• 締切済み

短絡電流の分流について

「2次側で短絡したら、同じ系統回路内の、その箇所とは別の分岐点や負荷(その系統回路全体)に短絡電流が流れるか?」ということをメーカーに質問したら、「わからない」という回答がありました。 なぜなのでしょうか?

みんなの回答

  • i4004i
  • ベストアンサー率39% (61/154)
回答No.2

単相、三相かによってまた、接地がどうなっているかによって答えは違ってくると思いますから、「わからない」と答えたのでしょう。

noname#261229
質問者

お礼

AIにも質問したら、構成要素の問題もあるらしいです。 基本的な原則 短絡点と他の負荷の関係: 短絡が発生した点(短絡点)が他の負荷よりも電源に近い場合、短絡電流は主にその短絡点を通ります。これは、短絡点が電源に対して非常に低い抵抗を提供するためです。 短絡点が電源から遠く、他の負荷の途中にある場合、その短絡点を通る短絡電流は他の負荷を経由して流れる可能性があります。 回路の構成: 並列回路の場合、短絡が一つの枝で発生すると、その枝の抵抗がほぼゼロになるため、電流はその短絡点に集中します。他の並列枝の負荷には通常の動作電流が流れるか、場合によっては流れなくなることがあります。 直列回路の場合、短絡が発生した部分の電圧降下がなくなるため、他の負荷にかかる電圧が変わる可能性がありますが、短絡電流は短絡点に集中します。 具体例 並列回路の例: 短絡点が負荷Aに並列に接続された場合、短絡電流は主に短絡点を通り、負荷Aにはほとんど電流が流れなくなります。他の並列負荷BやCには通常通りの電流が流れます。 直列回路の例: 短絡点が負荷AとBの間に発生した場合、短絡点を通じて電流が流れ、負荷AとBの両方を通る電流が増加する可能性があります。 保護装置 電気回路には、短絡電流による損傷を防ぐためにヒューズやブレーカーなどの保護装置が取り付けられています。これらの保護装置は、短絡電流が発生すると作動し、回路を開いて電流を遮断する役割を果たします。これにより、他の負荷や分岐点に短絡電流が流れることを防ぎます。 結論として、短絡が発生した場合、その電流は主に短絡点を通りますが、回路の構成と短絡の位置によっては他の分岐点や負荷にも影響を与えることがあります。具体的な影響を判断するためには、回路図を詳細に解析する必要があります。

  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1508/2538)
回答No.1

一般的には、負荷系統で短絡が生じた場合、短絡電流は商用電源から流れ込むと想定して計算します。 とはいっても、その需要家の中に、明らかに短絡電流を増加させるような設備があれば、その影響を考慮する必要があります。 需要家に発電設備(廃熱を利用するものや太陽光を利用するものなど)があればそのような設備から流れ込む分を考慮することが必要と思います。 また、商用電源、需要家の発電設備と短絡点の間の電線のインピーダンスなども、メーカーが把握できない情報ですが、考慮する必要があります。 更に細かいことですが、短絡直後のごく短時間であれば、負荷系統に繋がっている誘導電動機も短絡電流の供給源になる可能性があります。 上記のような関係がありますので、設置状況を把握できていない機器メーカーでは、「わからない」という回答をしたのだと思います。

noname#261229
質問者

お礼

AIにも質問しても同様でした。 メーカーが「わからない」と回答した理由は、以下のような複数の要因が考えられます。 1. 回路の具体的な詳細が不明 メーカーが質問に答えるためには、短絡の位置、回路の具体的な構成、負荷の種類、回路内の配線の状態など、詳細な情報が必要です。質問が抽象的すぎると、一般的な回答を提供することが難しくなります。 2. 安全性と責任の問題 電気回路に関する質問に対して不確定な情報を提供することは、安全性や責任の観点からリスクが伴います。誤った情報が原因で事故が発生する可能性があるため、メーカーは慎重に対応します。「わからない」と回答することで、誤解を避け、責任問題を回避しようとすることがあります。 3. 標準的な回答が存在しない場合 短絡電流の流れは回路の具体的な設計や条件に大きく依存するため、標準的な一律の回答が存在しない場合があります。例えば、異なる負荷や異なる種類の回路では、短絡時の挙動が異なる可能性があります。 4. 回路保護装置の影響 回路にはさまざまな保護装置(ヒューズ、ブレーカー、サージプロテクターなど)が設置されている場合があります。これらの保護装置の動作によっても短絡電流の流れ方が大きく変わるため、具体的な回路の詳細がわからないと正確な回答が難しいことがあります。 5. 設計ポリシーやガイドライン メーカーは自社の製品やシステムに関する詳細な技術的情報を、一般的な質問に対して提供しないポリシーを持っている場合があります。特に、カスタマーサポートの担当者が技術的な詳細に精通していない場合や、専門知識を持つエンジニアが直接回答しない場合には、「わからない」と回答することが無難と判断されることがあります。 「わからない」という回答の背景には、詳細な情報の不足、安全性の懸念、標準的な回答が存在しないこと、保護装置の影響、メーカーのポリシーなど、複数の要因が絡んでいる可能性があります。具体的な回路図や詳細な条件を提供し、より専門的なエンジニアに相談することで、より正確な回答を得られるかもしれません。

関連するQ&A