- ベストアンサー
小児精神科の広汎性発達障害の診断
2歳7ヶ月の娘が先日小児精神科で広汎性発達障害と診断されました。医師は娘の遊ぶ様子と私(母親)の話から診断されました。脳波の検査や発達のテストなどを想像していましたが、広汎性発達障害とは3歳前にこれだけで診断出来るものなのでしょうか? それと広汎性発達障害についてですが、「人の気持ちを汲み取ったり周囲の状況を判断する力が自閉症ほどではないが、健常の子よりも弱い」「自閉症と健常の子との境は比較的はっきりしているが、広汎性発達障害と健常の子との境は非常に曖昧」という説明を医師から受けました。 その時はショックで何も言えなかったのですが、今考えるとよく解らない説明で・・。私は自閉症と広汎性発達障害は同じもの(総称)だと思っていたので???です。実際にはどうなのでしょうか? ちなみに複数の専門家(心理士)には「自閉症ではないと思うけどグレーゾーンですね」「2歳なら個性の範囲だけど・・」とか「個性なのか軽い自閉症なのか解らない」と言われています。 娘はマイペースで人懐っこい性格です。言葉は自分の名前と年齢は言えます。3語文で話しますが、自分の要求と独り言が多いです。コミュニケーションは「(おやつなど)ママ、いっしょにたべよう」「ほん、よんで」「どらえもん、うたってほしい」などと自分から言います。オモチャなどを見せに来たり、ままごとを一緒にしたり。アニメソングが流れると「ママ、たって」と一緒に踊るように促します。ひょうきんな子なのでカゴを頭に被って「ママ~、ロボット」などと笑わせてくれたりもします。家族は診断に半信半疑です。 セカンドオピニョンを聞く為に来月小児神経内科を受診予定です。医師の広汎性発達障害と自閉症は違うような説明と3歳前での診断に疑問を持ちました(以前からネットなどで調べていたものとは違うようなので)。詳しい方や経験者の方がおられましたらぜひ、ご意見お聞かせ下さい。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
母子でアスペルガー症候群の者です。 娘が2歳7ケ月の時に、アスペルガーと診断されています。 娘より先に、私が発達障害の診断を受けていましたので、特にショックなどは無かったのですが、本人を見ていてもどこが自閉症??って感じだったので、診断の根拠を尋ねました。 検査の時、脳波は測定していなかったのですが、発達検査は受けていました。 この検査の結果は、少しの遅れは見られるものの、明らかな障害が認められる程に特徴的ではありませんでした。 なので、診断の決め手となったのは、診察室での遊び方の独特さです。 自閉症の三大特性のうち、 社会性と想像性の欠如を、遊びの中でおこなった行動を取り上げて説明して頂きました。 (後日、コミュニケーションの取り方の独特さも指摘されています。) deicy55さんの書き込みから判断すると、受診前にかなり自閉症の事を勉強されているのではないですか? 知識を持った人からの聞き取りは診断の決め手になり易い気がします。 今3歳3ケ月で、親や保育園の先生から見れば、これでもか!って程にアスペな娘ですが、自閉症の知識が無い人は気付いていないと思います。 その程度でも、ある程度知識があれば、定型発達の子との違いはわかるんですよね。 診断名がついてもつかなくても、そう判断された根拠を医師に尋ねてみて下さい。 普段接しておられるdeicy55さんが納得出来る返事を返してくれた医師の診断が正しいと思います。
その他の回答 (4)
- nikomama
- ベストアンサー率50% (3/6)
息子が3歳9ヶ月の時にここカナダで広汎性発達障害と診断されました。 うちの子はdeicy55さんのお子さんとそっくりです。 といっても、4歳1ヶ月の今現在と、ですけれど… とっても人懐っこくて、家に来た人の膝にすぐ乗ってしまったり、ショッピングモールで同じ年くらいの子を見かけると付いていって遊ぼうとしたり、抱きついたり、キスしようとしたり… そしてよく「ママ、みてみて~」と言ってひょうきんなことをしたり、ただ天井を指差すこともあります。 言語訓練も大好きで、「メラニー(ST)に会いに行く?」と聞くと玄関に飛んでいくほどです。 ちなみにカナダでは言語障害のない自閉症をアスペルガー症候群と呼んで高機能自閉症と区別しています。 うちの子は今のところ高機能ですが、将来アスペになる可能性だってあるんです。 ただ、私の小児精神科医に言われたのは 「もしあなたのお子さんが違う病院に行ったとしたら 自閉症とは診断されない可能性が高い」ということなんです。 それはそれで良かったのかもしれないけれど、 実際いろいろなサポートを受けられるようになって息子はどんどん変わっていきました。 もともと広汎性発達障害は自閉症スペクトラムといって、ここからここまでだと自閉症! というはっきりした区切りがないんです。 