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こういう刑務所のルールはどうか?
昨今よく話題になるニュースとして、 刑務所に入るために犯罪を犯すというものが見られるようになりました そこで刑務所も犯罪を犯していない人は、希望すれば自由に出入りできるって言うルールにするの良くないですか? 月末更新で、1か月ごとに延長するか出るかを選べる感じです 当然留置所や裁判所などの工程は全スキップできて、すぐに入れるようになるという感じです。 メリットは刑務所に入る目的での犯罪をなくせる他、ホームレスの減少にもつながるかもしれません また犯罪を犯した場合と違い、前科がつかないのも大きいかもしれません 費用面はどうなのかと言われれば、生活保護を受ける思いするなら同じぐらいでは?って思いますね 生活保護のお金=1人刑務所に入れておく料金 っとこういう感じで、メリットは大きく、デメリットはないというノーリスクでできる案ですが、これどう思いますか?
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質問者が選んだベストアンサー
日本で刑務所に収容されている受刑者の数は結構変動してますが、大体4万人くらいです。 一方で刑務所などの施設をまとめて法務省矯正官署と言いますが、これらを運営するための費用が年間で2300億円くらいかかってます。そのうち刑事事件を起こした犯人を収容する刑務所の運営費だけで1300億円くらいです。 受刑者一人当たりの運営費を計算すると、法務省矯正官署全体なら575万円、刑務所運営費で325万円となります。 これって生活保護費として支給される費用よりかなり高いですよね? つまり質問者さんの「生活保護を受ける思いするなら同じぐらいでは?」という前提が成立していないということになります。 また、現在の受刑者数が4万人ってことから分かるように、現状の日本の刑務所全体で収容可能な人数ってそんなに多くありません。せいぜい10万人程度。 この状態で質問者さんの政策を実施すると刑務所がパンクする可能性があります。刑務所を増設するとなると土地の確保やら建設費、そして刑務官の増員やらで余計なお金と相当の時間が掛かります。それだけのお金と時間をかけるくらいなら、申請してきた人に無条件で生活保護費を支給した方が良くないですか? なんでそんなにお金かかるんだ、って思うでしょうが、刑務所って犯罪者を収容する施設です。収容者が脱走できないよう、あるいは外部から接触できないよう隔離するための警備体制を維持する費用が必要ですし、また矯正との言葉から分かるように受刑者に対して教育を施す施設でもあるので、そのための費用などが必要です。その辺の貧乏人が住んでような安アパートとはかかる経費が全然違います。そんなところに収容するんですか? コストを下げると管理体制が脆弱化します。それはセキュリティ低下を招くことを意味しますので刑務所施設の近くに住む住民の理解を得るのは難しいでしょうし、最悪は日本全体の犯罪率を悪化させる方向に向かう可能性もあります。 ちなみにアメリカでは犯罪者の数が多すぎて刑務所の数が足りず、民間企業が運営する刑務所があります。国は運営企業にお金を払って刑務所を運営してもらってます。 で、この民間刑務所というのがとても悲惨な状況だそうです。民間企業なので利益を追求しちゃうので人員や設備が常に不足し、刑務官の質も悪くなりルールが形骸化、施設の中で犯罪が横行する状態です。日本をそんな国にしたいですか?
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- zabusakura
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きちんと刑務作業で賃金を払ってそれで中の生活費を払う(中でも楽は出来ませんよ)という風にすればいいのでは? 刑務所も、いっぱいいっぱい、みたいですし、税金も掛りますから。 自由に出入り出来たら、中の受刑者と外の仲介者になって犯罪が新たに 起きる懸念が有るんじゃないかと。
お礼