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逆電力継電器(RPR)の取り付け位置について

高圧需要設備に設置する自家消費太陽光発電設備に必要な逆電力継電器(RPR)は電力会社に近い受電点に取り付けますが、たとえば電灯トランスの2次側に太陽光発電が設置されている場合、その電灯トランスの1次側に取り付けることはできるのでしょうか? つまり電灯トランスの負荷のみに太陽光を供給し、動力トランスには供給しないことになります。 系統側に逆潮流はさせないので、電力会社としても許可してくれると思うのですが、詳しい方ご教示お願いします。

みんなの回答

  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1508/2538)
回答No.2

回答(1)です。過分なお礼に恐縮します。 お問い合わせの件は、逆電力継電器(RPR)の整定値や太陽光発電のパワーコンディショナー(PCS)の制御特性問題というよりは、従来から動力系統の負荷変動に伴う過渡的な逆調潮流が発生していたことが、太陽光発電設備を導入したために、契約上の問題として掘り起こされてしまったということのように思います。 動力トランスと電灯トランスの1次電流を一括した状態で、逆電力継電器(RPR)の整定値の設定で問題を回避することが可能で、電力会社の合意が得られることがよさそうに思います。とはいっても、電力会社も特定の顧客の要望で、整定値などの契約条件を変更することが難し事情があるかもしれません。ご提示のように、該当の電灯トランスの1次側に逆電力継電器(RPR)を取り付けることで、御社と電力会社双方の立場を保つことのできる契約が成立すれば「めでたしめでたし」ですね。

  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1508/2538)
回答No.1

ご指摘のとおり、自家消費太陽光発電設備が電灯トランスの2次側に設置されている場合には、逆電力継電器(RPR)をその電灯トランスの1次側に取り付けることでもよさそうですね。 ただし、トランスの1次側電流を検出するCTを、動力トランス用と電灯トランス用の個別に設ける必要があります。既に個別に設置してあればいいですが、増設するのであれば余計に費用が掛かりそうです。 太陽光発電設備を電灯側回路に設けたとしても、発電した電力は動力側回路でも消費できるのですから、動力トランスと電灯トランスの1次電流を一括して検出する方が、逆潮流によって太陽光発電を制限する機会を減らせそうです。 費用対効果から考えると、特別な事情がない限り、動力トランスと電灯トランスを一括して逆電力継電器(RPR)を設置することがよさそうに思えますが、特別な事情があれば、電力会社に相談なさったら宜しいかと思います。 下図は、一般的な逆電力継電器(RPR)の結線図です。

piroppi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 特別な理由は、動力側の負荷変動によるRPRの動作頻発です。負荷変動が急峻なため、PCSの負荷追従制御が追い付かず、逆潮流が発生して、RPRを頻繁に動作させてしまいます。

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