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プライベートライアン
「プライベートライアン」のストーリーが納得いかないのですが...何故ライアン2等兵を何人もの命を犠牲にしてまで助けなければならなかったのでしょうか?記憶ではライアン家の兄弟が次々と戦死した為、唯一生きているライアンを救うのが目的だったような...それでは一人っ子の兵士は死んでもいいのか?とつっこみをいれたくなってしまいます。映像、描写はリアルで良いのですがストーリーだけ納得いきません。それとも私の勘違いでしょうか?
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今晩は #5さんが回答しておられるように過去に起きた5人兄弟が同時に戦死するという事件をきっかけに 兄弟が同じ部隊に所属してはならない、兄弟の内1人は前線に出さないという法律ができました。 しかしその翌年4人兄弟のうち3人までが72時間のあいだに戦死するという出来事が起き、 2等兵である4人目の兄弟を捜し出し祖国へ帰すために1部隊が送り込まれました。 この実話が「プライベートライアン」の基になっているようです。 ここからは私の憶測ですが軍は上記のような法律を作った手前、 どうしても兄弟全員を死なすわけにはいかない。(世間の批判を恐れた)、 たった一人を救出するためにもし8人が戦死したとしても それは美談と語られ親も名誉の戦死だということで少しは救われる。(少なくとも兄弟全員が戦死した親よりは) 確かにそれじゃあ一人息子はどうなんだという疑問も当然あります。 ただ息子1人を亡くすだけでも相当な悲しみなのに もしそれが3人4人となったらそれはどれ程のものなのかということに 軍(政府)が配慮したのかもしれません。 いずれにせよスピルバーグは冒頭のリアルなシーンと共に実話に基づいたストーリーで 戦争の残酷さを訴えると同時に 「命の重さとは?」という問いかけをしたかったのではないでしょうか? 長くなりましたがこれが私の見解です。それではこの辺で・・・
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- cyokokichi
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私は何の疑いもなく、一人っ子は徴兵が免除されると思って見ていました。 たまたま兄弟で最後の1人になった人を大統領が何人か探していたのではないでしょうか。 その人を連れ帰して母親に返し大々的に新聞で取り上げれば、今後の選挙が有利に展開できそうですよね。 いかにもアメリカ的な気がします。 想像ですがこんな見方はいかがでしょうか? 時期は同じですがBOBのガルニアはたった1人の兄が戦死しても輸送機に乗ったのはイタリア系だからでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 美談→選挙が有利に展開といったところはいかにもアメリカの発想ですね。実際にありえそうだし。一人っ子は徴兵が免除というのは本当ですか?気になります。
導入部のオマハビーチでの戦闘で機銃座つぶすためにひとりづつ犠牲になる場面、序盤で伝令兵が一人づつやられる場面、衛生兵がミラー大尉の誤算によってやられる場面、最後にミラー大尉が自ら犠牲になる場面、そしてラストの墓参で老いたライアン二等兵が「あなたの犠牲がなければ・・・」と回顧する場面が特に印象的でした。結局危急の時には誰かが人柱にならなきゃなんないってことを言いたいんでしょうが違和感を覚え納得いきません。 序盤にあそこまでリアルにしたのなら墓参の場面は要らないと思いますが、あの場面があると言う事はやっぱり何かの意図があるのでしょう。ラストも往年のハリウッド戦争映画のようでしたし、敵のドイツ兵の扱いも「コンバット」と変わらないので戦争のむなしさを訴えた反戦映画とは言えないです。
お礼
ありがとうございます。 リアルという観点ではかなり現実っぽい(えぐい)シーンが多いですね。特に序盤のシーンは今でもよく覚えています。
- danbo-
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私もはじめて見た時は同じ事を感じました。ただ、DVDの特典の中でこんな事を言ってたのを記憶しています。それは、実際にこの様な事例があり作戦もあったといってました。監督はその事実を基に脚色しこの映画を作ったと思います。
お礼
ありがとうございます。 ....ということは事実を基につくられた映画で、実際に命令を出した本人でないとわからなさそうですね。どんな意図だったのかな?
- love_neko
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はじめまして。 オープニングから凄い映画だったのを覚えています。 私は劇場公開時みたきりなのですがタイトル「プライベートライアン」の意味の含め なぜ1人の為にこれだけの犠牲をはらう必要があるのか(あったのか)という問題提示が映画のテーマだと思ったのですが違うのでしょうか? 映画に詳しい他の方々のご意見もお待ちしたいと思います。 以下は関連サイトです。 http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD30985/story.html
お礼
ありがとうございます。 そもそもこの疑問自体がテーマだったとは思いつきませんでした。観た側で各々が解釈するといった映画なのかもしれませんね。ということは、はっきりした答えはないのかな?
- tukasaharu
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こんばんは。 この映画大変印象に残っています。戦争映画は、ほとんど戦争のむなしさを画面の裏に訴えてはいるのですが、このスピルバーグの映画は、ライアンを死なすなとの命令に兵隊たちが協力する。中には「なんで、あの野郎一人を」と怒った者たちもライアン救助にやがては協力する。ライアン一人を無事に故郷に帰すためという、この戦争中の矛盾に、実はこの映画の狙いがひらめいているような気がします。
お礼
ありがとうございます。 う~ん、難しいですね。ハリウッド映画に多い悲惨な状況の中での美談をスピルバーグは狙ったのでしょうか?でもその観点で観るとわからないでもないかも。
- kurupin
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こんばんは 戦争によってライアン家の血が絶えるのを防ぐ為というのが理由だったと記憶していますがそんな奴、なんぼでもいるはずですよねぇ。 これは単なる「アメリカ=善玉」のプロパガンダ的作戦ですね。世論操作の手段のひとつです。イラク戦争でも女性捕虜救出劇が記憶に新しいと思いますが、戦争にそういう美談を持ち込んで「アメリカ=正義」みたいな世論をつくりだすのは、かの国の常套手段だと思われます。 S・スピルバーグがそこまで見抜いていて映画化したとすれば先見の明があったということでしょう。失礼しました。
お礼
回答ありがとうございます。 確かにアメリカ=正義のような映画は多いですね。あまり露骨すぎて興醒めするのもあります。まあ、ある意味戦争を正当化しているようにも思えますね。
- o24hi
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こんばんは。 私も好きな映画です。 ストーリーは,おっしゃるとおり,ライアン家の三兄弟が第二次世界大戦に出征し,二人の戦死が判明したとき,軍部の上層部が三名全員を戦死させるわけには行かないと救出命令を出したと言うものですね。何故,そういう命令が出されたのかは,映画では何も語られてなかったですね。 おっしゃったように,一人っ子の場合はどうなるのかと言うことまでは,私自身思い浮かばなかったですね。 どうしても,冒頭の戦闘シーンのすごさだけが印象に残ってしまいますものね。
お礼
回答ありがとうございます。そうですね、冒頭のシーンはショッキングでしたね。戦争の悲惨さはすごく伝わる映画なんだけどストーリーが難解でした。
お礼
ありがとうございます。 star-gazerの答えを読んでさらに納得できたような気がします。さすがにここまでは映画を見ただけではわかりませんでした。次に見るときは違った見方ができそうです。ありがとうございました。