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感染しないと熱が出ない理由
風邪をひくと熱が出るのに、夜、早朝に気温が下がっても発熱しないのはなぜですか?(早朝肌寒くて目が覚める) 富士登山でも高熱がでれば助かったかもしれませんね?
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体の反応による発熱は「病原体を検知したため厳戒態勢に移行します。免疫細胞の活性化とわずかながら病原体の弱体化が期待できるため対応を上げます。体力の消費をできるだけ少なくするため消化器官は休止させます。免疫細胞を増産するための素材は筋肉を分解しておぎないます。体の節々が痛む可能性があります。出歩いて体力消費を抑制するため、気分が悪くなったり眠気がでたりします」このような体の反応のひとつです。 病原体の発見がトリガーとなり、免疫機能中心の状態です。そのような機序がありますので、免疫機能による発熱だけ作動させるような【適応】は人間はしていないです。 ちなみに病原体が侵入していても、病原体が免疫機能から回避する特性があると、「厳戒態勢」に移行はできません。流行中の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)はそのような例です。感染し、ウイルスが増殖し、他人に感染させられるくらい排出するようになっても、免疫機能が反応していなければ、発熱などは起きないのです。 とはいえ、寒さによる体の反応としては、【震え】があります。この震えとは、体が体温の喪失を検知すると自動的に発動します。例えば冬の時期に、湯船に水を溜めて下半身をつけると、数分で体は震えてきます。その状態になったらすぐに湯船から出て体を拭き服を着ると、急激に体が温まることが実感できます。これくらい筋肉の震えによる発熱はけっこう効果的です。 しかし現実としては、筋肉による震えの発熱だけでは、富士山での寒さを乗り越えられないです。震えが出た時点で「体温の喪失を防げていない」ことになるからです。そのような装備で富士山に入ったことが致命的です。 朝方に寒くて目が覚めるとのことですが、寝具や服装に気を使ったり、天気予報で気温の推移を確認したりと、なんらかの対策をすることが合理的です。 ※ >>風邪をひくと熱が出るのに、夜、早朝に気温が下がっても発熱しないのはなぜですか?(早朝肌寒くて目が覚める) >>富士登山でも高熱がでれば助かったかもしれませんね? 自覚してないだけで、体は発熱しようとしています。ただそれは免疫機能による発熱とは系統が多少異なります。 体温が失われ続けている状態では、体の発熱の機能は結果をだせません。極寒の海を泳げるシロクマやアザラシなどは、厚い脂肪の層で防寒できています。シロクマやアザラシも断熱機能が失われたら凍死します。 ※ 病気の際も【震え】がくることがあり、その際は寒気を感じていることがあります。これは免疫機能が「発熱させる司令」を出したからですが、免疫機能による発熱は震えだけではなく、別の系統でも発熱をさせているようです。例えば生姜と糖分を摂取すると体温が上がります。そんな発熱の系統もあるのです。あと辛いもの食べて腸が活発に活動して体温が上がる系統もありますが、筋肉の震えと若干近いですね。 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
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- jack-a3
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風邪とは、体内に風邪のウィルスが侵入することで引き起こされます。 この時に免疫細胞が活動して風邪のウィルスをやっつけようとします。その際に免疫細胞の活動が活発にするたまに体温が上がるとされています。 解熱剤を服用して体温を下げるとその分風邪が長引くことになります。しかし一方で高熱状態が長く続くとそれはそれで体力を失いますので、それはそれで危険です。 ちなみに寒いところにいると、それはそれで体は体温を上げようとします。震えるのもその一環です。しかし発熱する量よりも寒さで奪われる熱の量が多いから発熱が追い付かず、そのうちに低体温症になります。