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売上の計上タイミングについて。
いつもお世話になっています。 システムの受託開発会社で経理をやっています。 売上の計上タイミングについて教えてください。 通常の受託開発案件については、検収後末日締めで請求書を発行し、そのタイミングで 売掛金/売上高 という仕訳をしていました。 このたび運用の案件を受注したのですが、その案件については、毎月末日に2ヵ月後の月額費用の請求書を発行し、翌月末日に入金されます。 仕入としてサーバレンタル代があるのですが、そちらも同じように請求書が送られてきます。 (例) 売掛:4/30付けで6月分の月額運用費の請求書を発行→5/31に入金 買掛:4/30付けで6月分の月額レンタル代の請求書が届く→5/31に支払 この場合、この案件の売上はいつ計上するべきでしょうか? 期中での1ヶ月単位で見れば、今までどおり請求書の発行タイミングで計上しても数字は合うのですが、 それだと期首・期末の月での売上が大幅に変わってきてしまいます。 初心者でよくわからないため、ご指導のほどお願いいたします。
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予約の場合、お金を先にもらうので会計的には「仮受金」での処理になりますが、税務におきましてはお金をもらった時点で益金とされるケースがあります。基本通達で申し訳ないのですが↓の2-1-39を参考にされてください。 http://www.nta.go.jp/category/tutatu/kihon/houjin/02/02_01_06.htm また、請求書の管理について会計における備忘記録という手法が応用できると思います。例えば、 4/30:6月分運用費請求書発行 (仮売掛金)/(仮売上) 5/31:6月分運用費入金 (現金)/(前受金) 6/30:(前受金)/(売上高) (仮売上)/(仮売掛金) として、帳簿上で仮売上勘定がなければ請求書が発行されていないことを表します。科目は適宜お決めになって頂き、決算書上も紛らわしい科目名であれば省略しても差し支えないと思います。
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- subamo
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すみません、間違えました。 >なお、売上の認識は発生主義が原則です。 ↓ なお、売上の認識は実現主義が原則です。
- subamo
- ベストアンサー率45% (79/172)
<売上> 4/30:6月分運用費の請求書発行 5/31:6月分運用費入金 (現金)XXX /(前受金)XXX 6/30:(前受金)XXX /(売上高)XXX -これで良いと思いますが、予約の場合は税務上注意が必要です- <仕入> 4/30:6月分レンタル代の請求書が届く 5/31:6月分レンタル代支払 (前渡金)XXX /(現金)XXX 6/30:(賃借料)XXX /(前渡金)XXX -これで良いと思います- この方法であれば、収益と費用の関係が一致するはずです。 なお、売上の認識は発生主義が原則です。 参考URLの企業会計原則をご参照ください。
補足
ご回答ありがとうございます。 >予約の場合は税務上注意が必要です …というのは、具体的にどういったことでしょう? あと請求書の管理をする上で、請求書の発行時にも帳簿上に何か仕訳をしておきたいなぁと思うのですが、いい方法はないでしょうか?? 4/30:6月分運用費請求書発行 (売掛金)/(前受金) 5/31:6月分運用費入金 (現金)/(売掛金) 6/30:(前受金)/(売上高) というのも考えたのですが、なんか変ですよねぇ・・・。 何度もスイマセン。 ご教授のほど、お願いいたします。
- jyamamoto
- ベストアンサー率39% (1723/4318)
売上げ計上の基準は、発生主義原則ですから、レンタル期間終了月末だと思います。 請求・入金の時期ずれは、未収金扱いとなると思います。
補足
早速のご回答ありがとうございます。 えっと計上タイミングとして「レンタル期間終了月末」ということは、 例えば、質問の(例)で言えば、 <売上> 4/30:6月分運用費の請求書発行 5/31:6月分運用費入金 (現金)XXX /(前受金)XXX 6/30:(前受金)XXX /(売上高)XXX <仕入> 4/30:6月分レンタル代の請求書が届く 5/31:6月分レンタル代支払 (前渡金)XXX /(現金)XXX 6/30:(賃借料)XXX /(前渡金)XXX ・・・上記のような処理をすればよいのでしょうか?? 何度もすいません。 よろしくお願いします。
お礼
なるほど!よくわかりました。 丁寧なご回答ありがとうございました。 またわからないことがあったときはよろしくお願いします!!