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金準備売らないで国債発行する理由

1、金準備を売らないで国債を発行する理由は何ですか? 2、金準備は戦時下で中立国からの輸入品の支払い用として想定しているようですが、輸送中に奪われたり、持ち逃げ(亡命)されたことはありますか?

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回答No.2

1については、金を含む外貨準備を政府が保有しているのは、為替市場で円レートが乱高下したり、現在のように円安にすぎると判断したとき、政府が介入するためです。とくに有名なのは1985年にはドル安を導き、米国の貿易赤字を削減するために先進5か国が協調してドル売り介入を行ったことです(いわゆる「プラザ合意」)。このとき日本政府は保有しているドルを市場で大量に売って円を買う操作を行いました。こういう風に為替市場に介入するための手段として外貨準備はつかうのです。 それにたいして税収が歳出に満たないとき、税収を補うため国債を発行して(国民から借金をして)、それを政府支出の一部としてつかうのです。外貨準備は歳出の補填をするために使うというものではありません。

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  • gunsin
  • ベストアンサー率32% (415/1290)
回答No.1

佐渡から江戸に運ばれる御用金は何時も狙われていました、時代劇 の格好の題材になってます、この事情は各国でも同じです。 ここに、目を付けたのがイタリア商人(主にユダヤ人)で、商会が 発行した約定書を、どこの支店に持っていっても、通貨と交換する 仕組みを造り安全と便利さが確保されました。 取引量が拡大すると、金貨銀貨の量が不足したので、銅銭を発行 しましたが、偽銅銭が出回り信用が無くなり使用されなく、 なりました、ユダヤ商人は約定書を発展させ、通貨の代わりとなる 紙幣を発行して商会の支店で通貨に交換出来る様にしました、 重たい通貨より取扱が容易になり、ユダヤ人の経済力が世界に影響を与える様になりました。 この紙幣を国が発行したのが兌換紙幣です。(学校で習いました) 取引が世界規模で行われる様に、なると金・銀の流通量が不足して、 賄い切れなくなり、兌換紙幣から、国の信用で発行する、金本位制の不換紙幣になり、米国の米ドルが金と交換できる体制を持っていた ので、米ドルが国際通貨の基準となりました。 1971年に米国が米ドルと金との交換を停止して、金本位制から 変動相場制に変わりました、ニクソン・ショックと呼ばれてます。 ------------------------------------------------------------------------- 日本では奈良時代に富本銭・和同開珎の銅銭が作られましたが、 偽銅銭が出回ったので、平安時代には使われなくなっていました。 日本の商人には、ユダヤ商人の様に、全国展開網を作る発想は持た なかった様です。 日野富子は明王朝で使われなくなった銅銭を輸入して、財を成した 事が有名で、日野富子は財テクの達人だったのです。

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