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携帯電話のアンテナ(基地局)設置の影響について
マンションの屋上に携帯電話のアンテナを建てさせて欲しいという要望が某携帯電話会社から、私の住んでいるマンションの方に依頼がありました。 現在住民でどうするかについて検討しています。 そこで、携帯電話のアンテナ(基地局)が設置されることでどういう影響があるのかを教えていただけないでしょうか。 住民の懸念材料としては ・電磁波の健康への影響 ・電波障害 ・アンテナの重量(8t)がマンションに与える影響 ・災害時の安全性 などがあげられています。 その他にもなにか情報がありましたらよろしくお願いいたします。
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- bzingo
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医者であり、生物学研究者であり、電気・電波工学の素養があり、物理学にも精通しているものです。また、医学研究の方法論的限界の低さと、現代の医学理論の限界点・問題点にも精通していると自負しているものです。 科学者としての純粋な興味から言えば、電磁波の人体への悪影響に関しては、はっきりと分かっていない分野ですので、是非、設置していただいて、人体実験として、今後50年間くらいの体験報告をしていただきたいという気がします。ただ、人間としての良心から言えば、多分ヤバそうだから、やめとけば?というのが正直なところです。 電磁波での健康上の被害の疫学調査は、まだまだ歴史も浅く、調査しているファクターも非常に限定的ですから、賛否両論あれど、今後どう転ぶか分からないのがフェアな見解です。また、実験医学的にも、電磁波の発ガン性にかんして調査した研究もありましたが、方法論的に稚拙な研究手法も含まれていますので、過去に否定的な研究も報告されていますが、結果をあまり重要視しすぎないほうがいいでしょう。まだまだ灰色の領域です。 また、生物に対する電磁波の生理学的影響も、ちょっと考えるだけで非常に多彩なものがあると予想されますが、研究されているのはごく一部です。発ガン作用、発熱作用など、限定的です。これまで調査されつつあった影響に加え、血流や局所ホルモンなどへの影響など、数え切れないほどの研究課題が、まったく手をつけられない状態で山積みの状態です。おそらくは、これらの未解明の現象から、なんらかの電磁波による健康障害への研究が、今後切り開かれていくと思いますが、まだまだ、きちんと詳細な研究をできる医学研究者が、ほとんどいないというのが現状です。もっと言えば、現代医学の癌という病気に対する理解はクソであり、クソを信じている権威が発表したWHOの見解は、鵜呑みにしないで慎重に判断する、という選択肢もあります。
今晩は。電磁波の害については、世界的には限りなく黒に近い灰色という感じです。しかし、今までの環境や健康問題を見ても分かるように、害があると分かってからでは遅いですよね。ですので、予防策を採られることをお勧めします。 ケータイの基地局からは、装置から低周波の電磁波が、アンテナからは高周波のマイクロ波が出ます。低周波の方は1秒間に50回、または60回振動する電磁波で、マイクロ波は1秒間に数億~数十億回振動する電磁波です。付近の住民は24時間365日、害の恐れがある電磁波を浴び続けることになります。ケータイ会社は「微量だ」と言いますが、微量でも毎日浴び続けることが問題なのです。 周波数が違いますが、海外ではテレビタワーなどの近くの子供で、白血病になる子供が増えたとの報告もあります。 電波障害もあるでしょう。端末の方ですが、ケータイはペースメーカーなどに影響を及ぼします。基地局付近に住む人の話ですと、基地局が立ってから、洗濯機が壊れた、テレビの映りが悪い、雷がなかなか去っていかないなどの現象があったそうです。 また、マンションはもともと基地局の重さを考慮して作られていません。ですのでマンションの劣化を早めるでしょう。無線装置は5~10トンあるようです。 災害時は基地局が倒壊することもあります。よくケータイ会社は「鉄塔は倒れない」といったりします。が、東京電力も以前同じことを言っていて、一昨々年の台風でしたか、鉄塔が倒れたことがあります。
- shinsukema
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・電磁波への影響について 仮に悪影響がでたとしても、携帯電話の電波が原因だと確定するのは難しいと思います。自然環境の変化かもしれないですしね。 これだけ携帯電話を使用している人がいて、「電磁波で死んだ・病気になった」という人が出てきてないことが、証明していると思います。 ま~心配なら何もないに越したことはないので、お勧めはしません。 ・電波障害 TVの写り具合等のことを言っているのでしょうか?基本的に携帯電話の電波とは干渉しないはずです。ただし、TVのアンテナ方向に携帯のアンテナを建ててしまうと「障害物」となり、TV写りが悪くなったりするかもしれません。 ・アンテナの重量の影響 建物の構造(主に広さ、あとは鉄骨造など)によって、建物の積載可能過重はかなり変化しますので、一概に危険とは言い切れませんが、構造計算を実施しているのであれば、問題ないかと思います。(噂というか実績では、N社が一番信頼がおけるようです) ・災害時の安全性 先にも記載しましたが、構造計算は「地震時の過重」を考慮し計算します(構造によっても違いますが)アンテナが建ったせいで建物が崩落するということは、ないかと思いますよ。 なお、私が一番いいたいのはS53年以前に建築された建物に取り付けるのは、非常に危険だということは明言させてください。簡単にいうと建物が弱いです。
- kaicho_00
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電磁波の影響のあり、なしが今でもはっきりしていない以上、反対される方が無難だと思われます。無ければ問題はおきませんから。 アンテナの影響を受ける場合というのは、 感覚的にわかりやすそうな説明で言えば、「弱い電子レンジの中にずっといる状態」ということです。 あと電磁波の強度にもよりますが、電子機器への影響もあるかもしれませんね。 ラジカセ、テレビ等が誤作動するかもしれません。
色々な発表や情報があり、確実なことは判らないのが、現状のようです。 下記のページと発表資料をご覧ください。 テクノストレスQ&A http://www.tecno-ao.co.jp/magazine/0015.html 中学校横に携帯電話の鉄塔が! http://hb6.seikyou.ne.jp/home/m-kankyou/tetsu/akaetettou.htm 発表資料 発 表 日 : 2001年1月30日(火) タイトル : 「生体電磁環境研究推進委員会」の中間報告 -安全で安心な電波利用に向けて- 総合通信基盤局 本委員会は、世界保健機関(WHO)における国際電磁界プロジェクトと協調しながら、医学・生物学の専門家と高精度なばく露評価を行う工学の専門家による密接な連携の下で、公正かつ中立的に研究を行っている。本委員会におけるこれまでの成果では、いずれも携帯電話基地局及び携帯電話からの電波が人体に影響を及ぼさないことを示している他、過去に影響があると報告された結果について生物・医学/工学的な手法を改善した実験においては、いずれも影響がないという結果を得ている。 したがって、本委員会は、現時点では電波防護指針値を超えない強さの電波により、非熱効果を含めて健康に悪影響を及ぼすという確固たる証拠は認められないと考える。 また、最近、「予防原則」という考えに基づき、非常に低レベルの電波防護指針値を採用すべきとの意見があるが、これは科学的な根拠に基づかないものであり、我が国をはじめ大多数の国で採用されている一般環境における電波防護指針は、動物実験で確認された影響の閾値に50倍の安全率(50分の1)を考慮しており、予防的措置としては十分妥当なものである。したがって、現時点ではこの電波防護指針値を直ちに改訂する必要はないものと考える。