」 「大寒」 「節分」 「立春」 とあります。
お礼
ご回答有難うございました。暦の5つの言葉(節気)を書いて頂きまして、ここから何を読み取るかということになるのでしょうか。おバカな頭で考えますと、この中ではやはり「大寒」が真冬ということになるのかなと思いますがどうでしょうか。 それにしても広辞苑の「冬の真最中」という言葉も気になります。「冬の真最中」はやはり大寒のことなのでしょうか…。小寒は入らないかなぁ…。
補足
すみません。良く見ると「回答」ではなく「アドバイス」だったんですね。微妙にこちらのお礼欄の言葉がズレてしまいました。ナイスアドバイス有難うございました!
- shkwta
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東京の場合、平年値では1年のうちもっとも寒い時期は1月27日~2月2日になります。12月始めはこのもっとも寒い時期より5℃ほど気温が高いので、12月に特に寒い日があれば、1月末と比較して「真冬並み」といってもおかしくないと思います。 なお、「真冬日」という語であれば「最高気温が0℃未満」という明確な定義になります。
お礼
ご回答有難うございました。一年で最も寒い時期は1月27日~2月2日なのですね。その時期を「真冬」と考えるというのはかなり有り得るという感じがします。私は何年か前からこの疑問にとりつかれていて毎年冬場の天気予報には聞耳を立てているのですが、確かにそのあたりから天気予報でも「真冬並み」を使ってない気もします。今年はもう過ぎちゃいましたね。確かめられなくて残念。 12月の前半に「真冬並み」と言っててもああそうかなと思うのですが、大晦日や1月になってもそう言ってると違和感を感じてしまうのです。でもとても短い期間なんですね。 とても有用な回答どうも有難うございました。
- RX1-03
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気象用語に真冬日と冬日があります。 真冬日→一日の内で最高気温が氷点下の日 一日中氷点下であること 冬日 →一日の内で最低気温が氷点下の日 これから来ているように思います。 ちなみに私の所は北海道北部の内陸で「しばれる」地域で、年明け後非公式ですが-30℃までいきました。震え上がるくらいですが、それでも晴天でお昼ころには気温も上昇し幾分すごしやすくなります。 ところがそれほど冷え込まなくても真冬日となると一日中気温が上がらず、外気温以下に体感温度が低く感じ体の芯まで凍えてしまいます。
お礼
早速のご回答有難うございます。なるほど「真冬日」から来ているのでしょうか。確かにそれなら月とは関係なく使えますね。 「真冬日」と「冬日」があるのですね。初めて知りました。瞬間に気温が劇的に下がるより、一日中氷点下ほうがきついみたいですね。参考、勉強になりました。どうも有難うございました。
- garamond
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今真冬であれば、「真冬並み」は変ですね。 「真冬らしい~」と言うべきでしょう。
お礼
早速のご回答有難うございます。そうですよね。真冬であればやはりおかしいと感じてしまいますよね。「真冬らしい寒さ」…んー、いい表現ですねー。これもっと使って欲しい気がします。ありがとうございました。
お礼
ご回答有難うございました。(お礼が遅くなってすみません) 冬場の挨拶に使う言葉には「冬」と「真冬 」があり、そして「真冬」の方は2月頃使うんですね。なるほどそういう面から考えるとわかりやすい感じですね。なかなか手紙を書かないのでそちらの方面には疎かったです。しかし伝統的な季語というのも現代的な感覚で掴むのは難しい気もしますね。特に1月2月あたりは…。ケース・バイ・ケース…確かにそんな気もします。為になるご回答どうも有難うございました。