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理学部と工学部の就職は
理学部では民間企業には就職先がなく教授になるしかない、工学部では求人はあるものの営業などの専門外、もしくは専門を生かせても研究職以外(研究職は東大、京大などの一部大学の院卒に限られる)の現業職が多いと聞きました。公的機関で研究職につきたいのですが、就職という観点からみて理、工について教えてください
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>東大、京大などの まず学校名は関係ない、と思ってください。 学校名にこだわった考えをするほどいまの企業は馬鹿ではありません。そういうことにこだわる人こそ時代錯誤なのです。 >理学部では民間企業には就職先がなく教授になるしかない 何年前の情報でしょうか? 理学部の生徒が教授になれるほど甘い世界ではありません。 理学部の多くの生徒はしっかり民間企業に就職しています。ただ、研究職につけずSEとしてIBMなどの一流企業に就職する者は数多くいます。 >工学部では求人はあるものの営業 日本の大学は米と違って学部と就職との関連性が薄いです。理系学部卒の5~8割は院に進学します。院に進学後、どこかの企業に進学します。研究職に就けるのはほんのごく一部です。やりたいことをやれるほど甘い社会ではありません。 もし質問者さんが研究職につきたいなら、学名にこだわる必要はありません。院でなにを成し遂げたかが一番大切です。余計なことは考えず、とにかく研究成果を出し、担当指導員や学内外に認められる実力を身につけることです。
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- tnt
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No.2です。 >>そのまま生産までもっていくという >応用して使えるようなもの(つまりは工学?)にしか不景>気のなか特に民間では難しいと聞きましたが。 小さいところは別とすれば、そこまでひどくはありません。 たとえば、MPEG-4の研究をしているとすると、 昔は論文を書く人とチップを作る為の資料を作る人が 別だったのが、今は論文を書く段階から実用化を 視野に入れて作業しないといけなくなったという点が 違っています。 つまり、研究所は基礎研究、工場は金を稼ぐ場所という 分離した考え方から、 研究所は工場に必要な情報を与える場所、 もちろんその為に必要な基礎研究はokという感じに 変わってきているのです。 最近一番変化があった企業はたぶんKDDでしょう。 KDDとして研究していた頃は実用化を視野に入れた研究は 逆に「レベルの低い研究」とみなされていたようですが、 KDDI研究所になってからは研究者が皆、 同じ方向を向いています。 auの逆襲の原動力になりました。 なお、就職後に、企業の方で「営業向き」と判断して 営業を担当する技術者はたくさん居ますが、 これらの営業さんは文系出身ではできないような 営業をやっています。 自社の機械を説明して、操作して見せて 見積もりを出して、ついでに接続用に必要なオプションを 顧客に示して、 注文をもらって納品されたら、 物が設置されているところに行って またお客がわからない操作方法を教える。 ついでにお客の要望を聞いて、設計に戻す これで欠点が修正されればお客さんは更に喜びます。 次の注文も取れるでしょう。 これだけのことができる営業職は文系では無理です。 だから企業(それも大手電機会社や機械会社)は 理系人間を営業に廻しています。 ここが、普通の営業と違うところなので、 一緒くたに「営業」でくくらない方が 良いと思います。
お礼
何度もありがとうございます。 >論文を書く段階から実用化を視野に入れて作業しないといけなくなった と言うことなら、理よりも工が(理も踏まえたうえでのことでしょうが)応用にまで目が向く気がするのですが...? 昔に比べて幅広い力が必要なんでしょうね。 「理系ならではの営業」もよくわかりますが、自分は人から「とても営業は無理。ああでもない、こうでもないとずっと何かをし続けているのなら、すぐにその姿が絵に浮かぶ」と評されます。残念ながら向き不向きでいうなら、多分それで1つ選択肢を少なくしていると思います。もっと先になれば変わることがあるのかも知れませんが。 まだ何にもわからないまま言ってるので変なことを言ってたらすみません。
補足
