スシローのペロペロ高校生はむしろ感謝されるべきでは
「「スシロー一生行かない」“ペロペロ高校生”による深刻な風評被害 1日で時価総額約168億円喪失」という記事がありました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6320e2b058a8ee176c67880bbbf4d5dab302d216
その結果、スシローは、客席とレーンの間のアクリル板設置などの対策をするそうで、もしこれを、展開する全ての店に行うと、数億円以上はかかるでしょうね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/abd633a10fdcc341e531976e9b2585bbfff4f416
しかし、他の方のご意見(特に法的観点からのご意見)を聞きたいのですが、私は、この高校生に対する損害賠償額はそんなに高くすべきではないのでは、と思います。
なぜなら、レーンに乗っている皿の料理をペロペロできるというのは、誰もが考え付き得ることで、もともと回転寿司というビジネスモデルに内在していた本質的危険性だったのであり、それがたまたま、今回の高校生のイタズラで顕在化したに過ぎないのでは、と思います。
だから、スシローのアクリル板の対策にしても、本当はもっと早くすべきだった、もし危険性が広く知られないままに複数の客がやってたら、細菌感染などの深刻な被害が現実化していた可能性さえあり、恐ろしく感じます。
回転寿司店が儲かっていたのは、このような危険性に気ずかないまま、コストのかかる対策をしないまま、やっていたからに過ぎない、その意味では東日本大震災で被災する前の原発と同じではないでしょうか?
だから、スシローは、この高校生に対しては、自分のビジネスモデルがはらむ危険性とそれによる被害が現実化する前に対策すべきことを教えてくれたという意味で、むしろ感謝すべきではないかとさえ思います。
(この点で、以前、コンビニのアルバイトが「本来入ることが予定されていない(その意味で潜在的危険性はない)冷蔵容器」に入った動画を投稿した場合とは大きく違う)
どう思いますか?
お礼