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格差社会はなぜいけないのか?
個人が勝手に「あいつ稼いでてうぜえ」と思うのはわかりますが国として何がダメなんでしょう 衣食住や教育が誰でも保証されてる前提であとは個人の行動次第で生まれる格差の話です 日本なんかはこれに当てはまってると思うんですが日本で格差が生まれてなにがダメなんでしょう? 頑張ってる人が対価をもらうのはいいと思うんですよ
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抽象論ではなく具体的に見る必要があります。 たとえば回答者が大学に入学した50年余り昔には、国立大学の授業料は月額3000円で、これは軽作業のアルバイト(電気工事店の倉庫の整理)で回答者がもらった日給と同額でした。1日のバイト代で1か月分の授業料がまかなえたのです。今から見ればかなり格安ですが、2年先輩で留年して同じクラスになっていた「同級生」はさらにその3分の1の月額1000円(半年6000円)で済みました。当時は入学したときの授業料が途中で値上げされても在学中は適用されていたからです。 このため費用が比較的かからない大学の寮などに住んで親の仕送りをほとんど受けずに学んでいる学生が(近年親の平均所得の高さが話題となる)東京大学などにも結構いました。「苦学生」という言葉が今より使われていた昔の方が現代よりかえって恵まれていた面もあったのです。 ところが今の国立大学の授業料(標準額)は月額4万4650円です。1日でこんなにもらえる学生のアルバイトがあればまず「闇バイト」を疑うでしょう。今の若者が奨学金という名目で多額の借金を負えば、社会人になっても個人消費が伸びるわけがなく、結婚もしづらくなるのですが…。回答者が日本の将来を懸念しているのはこうした経験からです。この50年間で日本全体としては豊かになったはずなのに、若い世代が学業を修めて社会に出る肝心の部分に国がカネをかけなくなっていて、結果として格差が次の世代に引き継がれる傾向が強くなっているのです。
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- takochann2
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日本は世界でも類を見ない格差のない社会で、中国以上に社会主義的資本経済です。それゆえ国力の低下が著しいと考えることもできましょう。米国ではもっと圧倒的に経済的格差、人種的性的格差(差別)の激しい国ですが発展がみられます。しかしながら、日本では古来(少なくとも飛鳥時代)から西欧的な階級差別がなく、米国のような差別はなじみません。
- staratras
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No.4です。 回答者は「格差が存在する社会」がいけないのではなく、「格差が拡大し続ける社会」や「格差縮小の希望が持てない社会」になってしまうことが日本にとって大きな損失だろうと危惧しています。 人間の性格や能力、適性や意欲などは一人一人全く違いますので、収入などが違うのは当たり前のことです。その意味での格差の存在は認めざるを得ません。(もちろん最低賃金の改善などの施策は必要ですが)良くないのは生まれた場所や親の経済力などにより、本人に能力や意欲があってもそれを社会で十分生かせず、格差を縮小できるという期待が失われ、結果として格差が拡大し続けてしまうことだと思います。 「アメリカンドリーム」という言葉や考え方をアメリカ人すべてが額面通りに信じるお人よしではないでしょうけれど、これに当たるような「日本の希望」を表す言葉や考え方は果たしてあるだろうかと考えています。
- staratras
- ベストアンサー率41% (1498/3648)
>衣食住や教育が誰でも保証されてる前提であとは個人の行動次第で生まれる格差の話です 日本でも「衣食住や教育が誰でも保証されてる」などということはありません。保護者の経済力や住んでいる地域などによって、衣食住も違えば受けられる教育の質も大きく異なります。過疎地の貧しい家庭に育った子どもがどのような教育を受けられるか、想像してみればわかるでしょう。 このため「貧困の連鎖」と言うべき現象が起きています。親が貧しい家庭で育った子どもは良い教育を受けられず、収入が低い仕事にしか就けなくなる可能性が高いということです。逆に裕福な家庭に生まれた子は良い教育の機会に恵まれ、高収入の職に就ける確率が高くなっています。(どちらも確率の話ですので、例外は当然存在します。例外を強調して「格差は問題ない」とは言えません) この問題は本人の努力だけでは解決が困難です。「頑張っている人が対価をもらうのはいい」けれど、スタートの位置も走る距離・コースも違っていて、競馬とは逆に「強者がより有利なハンデ戦」になっていることが本質的な問題なのです。 回答者が子どもだった昭和30年代は、現在よりも貧しく、また格差そのものも大きかったと思いますが、経済の高度成長期で「明日はきょうより豊かになれる」という希望がありましたし、実際に十年で所得は倍増しました。またこれにつれて格差も縮小の方向に動きました。現在は逆で、昔よりは豊かになっているはずなのに、格差が拡大しつつあり、多くの人々から「明日はきょうより豊かになれる」という希望が失われかけているように見えます。