お勧めいただいた「エコノミスト誌」、書店にありませんでした。そんな雑誌?の存在も知りませんでしたが、面白そうなので取り寄せて読みたいと思います。 たくさんの丁寧なご意見参考になります。ありがとうございました。
- wonatak
- ベストアンサー率14% (12/85)
少し情報が古いことをご承知置きください(独立行政法人ができる前の国立研時代の話です)。 国家I種試験に通れば、理学部だろうと工学部だろうと特に修士以上であれば入れたようです。私の従兄弟(現在、私大助教授)は、地方国立理学部修士卒で、国研に入ったようです。 公設研(県立)だと、地方によって異なりますが、同様に県の上級試験に合格すれば入れるようです。学部卒もいるけど、修士が多いと言っていました。 別に東大、京大でなくても特に院卒の場合(修士でも)、本人次第で入れるようです。
お礼
お返事ありがとうございます。 >本人次第で入れるようです 励まされます。 理か工かでは迷いはあります。 とにかく化学にどっぷりつかりたいです!既存のことにも?をもって色んな事を知りたいです。
- hard_drunkard
- ベストアンサー率25% (225/892)
工学部については地方私大(比較的入試が容易)については該当していると思います。例えば自動車販売会社が好例です。 質問を拝見したところ、そうした情報(地方楽勝私大)と、研究職に進む学生が多い大学の情報(旧帝大・難関私大)が混濁しているように思えます。 友人で研究職に進んでいる人は、少なくともマスターに進んでいるようです。学部は通過点でねあくまでもマスターで本格的に...とお考えの方がいいと思いますが。
お礼
お返事ありがとうございます。 マスター以上目指してがんばります。
- tnt
- ベストアンサー率40% (1358/3355)
どこから出た噂でしょうかね。 もしも、全く使い物にならないような授業しかしていない 大学ならば、ご指摘の様な状況はあるかもしれませんが、 一般的には全く逆に動いています。 日本の製造業が、韓国→台湾→東南アジア→中国と 生産拠点を変えましたが、 今の状況は、 「だれでも作れる物は海外の工場で」 「知識集約型で顧客の近くでしか作れない物は 日本で」 という形になり、重要な生産拠点は日本に戻す動きが 始まっています。 純粋な研究職は確かに減っています。 無駄な研究をしない様にもなりました。 しかし、今まで研究所でやっていたような開発を 工場の開発に移して、そのまま生産までもっていくという 形は逆に増えています。 その噂を教えてくれた方は、たぶん、研究以外の 仕事を知らないのではないでしょうか? 実際は開発、実用化にたくさんの人が関わっています。 たとえばデジタル放送用のチップを1つ作るのに 家電品を作っていない某コンピュータ屋では 直接経費だけで10億掛けましたが、 この10億はすべて実用化の為の費用です。 雇用で言うと100人分ぐらいでしょうか。 (ちなみに3チップでデジタルtvが写ります) 先週のエコノミスト誌を見て下さい。 これには学部別の就職率が大学毎に載っています。 ただ、あまり物を知らない人が作ったようで 集計にはあちこちミスが見られますが、 (総合点上位の単学部大学が、何故か学部別順位から 落ちているとか) 参考にはなるはずです。
お礼
貴重なご意見ありがとうございます。参考になりました。 >無駄な研究をしない様にもなりました やはりそうなんですね。素粒子などのあまりお金にならなさそうな学問を選ぶとあとがきついと聞いたことがあります。 >そのまま生産までもっていくという 応用して使えるようなもの(つまりは工学?)にしか不景気のなか特に民間では難しいと聞きましたが。 自分としては理、工の真ん中にというか、両方にいる人間のような気がします。 習ったことのなかにも?を見つけたり、違った観点から物を考えたり、想像したりするのがとても好きです。 狭き門ではあるでしょうががんばります。
- satou-tutomu
- ベストアンサー率12% (29/233)
私の知り合いが最近公的機関で研究所職に 就きました。旧帝国大の博士課程まで 進み博士号を取ってから、就職しましたよ。 それくらい必要なのでは?
お礼
早速ありがとうございます。 お知りあいの方、良かったですね。 是非博士課程まで進みたいと考えています。旧帝大でも東大、京大がほとんどと言うのは本当でしょうか?
お礼
ご意見ありがとうございます。 >学名にこだわる必要はありません。院でなにを成し遂げたかが一番大切です そうですよね。親には金銭面で苦労をさせてしまうのが心苦しいのですが、真面目に頑張ればいいのだと安心しました。