- 締切済み
仙台など太平洋側で西高東低の気圧配置で雪が降る仕組
西高東低の気圧配置で仙台など太平洋側で雪が降る仕組みを教えてください。 西高東低の気圧配置の説明は奥羽山脈で雪が落とされるから太平洋側には乾燥した風が吹くという説明ばかりです。 日本の南側に低気圧がある南岸低気圧の話ではありません。 11月下旬ごろの初雪、12月以降の初積雪、太平洋側の仙台などで雪が降るのは西高東低の気圧配置がほとんどです。 太平洋側の仙台など積雪が観測された1月24日の西高東低の気圧配置です。 https://www.data.jma.go.jp/yoho/data/wxchart/quick/202401/SPAS_COLOR_202401241200.pdf 南から湿った空気が流れ込むからという人がいますが、本来、北からの寒気を引き込む西高東低でなぜ太平洋側で雪が降るのですか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
- BUN910
- ベストアンサー率32% (1041/3169)
回答(1)です。 またまた補足が入りましたので・・・ 理科で習った奥羽山脈に当たるから太平洋側では降らない・・・ https://irokata7.com/2018/05/28/r2/ この図が参考になるかと思います。 前の回答では、この地衡風について説明しています。 地衡風でよく冬場の天気予報に出てくる「寒気」が一緒に吹いてくるので、上空では水分が結晶になります。 (地上では西からの風になっている) 上空の気圧は偏西風と同じく、西から東に動きますから、先に奥羽山脈の手前で雪を降らせ、東に動いた時に奥羽山脈手前で雪を降らせた寒気より弱ければ雪は降らない、それより強い寒気が降りてくると、残った水分が結晶化して仙台側でも雪が降るということです。
- BUN910
- ベストアンサー率32% (1041/3169)
回答(1)です。 補足が入ったので・・・ 東側に低気圧があるじゃないですか。 そこは元々上空に気体になり切れない水分があって(普通であれば雨となって降る)、そこに北側からの冷気の風が吹くことで水分が固まり雪になります。 どこからくるわけではなく、仙台の上空に気圧の低い空気があって、そこに北側からの冷気が吹けば雪になるという事です。 (目安として、等圧線が縦に走っている、特に等圧線の間隔が狭ければそれだけ強い風が吹きますから雪になりやすいという事です。)
- BUN910
- ベストアンサー率32% (1041/3169)
専門家ではないですが、少しは知識があるので知っている範囲で・・・ 添付した天気図が判りやすいでしょうから、その図を基に説明します。 北海道の西に高気圧、宮城県沖に低気圧がありますね。 その間に等圧線が縦に引かれています。 空気というのは基本的に気圧の高い方から低い方に流れますが、その間に等圧線があると線に沿うように風が流れていきます。(等圧線の間隔が小さいと強い風が吹きます) しかも高気圧の方が緯度の高い位置にあるので、北からの風になるので冷たい風が吹く。 低気圧に沿った形で冷たい風が吹くので上空の水分は気体の状態で維持できなくなり、液体(雨)や固体(雪)になります。 しかも980HPa(太い線)が岩手~宮城の上空にありますので、奥羽山脈を越えることなく太平洋側に雪を降らせるわけです。
補足
奥羽山脈を越えることなく雪が降るということはその雪はどこからくるのですか。
補足
この天気図の低気圧によって水蒸気が活発になって太平洋側の仙台で雪が降ったわけですね。でも、学校の理科の授業でも習うような、奥羽山脈で雪が落とされるから太平洋側で雪が降らない西高東低も、東側に低気圧があります。 前者は東側の低気圧で太平洋側で雪が降り、 後者も東側に低気圧があっても太平洋側で雪が降りません。