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波形の反転について
今、映像信号通すジスタを3段使ったミキサを作ってるのですが、1段目3段目はエミッタ回路で、1段目は出力波形が反転し、2段目は波形はそのままでエミッタフォロワで電流増幅したんですが、3段目にまた反転して戻るんですが、波形が反転をすることで実際にはどういう効果があるのか、また電圧増幅、電流増幅されることでどういう効果があるのかまだそこら辺がピンとこないので教えてもらえますでしょうか?
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トランジスタの増幅回路は、その接地のとり方で電圧増幅、電流増幅回路になります。 ここで、接地とは、増幅する信号が動作している接地点のことで、バイアス回路を取り除いた回路の接地点です。 電圧増幅回路は、入力信号の電圧振幅よりも、出力の電圧振幅が大きくなる回路です。 電圧は大きくなりますが、電流を大きくすることができません。負荷抵抗を小さくすると、電圧が上昇した分、電流が多く流れそうですが、実は、流せません。 回路により最大電流が決まってしまい、それを超えて流そうとすると、波形がひずみます。 電流増幅回路は、電圧の振幅幅は同じですが、流せる電流が増えます。 電圧増幅回路では、波形が反転します。 電流増幅回路では、同相波形になります。 一般に、入力信号をまず電圧増幅し、最終段で電流増幅する回路を用いて、信号増幅します。 2段で回路構成すると、波形が反転するので、電圧増幅段を2段、電流増幅段を1段、または2段で構成すると、入力信号と同相の信号になります。 音声増幅回路では、波形が反転しても、音としては聞き分けにくい為、反転していてもかまいません。
お礼
大変基本的なことがわかりありがとうございました。 多少自分で勉強したことで理論がわかりました。 どうもでした