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FAT16/32とNTFSの違い.
こんにちは.はじめて書込みするtoroimoです. 掲示板の過去のスレッドをいくつか見たのですが, FAT16/32とNTFSの違いがよく分かりません. 私の理解では,Win9xをインストールするときは, ファイルシステムの形式FAT16/32としてフォーマットし, WinNT/Win2kのインスールの際は,NTFSとしてフォーマットする ぐらいです. 過去のスレッドでは,1台のNTマシーンを複数のユーザーが 使用する場合はセキュリティNTFSにした方がいいと記載されていました. この点もよくわからないので,もしご存知の方がおられましたら 御教示よろしく御願い致します.
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まず、管理、メンテナンスの点からいうと、 たとえばWindows自体の起動に関係するあるファイルが 破損していた場合、FATならDOSモードで起動してOSの CD-ROMから復元という処理が簡単にできますが、NTFS だと、WinNT/2kのインストール画面の途中に表示される 選択肢から、「修復セットアップ」を試して上手く復旧 すればよし、駄目なら再インストールまたは、リカバリ するという手順になります。 また、ユーザが「NTFSなので自分だけしかアクセス できないようにしよう」と思ってアクセス権の変更を したけど、「Everyone:フルコントロール」を削除する のを忘れて、結局みんなから見れていていたとか、 管理者がバックアップしようとしてバックアップ できず見捨てられたとか、バックアップするために 管理者が「所有権の取得」を行い、ユーザの設定を 強制的に変更してしまったりすることもあるでしょう。 という事情があり、Windowsは所詮Single User OSで しかないということです。 無理に複数のユーザで使おうとすると思わぬところで 不具合がでる可能性が高いと思います。
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- selenity
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NTFSにせよ、複数のユーザで使うにせよ、 使う側の人間がセキュリティというモノを 分かっていなければ、邪魔な機能になって しまいます。むしろFATの方が便利かも しれません。(NTFSだとDOSからファイルを 置き換えたりできないので、障害時は結構 辛いです) できればWindowsはNTであれWin2kであれ、 1台1人が原則と考えてください。 NTFSのアクセス権はUNIXのアクセス権と若干 異なり、アクセスを[許可]されているユーザ、 グループの論理和を計算し(A)、その中で 「最も弱い制約(読み書きに関する制約の少ない)」 のアクセス権が適用されます ところが[拒否]されている設定があれば [許可]のアクセス権よりも優先して アクセス拒否されます。 最後に残ったグループ/ユーザだけがその リソースにアクセスできます。 NTFSはUNIXのパーミッションよりかなり複雑な アクセス権を設定することができます。
お礼
selenityさん,アドバイスありがとう御座います. >(NTFSだとDOSからファイルを >置き換えたりできないので、障害時は結構 >辛いです) しかし,ちょっと以下↓の意味が理解できないので 補足解説御願いしたのですが… >できればWindowsはNTであれWin2kであれ、 >1台1人が原則と考えてください。 わかりました. >NTFSのアクセス権はUNIXのアクセス権と若干 >異なり、アクセスを[許可]されているユーザ、 >グループの論理和を計算し(A)、その中で >「最も弱い制約(読み書きに関する制約の少ない)」 >のアクセス権が適用されます かなり柔軟かつ複雑な設定ができるのですね. 勉強になりました. どうもありがとうございました.
- sesame
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NTFSが従来型DOSのFATと根本的に違うのは、ファイルごとに細かいセキュリティレベルの設定ができることです。 各ファイルがそれぞれアクセスコントロールリスト(ACL)を持っていて、操作、読み書きの権限をユーザーやグループごとに管理できるようになっています。 AさんはBのファイルを読むことはできるが改変はできないとか、そういう細かい設定が可能です。 UNIXのパーミッションを想像してもらうと良いかもしれませんね。
お礼
sesameさん,さっそく御返答頂いてありがとうございます. >UNIXのパーミッションを想像してもらうと良いかもしれませんね。 Unix の rwx ですか…,はい,理解できました. sesameさん,今後とも宜しく御願いします.
お礼
selenityさん,詳しい説明ありがとうございます. なっとくいたしました. 今後とも宜しく御願い致します.では.