- ベストアンサー
ヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」を読みました
大久保康夫が翻訳した、A・ヘミングウェイの長編小説「誰がために鐘は鳴る」、短編小説の「父と息子」「フランシス・マコーレーの短い幸福な生涯」を読了して、今は解説を読んでいます。 「誰がために鐘は鳴る」はヘミングウェイの戦争文学の最高傑作と評されているそうです。 時間がある人は読むことを薦めます。小さい文字で450ページくらいあるので少し骨が折れますが、内容に抽象的な所はあまりなく、面白いです。 短編小説も読みましたが、なかなか面白かったです。 ヘミングウェイは医師の息子として1899年に誕生しました。結構、医師関係の小説家って不思議と多いんですよね。例えばドストエフスキーとか川端康成も医師の息子です。森鴎外も軍医でした。加藤周一も医師でした。 どうして医師関係の人で小説家として大成する人が多いのかは謎です。 「誰がために鐘は鳴る」は最後まで読むと感動しました。これは1940年、ヘミングウェイが41歳の時に書かれて、3年後の1943年にハリウッドでゲイリー・クーパー主演で映画化されました。 僕は映画はあまり観ません。どちらかと言うと本で楽しむのが好きなんです。1943年というと第二次世界大戦の真っ只中ですね。 もうすぐ解説も読み終わり、次は「小泉八雲と日本」というのを読むつもりです。 皆さんはどういった本を読んでいるのでしょうか? 文学とか小説とか読んでいるのでしょうか? 因みに「誰がために鐘は鳴る」は戦争文学ですが、太宰治みたいに暗くはないです。暗くはないが悲しい結末を迎え、涙する名作だと思います。 最近は本が売れず、書店が閉店になったりする所も多いそうです。僕も節約のために図書館で借りて読むことも多いです。 では、皆さんの読んでいる本とか、最近読んでいる面白い本などを教えて下さい。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
かなりの読書家ですね。有名処の小説は図書館で読みました。私は漫画も映画もTVドラマも好きです。医師関係なら手塚治虫氏の漫画は「深いなー」と思いますし、海堂尊氏の医療小説は看護師から見ても実にリアルな虚構の世界です。 太宰氏も読みましたか。夏目漱石氏のような古語体ではありませんが、別の意味で、読むのに力が要りますよねー。一作品読むとヘトヘトです。東北在住なので斜陽館などの縁の地にも数回行きましたが、「あー、こりゃひねくれるかも」という思いがしました。 最近読んでいる本は、仕事柄の専門書が多いです。数年前から児童養護施設に勤めています。主に『トラウマ・ケア』などの医療や心理関係です。その息抜きに流行の本や、読んでなかった王道系の古い本を読むかな。 面白かった本:どうだろ。小説も映画も漫画もエンタメなので、ホント好き好き。現代作では『夜のピクニック』『ハリー・ポッター』『52ヘルツのクジラたち』などが、現代20歳を過ぎた幼少時代の娘達には好評でした。夏目漱石氏を勧めたら「読みにくい!」と不評でしたので。 ちなみに、本は『買って捨てます』。図書館やリサイクルだと、作家さんにお金が入らないので。・・・というのは、読書家のオードリー若林さんの言葉です。
その他の回答 (1)
- 31192525
- ベストアンサー率19% (704/3540)
ammgpattg2さん、こんにちは。 「キスするとき、鼻は邪魔にならないの?」 バーグマンのセリフが印象的な映画「誰がために鐘は鳴る」 ブンガクをよく読まれているようですので既読のものもあるかと思いますが、英米文学のお気に入りを何作かあげておきますね。ご参考まで。 『アラバマ物語』 ハーパー・リー 『マイ・アントニーア』 ウィラ・キャザー 『心は孤独な狩人』 カーソン・マッカラーズ 『死を忘れるな」 ミュリエル・スパーク あらら、女流ばかり選んじゃったぃ。 『失われた地平線』 ジェイムズ・ヒルトン 最近読んでいる面白い本は私の年始恒例質問「今年の1~3冊」を、乞うご期待、ということで(笑) 主に国内短篇ですが、これなかなかですよ。 乙女の本棚シリーズ(立東舎) https://rittorsha.jp/s/otome/
お礼
なるほど。 回答ありがとうございます。 すべて読んでないですね(笑)さっぱりです。 どちらかと言うと、僕はトルストイ、ゴーゴリなどロシア文学に傾倒していました。 英米文学というとディケンズの「二都物語」「オリヴァー・ツイスト」くらいしか読んでいません。 三島由紀夫は結構読みましたよ。「金閣寺」「潮騒」「豊饒の海」など。 アメリカの文学は済みませんが、全然読んでないですね(笑) なんか済みません。
お礼
回答ありがとうございます。 児童養護施設で働いているとは素晴らしいことだと思います。 僕も以前に、色々と家庭の事情で近くの児童養護施設にお世話になりました。 なかなか働きながら、長編小説を読むことは難しいと思います。 無理をし過ぎないで頑張って下さい。