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「板金L字曲げ」の直角精度について知りたい
私は板金加工でL字曲げを使用して部品を作成しています。この方法は非常にコスト効率が良いですが、フライス加工と比較して精度が劣ることが問題となっています。特にL字曲げの直角精度について気になっています。 質問なのですが、このL字曲げの直角精度は板厚や板の大きさに影響を受けるのでしょうか?また、精度を向上させるための工夫や寸法設定があれば教えていただけないでしょうか。私の意見としては、板厚に対して板が小さすぎると精度が出にくいのではないかと予測しています。 皆さんのご意見やアドバイスをお待ちしております。よろしくお願いいたします。
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直角曲げの角度精度を上げるための代表的な方法: ①スプリングバックを補正するために、スプリングバックの量を加味した(88°等の刃先角度の)金型を使用する。 https://www.conic.co.jp/tech/brake/1_5.html ②板厚方向全体が塑性変形する程度の強い圧力を加る曲げ加工(コイニング)を行う。 https://www.shimizu-net.co.jp/study/issue05/ ただし、製品に型の跡が付く課題があります。 ③単純な曲げだけではなく、曲げ部にリブを設けて、剛性を高めるとともに曲げ角度の精度を高める。(下図参照) https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/press_mold_design/pr03/c0155.html
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- nagata2017
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材料の 厚さ 材質 圧延加工の方向 などで変ってくるので 量産の場合は それぞれに合わせて設定を変えないといけません。 スプリングバックも計算に入れて89度 88度 に曲げて計測します。 例えば 88度の曲げ加工に設定してみれば 90度の製品ができる などと 試作をなんどかしてみることです。。
- okvaio
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>L字曲げの直角精度は板厚や板の大きさに影響を受けるのでしょうか? もちろんです。 板の大きさと言うより、厚みでしょう。 基本的には、曲げの外側は延ばされ、内側は縮込みます。 また、材質によってスプリングバックの影響を受けるでしょう。 そういった特性を考慮して考えると良いかと思います。
- ohkawa3
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多くの課題が含まれているので、短い文章で的確に回答することは難しいですね。 取り急ぎ、次のURLのような資料をご覧になったら如何でしょうか。 https://www.sheetmetal.amada.co.jp/column/course/basis11/ L字曲げの直角精度を向上させる手法も複数あります。
お礼