だから、限りなく自閉症に近い健常者もいれば、 限りなく健常に近い自閉症者もいるんですよね。 これはその精神科医の受け売りですが。 そして私のソーシャルワーカーは 「診断は子供が療育を受けたり周りに理解してもらうためのチケットなだけ。当の本人は生まれたときから何も変わってないの。その子に世間一般の代名詞を周りがつけてたがるだけ」と。 うちの子も明るくてスキンシップ大好きです。 ただ、叫んだりこだわりがちょっと最近増えてきて 外見ももう幼児から男の子に変わり 少し一緒にいれば他人でもなんかちょっと違う、 とすぐ分かるようになりました。 それでも保育園は好きだし、まだ周りの子供たちも偏見のない年頃なので 「nikoはおしゃべりがあまりできないから一緒に遊ぶときも教えてあげてくれる?」 というと仲良く遊んでくれます。 こどもって、許容範囲が広いんですね。 大人よりよっぽどうまく教えてくれたりします。 でも家の中でも私達親がかくれんぼを一緒にしたりして遊び方を教えています。 ただ、上でも言ったようにここからここまでが障害、という区別はないんです。 健常児でも自閉症の子が好むことや好んですることをします。 あえていうなら自閉症児はそれをなかなか止められないことかな。 何度も何度も繰り返してしまったりそこから離れられなかったり。 だからもしかしたら娘さんだって自閉症の子がすることを好んでしてるだけのなんの障害もないかもしれない。(私はそう思うのですが) ただオクテなだけかもしれない。 でも万が一自閉症だとしても、自閉症スペクトラムの子供たちだって発達していくんです。 自分たちのやり方で。 それを普通よりもっとたくさん親や周りの助けが必要なんですよね。 学び方が違うだけ、といったらいいのかな。 だからdeicy55さんのお子さんも教えなくてもひょうきんだったりするところは一緒に楽しんで伸ばしていけばいいし、周囲の状況判断が苦手ならそれを分かりやすく教えてあげればいい、ってことだけなんですよね。 自閉症にこだわることはないですよ。 そういう診断があればもっと助けが得られる、とぐらいに考えましょうね! deicy55さんの文面からお子さんへのあふれる愛情を感じました。 あなたなら、どんな診断が下ろうとお子さんと頑張りぬけられると思いました。
お礼
ご回答有り難うございました。大変参考になりました。 他の病院を受診したところ、「確かに自閉傾向は強いが、この程度ならあまり心配しなくてよいでしょう」と言われました。 nikomamaさんの書かれたとおりだったのでちょっと驚きです。どうやら娘はちょっと境界線の方に近いところにいるようです。仮に広汎性発達障害であったとしてもごく軽いもの、だそうです。娘ぐらいだと昔なら普通だったのが今では診断名が付いてしまうのだとか。 また、「幼稚園に通っても特に説明しなくてもよいでしょう」「療育施設も行くほどではないと思うが、通えばより成長出来るでしょう」と言われました。このまま幼稚園に通わせたいのですが、やはり無理をせず4月から療育施設へ通って様子を見ようと思っています。 nikomamaさんの息子さんのようにサポートを受ける事によってきっと娘も成長していってくれると思うので・・。 ちなみに前回と今回の受診で診断がちょっと違うのは前回の医師は私の話から、今回の医師は娘の様子から主に診断したからだと思います(私にはそう思えました)。今回の医師は娘に色々なオモチャを与え、娘が遊ぶ様子を見て色々説明して下さいました。娘は遊びながら「ねぇ、ママ」と何度も呼び、「一緒に遊ぼう」と言ったり。こういうところを見て心配ない、と言われたと思います。その後発育テストもしましたが、結果はまだ出ていません。 最初からこの先生に診てもらっていれば、と思いました。 nikomamaさんにはとても励まされました。有り難うございました。
- natu77
- ベストアンサー率30% (408/1342)
今、11歳の自閉症の娘を持つ母親です。 娘は3歳の時に「自閉傾向(高機能?)」とまず診断され、それから自閉症→自閉症中度知的障害を伴う→広汎性発達障害中度知的障害を伴うと診断書を書いて頂くたびに、障害名も変化しています。 実際は本人がすごく変化したという事もなく、単に発達検査の結果を見て、主治医が付けてくれたという感じです。 ですから、自閉症も広汎性発達障害も内容的には一緒だと思いますし、それが違っていても問題の本質に影響は与えないと思います。 お友達のお子さんは行くたびに新しい診断名が増えていき、最後にやっとLDでいいのでは?と落ち着いたとか。 私の聞く範囲では、最初に診断を告知する時に主治医は症状より少し軽めに告知して、療育などへ誘導し、訓練を受けたり、親が勉強していく中で、「本当はもう少し重たいと思っていた」と言う例があるみたいです。 多分、うちもそうだったと思います。 告知を受けられて、これからどんどん伸びていく姿に「間違いではなかったのか」と思う日も来るかもしれませんが、現状の子供たちの中には7%くらいこんな子供さんがいることを考えれば、単に見つからない子供が多いというのが近いのかな?と思ってます。 とりとめなくてすみません。ご参考まで。