- gunsin
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階級社会と格差社会を分けて考察するのが、宜しいかと。 階級社会では生まれた時点で格差が生じ個人だけの力で克服する のは困難です。 ソ連は、この階級社会を無くす為に共産主義国家を建国しました。 この時に、賃金格差をも無くしました、その為、昼間からウオッカ を煽る怠け者の労働者が多く出ました。 階級社会の方は、王族や貴族を無くしましたが、代わりに共産党 が居座り新たな階級社会を生みました、経済は発展せず瓦解の 道を突き進みました。 >頑張ってる人が対価をもらうのはいいと思うんですよ その通りですよ、集団で暮らす人間の根本なのです、 今より、より良く、より多くしたいと言う欲が原動力なのです。 明治維新により、公家・武家階級を無くしましたが大日本帝国時代 は、完全に階級社会は払しょく出来ませんでした。 昭和27年(1947年)5月3日に日本国が誕生して、皇族を除き、 階級社会が大日本帝国消滅と共に、無くなりました。 階級社会が無くなり、出自による格差は無くなりましたが、 富と貧困との格差を声を荒げて発する者が増えて来てます。 ソ連の事を学んでいないのでしょうね。 定住生活が始まった時点から、富める者との格差が生じて いるのです、サバンナの動物は自分で餌を捕れなければ、 死に直行です、人間社会とて同じ事で、努力しない怠け者は、 賃金が少なく貧困に成るのです。 そういう輩は、往々にして社会の性にしたり、妬み・嫉妬の声を 挙げるのです、愚図愚図と騒ぐ前に、額に汗を掻いてコツコツと 蟻さんの如く働きなさいよ、と言いたいですね。 額に汗して、こつこつと働いて、一定額の保険料を支払えば、 老齢年金が支給され、病気になっても健康保険制度が有るので、 安心した老後の生活を過ごす事が出来る恵まれた環境の国に、 日本国は成りました、蟻さん労働者には理想の国と思いますが。
- y0702797
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>学習意欲や就労意欲があっても、教育や雇用の機会に恵まれず 低所得家庭の子どもは、高所得家庭の子どもに比べて良質な教育環境や進学の機会が制限され、雇用の機会に恵まれないということです。 日本では、経済格差をなくすために、厚生労働省が進める働き方改革や、所得再分配、社会保障制度の拡充、企業による均等待遇の促進を通じた、格差是正にむけた取り組みが行われています。 この経済格差が無くなれば、あなたのいうようにハングリーに努力や行動をすれば平等に上位の人間になることが出来ると考えます。
補足
受験でも学校で勉強する以上の問は出ないと思いますし、いい大学に行ける必要十分な教育は誰でも受けられると思うんですよ。いい大学からいい就職先に繋がりますし、教育の格差とはただの甘えだと思うんですがどう思いますか? 貧困家庭に生まれたとしてもハングリーに頑張れば平均や中央値の以上の給料を貰えるような人になれる、貧困から十分抜け出せると思うんですが私の考えが甘いですかね? 結局努力しなかったからその人は貧困という考えから抜けられません 上位というのは言い過ぎかもしれません訂正します 平均以上の人間という事でお願いします
- y0702797
- ベストアンサー率27% (290/1073)
経済格差が広がると、学習意欲や就労意欲があっても、教育や雇用の機会に恵まれず、低賃金・重労働の仕事にしか就けない人が増加します。 だから経済格差によって生じる不平等は、個人のみならず、国や社会全体の成長にも悪影響を及ぼします。 その結果、貧困の連鎖から抜け出せなくなってしまうからです。 あなたが書いている 「衣食住や教育が誰でも保証されてる前提であとは個人の行動次第で生まれる格差の話です」 は共産国では可能でしょう。
補足
>>学習意欲や就労意欲があっても、教育や雇用の機会に恵まれず ここが理解できないので砕いて話して貰えますか? 甘えにしか私には見えません 私からみて世の中大半はなんとなく流れで生きてる人が多く感じます ハングリーに努力や行動すれば上位の人間になれるとおもうんですが違うんですかね?
補足
裕福な家庭は裕福に、貧しい家庭は貧しく、そうなる確率が十分あるのは理解できてます。 確かに「先の希望が見えないからハングリーに努力する気になれない」というのはわかります。 でも「格差縮小の希望が持てない社会」だから努力しないのは甘えだと感じます。 本人が貧しくなる未来を選択してしまっているので。 本人がいくらハングリーに努力しても、貧困と呼ばれない公務員になることすら難しいんでしょうか? 何の公務員か選ばなければ頑張れば誰でもなれると思うんです 防衛大学なんかは無料なので貧困家庭でもがんばいけるとおもうんですよ ただ「格差が拡大し続ける社会」はちょっと考えさせられました。 いずれどう頑張っても貧困から抜け出せない時代がいつかくるかもしれません 私が知らないだけで今もそうなのかもしれませんが