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夏目漱石 こころ
夏目漱石の「こころ」からの一文です。「私」が買い物に行って女性用の半襟を買うのに困っている場面で「そして心のうちで、何故先生の奥さんを煩わさなかったかを悔いた」とあります。これはどういう意味でしょうか。 わかる方、回答お願い致します。
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「煩わす」とは「誰かに苦労や手間をかけさせる」という意味で「何故先生の奥さんを煩わさなかったかを悔いた」は「なぜ、先生の奥さんに頼んで代わりに買ってもらう事をしなかったか悔いた」という意味です。
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- nagata2017
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男性が女性用のものを買う時に それに対する知識が皆無だったので 先生の奥様に手伝ってもらえばよかったのにと 思っている様子。 https://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/773_14560.html このページの三十六の段ですね。
お礼
そういうことだったんですね…!ありがとうございます😭
- kzr260v2
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半襟って、長襦袢という下着に近い衣類の「襟」部分です。長襦袢は今で言う男性のワイシャツに近いです。またワイシャツは、昔は襟だけ付け替えていた時期があったりしますので、交換できるよう襟だけが販売される理由はこれが近いかもしれません。長襦袢やワイシャツは、あまり頻繁には洗わず、襟だけ交換していたようです。いずれも簡単にではありますが、手で縫い付けて運用していました。 ただ、半襟っておしゃれする部分でもありました。お祝い事の礼服には輝くような純白の半襟で、あとは着物にあわせて様々な色があり、さらには刺繍入りのものもありました。この品数は、今で言うネクタイに近いかもしれません。様々な色があるのは、着ける人の顔立ちだとか、持っている服に合わせる必要があるわけです。 >>夏目漱石の「こころ」からの一文です。「私」が買い物に行って女性用の半襟を買うのに困っている場面で「そして心のうちで、何故先生の奥さんを煩わさなかったかを悔いた」とあります。これはどういう意味でしょうか。 >> >>わかる方、回答お願い致します。 「こころ」の「私」は、おそらく「半襟を選ぶなんて簡単だろう」と考えていたところ、いざ半襟売り場にきたら、その品数の豊富さにたじろいでしまい、知り合い女性に選んでもらうべきだったと後悔している様を描写しているようです。 半襟売り場は、今で言うと女性用下着売り場に近いかもしれません。そこに居るお客はほぼ女性のみで、男性がいたとしても女性の連れでしょう。小説の時代は「愛してる」を「月がきれいですね」と夏目漱石が表現するくらいですから、半襟選びは、どう考えても男性にとってハードルが高いイベントだったでしょう。 そして、うろ覚えですが、「こころ」の小説には、贈った相手が半襟を付けてきたとき、似合っているか判断できなくて困る描写があったように思います。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
お礼
ありがとうございます!勉強になります!
女性用の着物に全く詳しくない私(男)。 一方、先生の奥さんは女ですから、女性用の着物について教えてもらうとか、なんなら一緒に選んでもらうとか、煩わせば良かった(手伝って貰えば良かった)という意味だと思います。
お礼
ありがとうございます!そういう意味だったんですね…!
- EXIST2090
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わたしは奥さん以外の女性と接点がなかった様なので 「なぜ煩わさなかったかを悔いた」→なぜ面倒を掛けなかったのかを悔いた →女性用の半袖について買ったことが無く、もっと聞いておけば良かったではないかな?と思いました
お礼
ありがとうございます!勉強になります!
お礼
ありがとうございます!とてもわかりやすかったので、ベストアンサーにさせて頂きました。