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ピアノ選びについて
私は電子ピアノ(ヤマハ・クラビノーバ)歴2年の者です。特にジャズ系が好きで勉強しているのですが、この度、アップライトピアノを買いたいと考えています。しかし、ヤマハからアコースティックピアノの木製鍵盤とアクションを持ち、音は電子音源を採用した新しいタイプの電子ピアノが販売されています。グランドピアノタイプのDGP〈グランタッチ〉とアップライトピアノタイプのDUPとがあり、値段は57万~98万と結構な値段がします。かなり本物に近いようです。→http://www.yamaha.co.jp/product/pi/prd/ep/dgp/ 私は、本物のピアノを弾いたことが、ほとんど皆無に近いので、教えてほしいのですが、やはりどんなに高い上記のような電子ピアノを買ったとしても、所詮は偽物なのでしょうか?私が一番懸念しているのは、タッチの問題で、本物のピアノを弾いたときに、タッチの違いで引けない事があるのはいやな~と思います。 もし、上記電子ピアノを弾いた方、もしくは購入した方がいらっしゃいましたら、教えてください。どうぞよろしくお願いします。
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- obepiyo
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はじめまして。ピアノを教えている者です。 DGPシリーズ、DUPシリーズは、鍵盤に関してはそこそこシミュレートされていると思います。 もともと生ピアノは1台1台タッチが違いますので、その範囲内と思えばさして問題はありません。 私自身も夜間の練習用にDUPを持っていますが、正直申し上げて、生ピアノとは別のもの...と思います。 鍵盤はいいとして、音色とペダルが今ひとつです。 DGP、DUPは電子楽器なのでスピーカーを鳴らします。それに対して、生ピアノは箱全体が鳴って音が作られますので、音の聞こえ方、広がり方が根本から違います。ペダルも、電子楽器は機械的なシミュレーションで実装していますから、生ピアノとはペダルを踏んだときの音色の変化度合いが違います。 決定的な違いは、電子楽器は「どう弾いてもきれいな音が出る」ことです。 生ピアノは、乱暴に鍵盤を叩けば汚い音が出ますが、DGPやDUPは、どう弾いてもきれいな音しか出ないのです。これは練習していく上で大きなネックだと思います。 DGPやDUPで練習している生徒さんは、自宅ではきれいな音で弾けたはずなのに、教室のピアノだとうまく弾けないことで最初かなり悩まれていました。 皆さん月1~2度はレンタルスタジオでピアノを借りたりして、生ピアノに触れる機会を作るなど工夫なさっています。 もしアップライトピアノを買いたいとお考えで、アップライトを置ける環境なのでしたら、アップライトピアノをお求めになったほうがいいです。生ピアノは古いものでも整備をきちんとしていれば長く弾けますから、DGPを買う予算があれば、サイレント付きの上質な中古が手に入れられると思います。 ジャズ系の学習ということは、将来ウッドベース・ドラム等の生楽器とセッションする可能性もありますよね? 生楽器のグルーヴ感を体得するためにも、生楽器で練習なさることをお勧めします。