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振幅変調の長所について
振幅変調の長所のひとつに、周波数変調よりも帯域幅が狭いということがあげられると思いますが、帯域幅が狭いと具体的にどういった点でよいのでしょうか?
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一番に挙げられるのは同じ周波数帯に周波数変調に比べて数多くのチャンネルを設けることが出来ます。 あとは受信回路が簡単になる事でしょう。 用途によっては頑なに振幅変調を使っている業務があります。 中波放送は代表的ですが、 飛行機が地上の管制との通信で使っているのは振幅変調です。 周波数変調だと弱肉強食で弱い電波はブロックされてしまい緊急事態を見逃す恐れがあります。 航空無線で使われるVHF帯やUHF帯の振幅変調(AM)ですと管制に対して複数の飛行機が送信するとわずかな搬送周波数の差でビートが聞こえますから、取りあえず強い方を処理した後に「先ほどのお呼び下さった局どうぞ」(実際には英語)って感じでその同時に送信した航空機に振ることが出来ます。 国際便では短波帯でSSB(単測波帯)が使われています。
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- mayuyuri
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振幅変調に限らないのですが、狭帯域通信は受信機の 感度が上昇するメリットがあります。 理由は、受信機の通過帯域幅を狭くすることで 雑音電力が減少するからです。 自然界に存在する雑音や受信機の増幅器で発生する雑音は、 白色雑音(広い周波数帯域にわたって万遍なく存在する雑音)と考えられます。 受信機の通過帯域幅が半分ですめば、受信機から出力される 雑音は半分になりますが、希望信号はそのままのレベルで出力されますから、 S/N(信号対雑音比)が向上します。おなじS/Nを許容するならば希望信号レベルが 半分でよいことになります。 ただし前提条件として、希望信号の占有周波数帯域幅が 受信機の通過帯域幅と同じかそれより狭い必要があります。
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回答をしていただき、どうもありがとうございました。とても参考になりました。
- ymmasayan
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たくさんの放送局をつくることができます。
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