お礼
経験者の方からアドバイスを頂き光栄です。 おそらく娘の成長と共に診断名も変わっていくかと思います。発達障害の子の診断名は小学校の低学年くらいにならないと正式には分からないものかもしれませんね。 医師には「あまり診断名にとらわれないように」と言われました。natu77様のおっしゃるように、娘自身が診断名によって大きく変化する、という事もないようですし・・。 むしろ診断名を気にする事によって変わってしまいそうなのは自分のような気がします。 友人にも「あまり深刻に考えない方がいいよ」と言われました。もちろん親としては心配ですが、友人の子の周りにも娘と同じような子は決して少なくはない、と。 普段の生活の中では娘が広汎性発達障害と言われた事も忘れてしまいそうなくらいですし、娘がいると家族に笑いが絶えません(ほんとうに面白い子なんです・・)。もちろん、時には悩まされる事もありますが、育児に悩まない親はいないと思いますし・・。いつもニコニコしていて本当に可愛い(親ばかです)この子が自分の娘でもったいない、と思う時もあります(親ばかの重症かもしれません)。 この度は貴重なご意見を有り難うございました。
ウチにも2歳半の息子がいますが、書かれている娘さんのお話の様子や遊びの様子だけをみるとウチの息子や息子のお友達とたいして変わりませんが。 ほかにどんな症状があって、受診されるに至ったのか、お聞かせいただけませんか?
お礼
こんばんは。受診する前にまず、市の発育相談へ行きました。育児の専門家に娘の発達について相談したかったので。実は病院に行くのにも大変勇気がいりました。受診に至るまでにも自分の中では少なからず葛藤があったのです。 まず、私自身に持病があり妊娠前からずっと薬を服用していた事。妊娠中からずっと薬の影響が出ないか不安でした。 言葉の遅れ程度なら特に心配しなかったと思いますが、顔をしかめる・つま先歩き・不自然な走り方・オウム返しが多い・スーパーなどであまり親を気にせず走って行ってしまう、などがありました。これらの行為は健常の2歳児でも見られるのでその時点では判断できない、との事でした。「こだわりや自閉症児特有の行動が見られないのでグレーゾーンです」「何だか解らないけど心配」とあやふやな答えしかもらえず、不安が増しただけでした。走り方は小児整形外科で「筋肉が非常に柔らかいがこの程度なら10人に1人程度。性格もあるかも」と言われました。 そして一番気になったのが後ろから知らない人に急に抱きつくという行為です。最初は人懐こいなぁと思いましたが、何度も繰り返す娘に「何かあるのかもしれない」と不安になり、相談に行きました。結局納得のいく答えは頂けないうちにその行為は治まりましたが、今でも同じ年頃の子や若い女性には興味があるのかついて行こうとする時があります。 コミュニケーションはある程度取れるので広汎性発達障害である、とは(専門家でなければ)気付かないかもしれません。ちなみに近所の小児科では笑って「考えすぎ。大丈夫ですよ」と言われました。家族でさえ半信半疑です。言語訓練の訓練士にも「(診断が)早いですねぇ。コミュニケーションも取れてるし。」と驚かれました。「まだ2歳なので診断がこれから変わるかもしれない」とも。挨拶も自分から出来ますし、コンビニなどで買い物も出来るので初対面の方に「しっかりしてるね」なんて言われる事もあります。 少しずつですが、集団行動も他の2歳児と同じように出来るようになりつつありますし、遅れていた言葉も数ヶ月で驚くほどお話するようになりました。今では親子教室でも娘の遅れや行動は目立ちませんし、不自然にも思えません(まだ差が目立つような年齢ではないのですが)。実際に性格なのか、広汎性発達障害だからか、は解りませんが「何となく憎めない、面白くて可愛い娘」と思っております。
- funiko1031
- ベストアンサー率34% (54/157)
