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多極同期発電機の同期リアクタンス

説明が見当たらなかったのでお聞きしますが、 よく、水力では鉄機械、火力では銅機械、だから同期リアクタンスは銅機械の方が大きいと説明され、それが定番の説明となっています。確かに電機子巻線の巻き数が大きければ同期リアクタンスは大きくなります。しかし水力では多極が一般的で火力では2もしくは4極が一般的、この多極であることも同期リアクタンス低下に寄与していると思うのですが、そういう考え方で合ってますでしょうか?

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  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1508/2538)
回答No.2

ご指摘を受けて、web情報や手元の電験参考書などを眺めてみましたが、水車発電機とタービン発電機の定性的な比較ばかりで、極数と同期リアクタンスについての定量的な関係は探せませんでした。 同期発電機において、銅機械-鉄機械を本質的に扱うには、電機子の鉄心と巻線の設計トレードオフを考えることが必要と思いますが、残念ながら、情報を見つけることができませんでした。 フェライト磁石を使うモータを示す、次のURLの図が参考になりそうですが、同期リアクタンスに結び付けた説明には至りませんでした。 一方で、界磁については、ギャップ長との関係において、同期リアクタンスの関係を説明できそうです。ギャップ長の大きい設計の場合、ギャップに所定の磁束密度を得るには、界磁巻線のアンペアターンを増やす必要があり、巻線・鉄心ともに物量が必要になります。このような設計では、電機子巻線に流れる電流によるギャップの磁束密度の変化が少ない⇒電機子反作用が少ない⇒同期リアクタンスが小さいのように説明が結び付きます。 逆に、ギャップ長の小さい設計の場合、界磁の巻線・鉄心の物量は減らせますが、電機子電流によるギャップの磁束密度の変化が大きい⇒電機子反作用が大きい⇒同期リアクタンスが大きいとの説明ができます。 一般論として水車発電機の方が同期リアクタンスが小さいのは、多極の発電機の本質的な特徴というよりも、長距離の送電線を充電する必要があったり、負荷遮断時の回転数上昇を抑制するために、はずみ車効果を大きくする必要があるなどの付帯事情による面も大きいように想像します。 https://www.nidec.com/jp/technology/motor/glossary/item/copper_machine/

  • lumiheart
  • ベストアンサー率47% (1141/2405)
回答No.1

>説明が見当たらなかったのでお聞きしますが、 現代の日本国内で単体の発電機を作ってる会社が少ない なので、発電機系の資料はほとんどない 日立三菱水力株式会社 https://www.hm-hydro.com/business/products/index.html 明電舎 https://www.meidensha.co.jp/products/energy/prod_04/prod_04_02/ まぁ、モータを作ってる会社なら沢山あるけど って 同じ様なことを前にも書いたような気がする