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恒等式、多項式
高校数学の参考書に以下の公式が書かれているのですが、証明がありません。教えていただけないでしょうか。 1.f(x), g(x)を多項式とする。全ての自然数nについて f(n) = g(n) が成り立つならば、全ての実数xに対して f(x) = g(x) が成り立つ。 →方針から立ちません。お願い致します。 2.f(x), g(x), h(x)を多項式とする。h(x)≠0のとき、 f(x)・h(x)= g(x)・h(x) が恒等式であるための条件は f(x) = g(x) が恒等式であることである。 →下記までは出来ました。これで合っていますか? f(x)・h(x)= g(x)・h(x)より (f(x)-g(x))・h(x)=0 h(x)≠0よりf(x) - g(x)=0 よって f(x) = g(x)
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(1) f(x)も g(x)も多項式なのだから、n次の整式です。それが異なるn+1点で等しい値となるのであれば、同じ多項式であると言えます。 f(x)-g(x)はx-1で割り切れ、x-2で割り切れ、x-3で割り切れ、...、x-n-1で割り切れます。そうするとf(x)-g(x)=a(x-1)(x-2)...(x-n-1)と因数分解できますが、f(x)-g(x)は高々n次でa(x-1)(x-2)...(x-n-1)は(n+1)次です。 つまり矛盾しないようにするためにはa=0でなければなりません。f(x)-g(x)=0ですね。 (2) その方針でよい。
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- f272
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> →これは恒等式の定義で良いでしょうか? 何を恒等式の定義とするかは流派があって 1. 含まれている各文字にどのような値を代入しても,その両辺の式の値が存在する限り,等式が常に成り立つとき,その等式をそれらの文字についての恒等式という 2. 等式で両辺が式として等しいとき,つまり,両辺が同じ式に変形されるとき,この等式を恒等式という の2つが代表的なものだと思う。 (n+1)個の異なる実数に対して等しい値をとる二つのn次多項式はすべての実数に対して等しい値をとること は証明すべき定理です。
補足
有難うございます。 おかげさまで理解が進みました。 またよろしくお願い致します。
補足
ご回答ありがとうございます。 質問させてください。 >それが異なるn+1点で等しい値となるのであれば、同じ多項式であると言えます。 →これは恒等式の定義で良いでしょうか? 次数を考えて証明するのですね。 思いつきませんでした。ありがとうございます。 二番は問題ないとのことで安心しました。