心理士です。しかし「子どもの発達障害」を専門としていませんので、一般人としての発言ですのでご了承ください。 子どもの発達障害には精神遅滞、自閉症、ADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)、ダウン症などさまざな障害があります。 その中で、自閉症と自閉症の近隣グループを総称して「広汎性発達障害」と呼んでいます。 つまり広汎性発達障害の中に自閉症も含まれるという解釈でよいかと思います。 2歳の時点で広汎性発達障害と診断されたということですが、他の専門家も言うとおり「それが個性なのか障害なのかは分からない」というのが本音だと思います。 というのも、子どもの発達というのはそれこそ十人十色で、早くからおしゃべり・運動できる子もいれば、後の方になってグーンと一気に発達する子もいます。 deicy55さんのお子さんの場合、「今の時点」で平均的な子どもの発達状態に比べて遅れがちなのでしょう。 だけど、今の時点で悲観することもないかと思います。 先ほども言いましたが、子どもの発達はその子その子で違います。 大切なのは今の段階で他の子どもより遅れている部分を、引き伸ばしてやるような関わりをしてあげることではないでしょうか。 その為ににも、どう関わっていけば良いのかを専門家(心理士や、小児精神科医)にアドバイス受けるのが良いかと思います。 ご心配なのはよく分かります。 しかし「この子は障害児なんだ」という目で接していると、お子さんは敏感に感じ取るものです。 あまり神経質にならず、お子さんの成長を信じてあげてください。 あと小児神経内科で受診されるということですが、それは医師や心理士から勧められたのでしょうか? 広汎性発達障害や自閉症は、精神科や小児科の分野だと認識しています。 神経内科は「髄膜炎」「小脳性障害」など、脳神経を専門に扱う分野です。自閉症などは、おそらく専門外では・・・。 もう相談されたかもしれませんが、県や市の施設で、発達障害の相談施設というのがあります。 そこには専門家が配置されていますので、行ってみると良いかと思います。
お礼
お返事有り難うございます。解りやすい説明で納得出来ました。 それと、大きな間違いをしておりました。小児神経内科ではなく、小児精神神経科でした。大変申し訳ございません。受診は今後の方針(療育など)の為に心理士さんから勧められました。地域には3つの療育施設があり、娘には週2回の2~3歳児を対象とした母子通園の療育教室を勧められていましたが、受診するまでは通う決断をするのに抵抗がありました。 春生まれなので今年の春から幼稚園の3歳児保育を考えていましたが、心理士さんと医師に相談した結果、入園を急がずに4月から勧められた療育教室へ通う予定です。同じ集団生活でも幼稚園のように子供だけの環境は今の娘にはお勧め出来ない、との事でした。半年~1年療育教室に通った後、入園を考えたら、と。子供同士のやりとりの中にまだ、大人の働きかけが必要だそうです。それと、地域にはマンモス園しかなく娘に合う小規模の園が見つからなかった事も理由の一つです。集団から離れても放置される可能性大と言われました。そして早くから集団に入って伸びる子もいれば、自信を無くしてしまう子もいる、と。 また、初めての育児で神経質になっていたかもしれません。児童相談所でも「この子くらいなら母親によっては気にしないかも」とも言われた事があります。両家ともに初孫で子育てに不安を持った時に相談出来る人が近くにいませんでした。唯一同居の母には「言葉が遅い(今はだいぶ話せるようになったと思いますが)」「こんなに泣くのはおかしい」などと言われてかなり悩みました。 娘は現在、親子教室と言語訓練に通っています。親子教室ではお友達と自分から手を繋いだり、お遊戯をしたり。とても楽しみにしていて「せんせい(のところへ)、いく!」と喜んでいます。言語訓練も同様で「せんせい、描いて」と言うほどです。 娘はいつもニコニコして人懐っこいので可愛い、面白い、などと知らない人にもよく声を掛けられる自慢の娘です。もし娘に苦手な部分があれば理解してあげたいし、逆に得意な部分があれば伸ばしてあげたいと思っています。療育は母子通園なので娘と一緒に頑張ろうと思います。大変ご丁寧で良いアドバイスを有り難うございました。とても参考になりました。
お礼
お返事を有り難うございます。経験者の方からご回答頂き、大変参考になりました(本当に涙が出る思いです)。 娘も一見どこにでもいる女の子ですが、かなりマイペースで親子教室の保母さんが言うには特にお友達の中に入って行く事が難しいようです(一緒には遊びたがります)。 自閉症については、受診の予約待ちの期間が長かったのでとても不安で色々調べてみました。また、素人ですが仕事上自閉症の子達と一年くらい接する機会がありました。 診察室での娘は初対面の医師に対して恥ずかしそうにしながらも特に変わった様子は無く普通におもちゃで遊んでいました。 自閉症の特徴として当てはまる事とそうでない事がありますが、医師には「こんな事があります」「他にもこう言う事が・・」というような内容でお話ししました。 おそらく医師は娘の遊び方よりも話の内容から判断されたのだと思います。 次回受診の際に改めて診断の理由を医師に尋ねてみたいと思います。 この度は貴重なご意見を有り難うございました。