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病院の問題点や改善点。日本の医療の問題点

日本の病院の問題はなんだと思いますか? (患者側の視点、医療従事者側の視点どちらでも構いません。) Ex. 待機時間が長い。

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  • eroero4649
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回答No.4

>医師に権力が集中してる状況、さらにこの事が原因で引き起こる過労を改善するには法律を変える以外に何があると思いますか? 最終的には、お医者さん自身の価値観が変わらないといけないと思います。おそらくそれがこの国では一番難しいと思いますけどもね。 でも長期的なスパンで考えると、医師というのはそのうち単なる「症状をパソコンに入力するオペレーター」になっていくと思います。 AIの急速な発達で、AIにより正確な診断ができるようになりつつあるからです。 既に、MRIやCTスキャンではAIを使った病気の発見が実用化されつつあります。AIによる病気の発見の素晴らしいことは「ウッカリの見落としが絶対にないこと」です。人間の目視による診断では、どうしても「ついうっかり見落としてしまった」ということが起きます。しかしAIは「疲れててついうっかり見落としてしまった」ということは起きません。病気の発見率は99%を超えているというデータもあります。人間の目では見落としがちな小さな変化も見落とさない可能性があります。 やがて病院のパソコンは世界中にオンラインで繋がり、症状や血液検査の結果などを入力すれば、世界中の膨大な症例の中から診断が行われるようになるでしょう。そうなれば、世界でも数十例しか報告がないような極めてレアな病気であっても正確に診断できるようになるでしょう。 何十年後になるか分かりませんが、いずれそういう時代が来ると思います。個人的予想では、おそらく20年はかからないと思います。 そうなると良い点としては、お医者さんの負担は大いに減ることになります。でもその一方で、お医者さんはただコンピューターにデータを入力するだけのオペレーターに成り下がってしまいます。また自分の頭を使って診断しなくなるので、医師としての能力も低下してしまうでしょう。「コンピュータ診断システムにアクセスできないと、自分の頭では診断できない」というお医者さんも出てくるでしょう。 そういう時代は「いつか」「確実に」やってくると思いますが、それによる変化はあまりに劇的過ぎて(おそらく今回の回答を読んでも現実的に感じないでしょう。でもスマホがまだ存在しなくてガラケーしかなかった時代、こんな未来になっているとは誰も想像できなかったと思います)そのときにいったいどのような世界になっているのか、想像もできないのではないかなと思います。

その他の回答 (3)

  • mekiyan
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回答No.3

メキシコに長年住んでいますが、こちらの健康保険は、家族の誰かが働いていれば、同居する家族全員が、診断・投薬・検査・入院・手術・リハビリなどはすべて無料。 診療は予約制ですが、それほどの待ち時間などはなしで最低でも15分間診療です。 公立大学への医学部の授業料は、理工系と同じで、学生数10万のメキシコ国立大学で年間授業料は、メキシコ人であれば、たったの9円。その他大学でも100円程度です。 でも、頑張って晴れて国家試験も合格で医師になると、30年間公共の病院で週に5日間、4時間労働が義務つけられており、給料は、年間で150万円ほど。これじゃ食ってもいけないので、最低でも残り4時間以上を、私立の病院で稼げまくれとなります。よって、公共の病院でも私立の病院でも、同じ医師なので、技術の差はまったくなし。入院の際には、大きなバス・トイレ付個室病棟か、大部屋の4~8人部屋病棟とかの差です。とにかく、公共の病院では、医師の数が中途半端でなく多く入るので、親切、診察時間が長いとなっています。医師も、クレームなどが入ると、容赦なく、医師免状剥奪までの厳しい罰が課されます。 なお、労働者の健康保険代の負担は、一日分の給料、雇用主は5日分の支払いです。また、労働期間30年を越すと、完全リタイヤしても、労働者とその配偶者、不治の病の子供は、公共の病院では、無料で以前と同じで医療費は「0」です。 私も77歳4ヶ月で、メキシコで十分すぎる医療を受けていますが、すべて無料です。あえて言うなら、優しさは同じでも、公共の病院の看護婦さんはオバはんばかりで、私立病院では若くてピチピチした美人さんが多いんですけど。

回答No.2

厚生労働省が、医療点数という道具で医療を操っていることでしょう。

  • eroero4649
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回答No.1

私は「医師に権力が集中し過ぎていること」だと思いますね。極論すれば日本ではお医者さんが関与しないと横のものを縦にすることもできません。 医療がこれだけ細分化された時代においては、薬は薬剤師のほうが詳しいことが多いですし、患者の状態は看護師のほうが細かく把握しているし、リハビリは理学療法士のほうが専門家です。 けれど、結局は医師を通じないと治療が進まないという感じなんですよね。医師が判断や診断を間違えたら、それを修正する能力も弱いです。 なぜ医師にこんなに権力が集中しているのかというと、それはお医者さんが既得権益を決して手離そうとしないからなんですが、そのせいで医師も過度な負担がかかることになるわけで、そうなると医師の過重労働が改善しないってことにも繋がります。 医師の過重労働が改善しないと患者も待たされることになるし、それこそ医療システムそのものが破綻しかねないことになります。 眼科医や皮膚科医は楽チンなのに、産婦人科や小児科は死ぬほど忙しくてものすごいプレッシャーと裁判リスクを抱えてるみたいな問題もありますね。誰だっていくらやりがいがあっても過労死するほど働かされるのは嫌ですから、そうなるとストレスが大きい小児科は嫌だ、それよりコンタクトレンズの処方箋を書けばいいだけの眼科医のほうがラクだということにもなってますよね、現実的に。

287020
質問者

補足

ありがとうございます! ものすごくわかりやすい説明でした。差し支えなければ、もう一つ質問してもいいでしょうか? 医師に権力が集中してる状況、さらにこの事が原因で引き起こる過労を改善するには法律を変える以外に何があると思いますか?

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