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なぜ、鎌で雑草を刈るのだろうか?
毎年春から秋にかけて、雑草がもじゃもじゃ生えてくるので、草むしりが欠かせません。 草むしりと言えば、鎌で雑草を刈る人ばかりなのが気になります。 近所に人も必ず鎌を使って雑草を刈っていますし、雑草関連のyoutubeの動画を見ても、必ずと言っていいほど鎌を使って雑草を刈っています。 私は鎌など使わず、ぶちぶちと手で引っこ抜いています。 この方が根ごと取れるので、きれいな状態が長く続きますし、何より鎌を使って刈るよりも、早く草むしりを終わらせることができます。 鎌を使って雑草を刈っている方、なぜ鎌を使われているのですか?
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雑草を根から取らない方が良いのかというと、雑草を抜くたびに土が締まって硬くなっていくからです。 土が固くなると、固い土でも繁殖できるような雑草が生えて来やすくなります。 このような雑草は根の張りがとても強いのが特徴です。 つまり、根から抜くことを繰り返すことで、草取りがだんだん大変になるという悪循環に陥る危険性があるのです。 もちろんこれは程度の問題ですので、少しくらい抜いてしまっても、すぐに土が硬くなるというものではありません。 植物たちは根を使って、微生物たちと協力して土の中に住みやすい環境を作っているのですが、より住みやすい環境になってくると、実は生える雑草が変わってきます。 これはちょっと難しい言葉で説明すると「植生の遷移」という現象です。 耕作放棄地も最初は小さな雑草が生えますが、何十年と放っておくと、だんだんと森になっていくというのと同じような現象です。 畑でも同じように土の環境が変わると、少しずつ生える雑草が変わるのです。 つまり雑草の根っこを残して切ることで、土がフカフカになり、フカフカの土を好む微生物や雑草が増えます。 このような環境で生える雑草は、根の張りが浅く、背が低く、柔らかいのが特徴です。 こういう性質の雑草は草刈りするのにも楽ですし、野菜の生育の邪魔になりません。 このような雑草が生える環境になってくると、畑の手入れはかなりしやすくなります。 草刈りの基本は、根を残して「根元より下」を刈ることです。 特に葉っぱが細長いイネ科の雑草は「成長点」と呼ばれる成長が始まる部位が根本にあります。 ですから、これより上の位置で刈ってしまうと、またすぐに成長してきます。 この位置よりも下で、鎌を少し土に入れて根をできるだけ残すように刈っていくことが大事なポイントになります。(添付写真参照) 農家の人たちが草刈り機を使って土の表面よりやや下を刈っている光景を目にしたことがありませんか? それもこのことが理由です。 慣れないうちは時間がかかるかもしれませんが、慣れると雑草を抜くよりも速く楽にできるようになるので是非マスターしていただきたい刈り方です。
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- gohantookazu
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たぶん、作業時間と作業負荷が重要な鍵になっているのだと思います。 あまり作業面積が広くなければ、おっしゃるように、手で草を抜いてしまえば、鎌などの道具を準備する時間も必要ありませんし、作業負荷の大きい引き抜きの動作で体が疲労してくる前に全域の作業が完了してしまうので、早いのだと思います。 草を刈る人も、おそらく「抜いたほうが草が次に伸びてくるまでの時間を長く稼げる」ということは、承知していると思います。 しかし、草を抜くという作業は時間も掛かるし体力的にもキツいので、ある意味しかたなく、刈るという作業をしているのだと思います。 また、根本近くで刈られた草は、暫くの間は葉を使って十分に光合成をするといった事ができなくなり、一定期間は成長の遅い状態が続きますので、草を刈った場合、 「抜くのに比べて作業がかなり早くて楽な割に、雑草が復活してくるまでの時間は案外稼げる」 という事があるのではないかと思います。 それで、 ・草を抜けば、時間が掛かるし作業負荷がキツい ・草を刈れば、早く雑草が復活してしまう といった両者のデメリットもふまえたうえで、トータルで見ればどちらの方がよりマシなのか、を比較して決めているのではないかと思います。
お礼
回答ありがとうございます!! 雑草を抜く、刈るのメリットデメリットを天秤にかけて、刈った方がよさそうだから、多くの方が刈るを選択しているのかもしれませんね。 私は雑草をずぶずぶ抜くとストレス解消にもなるので、メリットデメリットを考慮せず抜いています(;^_^A
- 118639
- ベストアンサー率24% (169/686)
以前に何かで知ったのですが、地面上を刈り取ることで根が残り他の雑草が生えにくいとか、根ごと引き抜くと土を耕すことになって雑草が育ちやすくなるそうです
お礼
回答ありがとうございます!! 雑草の根をわざと残した方が、他の雑草が生えにくくなるという効果があるのですね。 たしかに引っこ抜くと土壌が耕した感じになり、反って雑草を生えやすくしてしまっているのかもしれませんね(;^_^A
- terepoisi
- ベストアンサー率44% (4090/9254)
こんにちは、自宅はほぼ草抜きで対応していますが、町内の公園は草刈りと草抜きの併用です。面積が広くてとても草抜きでは対応できないのと根が深い雑草を完全に抜くのはとても大変ですし表土が凸凹に荒れてしまい利用者にとても危なくなります。芝草などは成長部分だけを刈ると表土が流れてしまうのを防げます。ということで公園広場や傾斜地での草抜きはNGとしています。定期的な手入れが必要になりますが表土保護が草刈り理由の一つかもしれません。 もっと詳しい方の回答をお待ちください。
お礼
回答ありがとうございます!! まあたしかに、面積の広い場所ではいちいち雑草を抜いていたのでは、手間がかかって仕方ないですね。 公園のような人が通る場所は、表土が荒れてしまっては利用しにくいですから、引っこ抜くよりも刈る方が適切ですね。 場所によって、鎌で刈る、引っこ抜くかの選択をしっかりする必要がありますね。
- f272
- ベストアンサー率46% (8467/18126)
土が硬くならないように根を残すようにしているからでは。
お礼
回答ありがとうございます!! 雑草を生えにくくするためには、土が固くなった方が良いのでは・・・
お礼
回答ありがとうございます!! 土が固くなった方が雑草が生えにくくなって良いと思いましたが、実際は違うのですね。 最初は抜くのが楽でも、年月を経るごとに抜くのが大変になっていくのですね。 雑草を鎌で刈るのは長くしゃがんでいないといけないので、面倒だなと感じていましたが、長い目で見た場合、労力はこの方が小さいのですね。 これからは単純にぶちぶち抜くのではなく、頭と鎌を使って、雑草を刈っていきたいと思います^^