現在、中国の書道教育はどうですか?
日本では、小学3年生あたりから学校の授業で習字が入ります。学校外で習字を習っている児童はクラスで数人、それが中学生になると更に少なくなり、大半の生徒は高校受験などを理由に書道をやめてしまい、高校生以降も続けているのはごく一部。そして社会人になってしばらくたってから再開する、という人がちらほらいる、そんな印象を持っています。また、大人になってからは、その即効性?を求めて毛筆はやらずにペン字のみ、という人も多いですね。学校教育における習字は、公立の小中学校では、専門の教員は稀で、ほとんどは回数をこなすだけ(つまり上達を図るための指導ではない)という印象です。
私は書道を学ぶのに、中国古典の臨書をずっとやってきたせいか、中国は書道の本場、というイメージもありましたが、先日中国に行った時に、若いガイドさんが書く字にがっかりしました。中国でも、日本と同じような状況なのでしょうか。学校教育ではどうなっているのか、校外で学ぶ人はどの程度なのか、また簡体字が普及してからどうなったか、最近の状況をご存じの方いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか。
地域によってかなり差はあると思いますが、ある程度の都市圏で、一般的な状況で構いません。
お礼