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和解が成立したにも関わらず・・・。

よろしくお願い致します。 先日、訴訟を起こしました。 何度かの弁論手続きを経て、和解が成立しました。 ところが、期日になっても支払われた形跡はありません。 調書作成時に裁判官の方が「守られない場合は判決と同じ効力があるので強制執行できるよ」と言って頂いたのですが、当方としては訴額の半分以下まで譲歩していたので 腹の虫が治まりません。強制執行せず、弁論手続きに戻るか、一から訴訟をやり直すことはできるのでしょうか? よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

こんばんは。 まず、専門家にはご依頼にならなかったのでしょうか? 仮に、依頼されていたのであれば、その点について再度十分な説明を求めて下さい。場合によっては、専門家の説明が不足していたかもしれません。 それはさておき、ご自身で訴訟手続をされたという前提で以下はお話致します。 これは、民事訴訟法上の論点として判例・学説上争いがあるところです。和解が解除された場合に、今までの手続がどうなるかということで争われます。 以下、ちょっと難しくなります。 裁判で和解をした場合、実体法上の和解契約と訴訟手続としての和解が併存します。 gakkunn-desuさんの場合、相手が和解債務の不履行をしたということで、まず実体法上の和解契約を解除することになるわけです。 そうしたときに、手続上再開の申立ができるか(訴訟上の和解がどのような影響を受けるのか)ということが問題になるのですが、否定的な最高裁判例があります(最高裁判例昭和43.2.15)。この場合にどうなるかは、この判例が適用されるか否か(判例の射程の問題)により、実際のところやってみないと分かりません(裁判所と法的見解を戦わすことになります)。 しかし、おそらく再開はしてくれないでしょう。一旦終了した手続を蒸し返すことを裁判所は非常に嫌います。 ですから、おそらく、新たに訴訟を提起してくださいという話になると思います。そういうことで、和解契約を解除して新たに訴訟を提起することはできるという回答になります(非常に面倒で、あまりお勧めしませんが)。 我々が和解案を作る場合、例えば「半分期日までに支払ったら、残りを免除する。」という様に作ります。これによって、支払わなかった場合には全額を請求できるわけです。こういったことがあるので、金額にもよりますが、専門家に任せた方が良いという場合もあります。 いずれにしても、一度専門家に「直接会って」ご相談になってから手続に踏み込まれて下さい。ネットの相談ほど危険なものはないと、私は常日頃思っております(ここで回答しているので矛盾していますけれども)。

gakkunn-desu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 自分で本人訴訟を進めてきましたので、 このように込入ってくると、やはり無理が ありますね。一度、弁護士さんに相談してみます。

その他の回答 (3)

  • kensaku
  • ベストアンサー率22% (2112/9525)
回答No.3

譲歩して、さらに一から訴訟を起こす必要があるのでしょうか? さっさと強制執行の手続をしたほうがよろしいと思いますよ。 甘く見られているんだと思いますね。

gakkunn-desu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 強制執行する前にギャフンと言わせたいというのは 無理なんでしょうか?

  • krin
  • ベストアンサー率18% (22/118)
回答No.2

和解が成立してからでは弁論に戻れません。またすでに確定判決と同一の効力があるので,再び同じ訴訟を起こすことはできないと思います。

noname#58431
noname#58431
回答No.1

○残念ながら質問者さんの意図することはできません。 ○判決を求めることを止め、和解に応じ、和解調書で訴訟を終結させた以上、後戻りはできません。また、和解せず確定判決を得たとしても、裁判所は取り立てをしてくれません。取立する権利を認めてくれただけです。 ○相手が任意に支払わなければ、別途強制執行の申立てをして動産、不動産、債権の差押をするしかありません。もし、相手に資産など支払能力がなければ取立できません。理不尽に思いますが、これが司法の限界です。 ○蛇足:和解条件として金銭の受領を和解時に裁判所で行なうと提示し、金銭の受領ができない場合は当初の請求額を譲歩しないと主張。その結果、相手が持参した和解金を裁判官の前で受領し和解した経験があります。

gakkunn-desu
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 強制執行の手続きをするつもりですが、 和解案の内容は先方より提案してきましたし、 当方もかなりの譲歩をしたと思っていますので、 もう一度白紙に戻せるのなら、戻したいですし 判決までこぎつけたいと思いました。

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