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古典の日を祝日として制定しなかった理由。
古典の日って祝日ではなく記念日として制定させたのは何故なのですか?古典の日は紫式部日記で源氏物語の存在が確認される最古の日付が1008年(寛弘5年)11月1日である事からそれが由来で2012年に国会で毎年11月1日を古典の日に制定する法律が成立し同年から毎年11月1日は古典の日として制定されましたが、その際祝日法を改正し文化の日(11月3日)の様に祝日にはせず古典の日に関する法律という法律を制定し記念日として制定しましたが、古典の日は文化の日の様に祝日として制定しなかったのは何故なのでしょうか?
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祝日とすることについては、根回しの段階で多くの反対意見や懸念が寄せられていました。 例えばもともと日本には祝日が多すぎる主張している人が以前から大勢存在しています。その論拠は正反対のものもあったりして複雑ですが、すでに2つの祝日がある11月にあらたな祝日を作る事への反対論は強いものでした。 また「心のよりどころとして古典」というくだりで質問、議論が一部政党や団体からもありました。「古典」の内容についての解釈論や、古典を心のよりどころとせよ、というのは思想の自由に抵触するのではないかとか。共産党は、記念日制定の法案審議でもこの手の質問を行っています。 祝日にするとなれば、反対意見がより強く出てしまう可能性もあり、推進委員会としてはそれよりは通しやすい記念日でとにかく制定してしまいたかったようです。
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