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先祖みんなリア充なわけなくないですか
先祖みんなリア充って言う人いますが 中絶の技術ができたのなんて人類の歴史の長さからすればかなり最近なので どっかしらレイプ犯とレイプされて妊娠した人がいますよね?
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「どこからが不同意の性行為なのか」というのは実は時代によって線引きが変わっています。 日本でもほんの半世紀前くらいまでは、男女が一緒の部屋にいてドアが閉まったら女性は性行為に同意したとみなされていました。だから昔は男女が同じ部屋にいたときはドアを開けておくものとされていました。ドアを女性が閉めたら「同意した」とみなされたのです。もちろん、それを知らなくてドアを閉めてしまって同意したと思われて襲われてしまった女性もいたことでしょう。ただそういう場合は「ドアを閉めた君が悪い」で終わっていたのです。 さらにもうちょっと前の時代なら、そもそも女性に拒否権がなかったような時代もありました。夏目漱石の小説「こころ」では、主人公である「先生」は、友人のKと同じ女性が好きになってしまい、出し抜くためにその女性の母親に娘さんを嫁にくださいと抜け駆けをします。すると母親は「よござんす」と同意したので好きな女性と結婚できることとなりました。今では考えられないですよね。本人の同意ではなく、親の同意で結婚が決まりましたから。そして小説では、惚れた女を友人に抜け駆けされて奪われたKはショックで自殺してしまいます。これも現代目線では「グズグズして抜け駆けされたお前が悪い」で片付けられると思います。 そもそも結婚が「両性(当事者)の同意に基づく」と憲法で決められたのが現在の日本国憲法になってからですからね。 また今の80歳くらいの世代の人から上の世代の人は、ほぼ全員といっていいくらい、兄弟姉妹の誰かを幼少期に失っています。赤ちゃんで生まれたけれどすぐ死んだ、小さい頃に病気で亡くなった、そういう経験をしています。もともとヒトって多産多死の動物なのです。ヒトのメスって能力的には10人くらい子供を産めるようにできています。ビッグダディの美奈子さんは8人の子供を産みましたが、今のお爺ちゃんお婆ちゃん世代の親の世代くらいまではそれがもう割と当たり前でした。 だから望まぬ妊娠で子供が生まれても、ちょっと親や世間が世話をサボれば割と簡単に死んでしまう時代でもありました。 また明治時代の人には「夭折の天才」なんてのがゴロゴロいましたね。 滝廉太郎は23歳で、正岡子規は34歳、石川啄木は26歳、宮沢賢治は37歳、中原中也は30歳で亡くなりました。石川啄木と宮沢賢治と中原中也はただのクズですから、うっかり彼らが長生きしたら周囲もとんでもない大迷惑でしたよ。 つい百年前、というか戦後の朝鮮戦争特需に沸いて日本が復興するくらいまでは、日本でも若い人が病気で死ぬなんてのは珍しくないことだったのです。私が子供の頃の昭和末期までは、若者が車やバイクの事故で亡くなることも今よりずっと多かったので、若者が死ななくなったのは平成になってからじゃないかなあと思いますね。今の子はバイクの事故で死ぬなんてあんまり聞かないけど、私が子供の頃は「クラスメートの兄ちゃんの友達がバイクの事故で死んだ」くらいは聞くことはあったかな。
お礼
じゃあ先祖がリア充なのってここ最近だけですね(笑)ありがとうございます