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新幹線 停電 走行中に発電充電はできないか。
災害で乗客がクーラーも電気もつかない車両に閉じ込められているニュースを見ると、自転車をこぐと発電しライトがつき夜間の自転車も使えます。新幹線のスピードであれば発電力はクーラーを起動させ疲弊した乗客から熱中症を予防できるかと思うのですが、なぜ車輪に発電させる機能を持たせないのですか。
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>なぜ車輪に発電させる機能を持たせないのですか。 新幹線の車輪には発電機能が搭載されています。 いわゆる「回生ブレーキ」という機能になります。 新幹線は高速走行をしているため、物理的なブレーキだけではスピードを落とすことが困難です。そのため、減速時にはモーターを発電機として利用することで速度を落とす、ということをしています。 参考:https://biz-journal.jp/company/post_212332.html 問題は、「その発電した電気をどこへ貯めておくか」です。 停車中は車輪が回っていませんから発電はできませんよね。 であれば、走行中(減速中)に発電した電気を蓄電池に貯めておく必要がありますが、新幹線の車両にそのようなスペースは残っていません。 新幹線16両全体を停車時にある程度冷暖房するためには、おそらく車両1両分まるまる蓄電池にするぐらいの規模の電池が必要になります。 また、それくらいの規模の電池を積んだ場合、車両全体の重量がかなり重くなってしまい、加減速の妨げになる、すなわちよけい電力やエネルギーを使う事になり、地球温暖化対策等に大きく反する内容となります。 電力が供給されないほどの災害はレアケースである、ということを考えると、新幹線全体を冷暖房する規模の蓄電池が積まれるということはまずないでしょう。 以上、ご参考まで。
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- y-y-y
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新幹線が停電すれば、止まってしまいます。 走行中の速度を低下する時に、回生(かいせい)プレーキで発電して移動エネルギーを電気に変えて、架線に戻していますよ。(モーターの配線を変えると、発電機になる) 回生プレーキでの発電の意味は「車でいうエンジンブレーキ」の状態ですが、在来線の普通電車・特急電車でも回生プレーキ発電を多用して速度調整をしています。 ただ、新幹線や在来線電車などでの「充電」はバッテリーの寿命や、コストや、コスパや、停電に遭遇する確率などから、エアコン・空調などの電力用には考えていないのです(非常灯や、電車の電子回路用などの、必要最低限のバッテリーは充電しています) --- バッテリーへ充電するEV(電気自動車)、HEV(ハイブリット車)、PHEV(プラグインハイブリット車)のバッテリーの寿命は3年~数年です。 これらの車も、エンジンブレーキの状態になると回生ブレーキで発電をしてバッテリーに充電しています。 また、現在のエンジン車のエンジン始動時のセルモーター用の「鉛電池」も、寿命は3年~数年です(エンジン車には、回生ブレーキの機能は有りません) さらに言えば、携帯スマホのバッテリーも寿命は3年~数年ですから、スマホを新品で買っても3年を過ぎると、電池の残量が1日も持たないのはこのためです。
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- toratora(@aasjetto)
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震災の教訓から新型車両に、停電時でも走行できるバッテリーが搭載されるそうです
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- maskoto
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新幹線は架線から電力(電気エネルギー)を受け取って、これを動力に変えたり、室内の冷房を作動させたりし ています 車輪などに発電機を付けて発電するとなると 架線から得た電気を一旦車輪の回転に変えて その車輪の回転を再び電気に変える その変えた電気でクーラを働かせるということになり回りくどい事をする事になってしまいます それなら架線から得た電気をそのままクーラに使用したほうがストレートで良いわけです 更に言えば、前者の回りくどい変換をやっていると、エネルギーを余計にロスする事になり、地球環境的にも、電気料金的にも好ましくないのです 〜参考まで〜
お礼