年収の壁・支援強化パッケージについて

質問

現在、旦那さんの扶養の範囲内で年収１２９万円に抑えて勤務しているアルバイト従業員がいます。
人手不足の為、一定期間シフトを増やして勤務してもらおうと考えており、本人も了承しておりますが、
年収の壁・支援強化パッケージの申請をしたら社会保険はそのまま旦那さんの扶養に入ったままということですよね？
だけど年収が増えたら旦那さんの配偶者特別控除が減ってしまうのでしょうか？少なからず損をするのでしょうか？
よろしくお願いします。

回答No.1

f272 · ベストアンサー

> 旦那さんの扶養の範囲内で年収１２９万円に抑えて勤務している

社会保険の扶養家族になるために年収130万円未満にしているかと思いますが，この金額は所得税が非課税となる通勤手当も含んだ金額です。ちゃんとそうなっているんでしょうか？

> だけど年収が増えたら旦那さんの配偶者特別控除が減ってしまうのでしょうか？少なからず損をするのでしょうか？

年収が増えたら配偶者が受けることのできる配偶者特別控除の額も当然に減る方向になりますが，それは段階的に減るのです。配偶者の合計所得金額が900万円以下の場合には，配偶者特別控除の額は
103万円超150万円以下は38万円
150万円超155万円以下は36万円
155万円超160万円以下は31万円
というようになって150万円以下であれば何も変わりません。150万円をこえても収入が5万円増えて控除が5万円減るということは所得税率が20%なら所得税額が1万円増えるということです。
税額が増えてもそれ以上に収入が増えるのですから，絶対に損をすることはありません。

お礼

通勤手当も含めて年収129万円に抑えています。
配偶者特別控除について、詳しくご説明いただき、すごくわかりやすくて助かります。
150万円以下であれば何も変わらないのですね。
それを超えたとして、税額が増えても収入が増えるということ、必ずしも損をするわけではないと、よくわかりました。
ご回答ありがとうございます。