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【寝袋のカビ】寝袋に点々のカビが生えていました。

【寝袋のカビ】寝袋に点々のカビが生えていました。 寝袋の綿はガラスウールみたいな保水性がない化学繊維なのになぜカビが生えたのでしょう? また寝袋のカビの取り方を教えてください。 カビはアルカリ性のキッチンハイターに漬け込むと取れますか? それとも酸性洗剤で落とすのでしょうか? 教えてください。

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回答No.1

ガラスウールに汗(塩、油、皮膚片)が付く、汗が雑菌を絡め取る、肥大化してダニの死骸でも大きな糸くずでも巨大な皮膚片かフケでもカビの胞子の塊でも絡め取る大きさになる…というのを繰り返します。 それ自体にオゾンや塩素など、カビを破壊する効力を持たせない限り、無機質で疎水性ある素材でもカビは普通に生えます。 通気性が高く、乾燥が早い分だけ、自然繊維より少しだけカビが出にくいのみですね。 ナイロンウェアの表面にフルーツジュースやお刺身から出るドリップが付着したままにしておけば、カビが生えそうなことは分かるのではないでしょうか。ナイロンも言わずもがな、化学繊維です。 寝袋のワタは普通、ダウン(またはフェザー混)か、化繊ではほとんど全てがポリエステルだと思います。グラスウールは使われていなかろうと思います。 ダウンと比べて「重たい・暖かさが低い」のが化繊寝袋の特徴なのですが、軽量化するために人工中空糸が使われているものもあります。 中空、つまり水道用ゴムホースみたいに中が空洞のチューブ状、の極細繊維ということです。 これによってグラム当たりの暖かさは向上しますが、乾燥性は低下しますね。保水性はなくても、極細チューブ内に生じた結露は1週間程度ではきちんと乾燥しないだろうと思います。寝袋内は風がほとんど通りませんから。 1週間もジメジメ環境がキープされればカビが繁茂するには充分です。 落とし方、あるいはきちんと落とせるかどうかはカビの度合いによります。 基本的には塩素系の漂白剤に浸したり、真っ黒/真っ青のコロニーが出来上がっているなら、寝袋自体が使えなくなるかも知れないことまで踏まえた上で「カビキラー/カビハイター」を直接スプレーします。 …とその前に、普通は寝袋のわたは外から見えません。 見えるのは廉価品や破損品だけで、「隙間なくきっちり塞いであるから空気の出入りがなく温かい」の構造を持つのが寝袋の特徴です。 この高気密性、密閉性によって、「かいた汗のうち水以外の物をあまり通さない=汚れにくい=カビ可能性を高めない」のも寝袋の基本の機能のうちです。 なのでAmazonでノンブランド品を探せば10分の1の値段で買えそうなこのぐらいのペラペラの寝袋でも、2万円もするのです。 https://www.isuka.co.jp/products/lineup/product.php?seq=236 この点からは、わたが外から見える寝袋(低級品・安価品)にカビが出たのなら買い替えるほうが手っ取り早いんじゃないかと思います。 話を戻して、ハイターをそのままにすると生地自体を傷めるので、よくすすいでください。 浴槽にぬるま湯を張って浸し、軽く揉む、10分程度浸す→取り出して床置きして押して脱水し、浴槽のぬるま湯を入れ替えて同じ作業を合計3,4回は繰り返して下さい。 大抵は、自宅で乾燥しようとしてもいつまでも全体が乾くこと無く、新たなカビが出て処分することになるのが多いようです。 室内ならクーラーと除湿機と扇風機を併用してなるべく短時間で乾くようにするとか、乾燥機に低温モードがあるならダメ元で試す(破れてわたが広がって洗濯機ごと破壊する可能性が高い)か、ですね。 クリーニングは、シュラフクリーニングの専門店があります。料金は4,5千円からです。

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