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戦争について

最近中学校で平和学習でジャーナリストの方に来てもらって、ウクライナとロシアのことについて講演をしてもらいました。 そのジャーナリストの方がウクライナで撮った映像を見ながら、時々ジャーナリストの方が映像を止めて話して…という事を平和学習でしていたのですが、その中でウクライナの病棟にいるウクライナ兵の人に質問をする、というシーンがありました。そのシーンではジャーナリストの方が「貴方は治ったらまた戦争に戻りたい?」と聞いていて、ウクライナ兵の人が「もちろん、もし治ったら必ず」と言っていたのですが、この時なんだか複雑な気持ちになりました。 ウクライナ兵の人は国の為や正義の為、家族の為や大切な人を守る為に戦地に赴いていると思うのですが、もちろんそれはとても良い考えだと思います。でもその反面、戦いの被害で怪我を負ったり、病や飢餓、もっと酷い場合は死亡してしまうという事が起き、沢山の子供達や大人の人達が苦しい思いをしていると考えると、なんとも言えない複雑な気持ちになりました。 若干長くなってしまいましたが、みなさんはこのような戦争に対してどう思っているのか聞いてみたいです!

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回答No.3

「経済戦争」という言葉を御存知でしょうか? 嘗ての日本……と言っても太平洋戦争 (第二次世界大戦の太平洋に於ける戦争) に敗戦してから昭和が終わって平成に元号が変わる頃までの昭和後期時代の日本は世界に冠たる経済戦争の勝者でした。 一時は米国をも凌いで Japan as No.1 なんて言葉が米国で生まれた程です。 当然「戦争」ですから、御質問者さんが御気付きになった通り、敗戦国の戦場に居る人々は戦勝国たる日本人侵略者と較べてしまうと大変に悲惨な状況にありました。 私の父は貿易商社に勤めていて開発途上国の未開の地を開発しては資源を日本に送る仕事に従事していたのですが、私が幼い頃、現地で大病を患ってしまい、飛行機で羽田空港まで搬送され、飛行機に横付けされた救急車で大学病院に運ばれて大手術を受けました。 開発途上国には父の大病を治せる病院なんてありませんので、軍の飛行機で首都に運ばれ、首都の空港から Jet 機で羽田に搬送されたのですが、現地で雇われた人達は父と同じ病気を患うと決して助からないという事になります。 勿論、父の会社は現地にそれなりの診療所を立てて今までよりもずっと良い治療を受けられる厚生事業も行っていたのですが、日本ならば早めに外科手術を受ければ命に関わるものではない病気でも助ける事はできません。……父の場合は日本に搬送するまで緊急手術を行えなかった事から症状が悪化して大手術になりましたが、当時は首都で Röntgen 撮影検査をして胆石と判っても手術して助ける事はできないと判断され、日本に緊急搬送されるまで手術ができなかった事から大手術になりました。 日本の脅威的な経済発展の陰にはある意味その犠牲となった他国の惨状があり、犠牲者を見捨てて利益を得ない事には欧米の競争相手国に勝利する事はできず、日本もまた欧米の経済発展を促する餌にされてしまいます。 私達が何気なく食べ、時に残して残飯にしてしまう Hamburger 1 個が工場で製造されて Hamburger 店に運ばれ、店内で温められて客に供されるまでの間に消費される Energy は、例えば印度の奥地で家で飼っていた鶏を潰して畑の野菜と一緒に焚き火で煮込んで Curry 1 食分を供するまでに消費される Energy の数十倍 (20〜50倍) にもなり、その殆どを化石 Energy を消費する事によって賄われています。……Hamburger Set の量が多すぎたと一部を残して捨てるという事は発展途上国の人々の食事数日分に等しい Energy を無駄にしているという事です。 優秀な医者や機材を配する病院は経済戦争の戦勝国たる先進国にしかなく、貧乏な発展途上国には充分な医者や病院を配する事はおろか薬を買う予算もありません。 「戦争」とは武器で人を殺すだけではありません。 経済戦争は武器以外のもので他国と争い、勝者の国であれば助かる命を散らす事を相手国に強いて勝ち残る戦争です。 「犠牲者が出るのは嫌だ」と言うのであれば明日から全てを投げ打ってでも発展途上国に行って Volunteer 活動を行うべきで、日本に於いて贅沢な暮らしをしている者に「戦争」を忌避する資格はありません。 件の Journalist も戦場の悲惨な映像を見せて金を稼ぐために戦地に取材に行くのであって、贅沢できる豊かな日本に必ず帰ってくるのですから……(^^;)。 人類発祥以来、戦争はなくなった試しがありません。 戦わなければ自らの命が危うい、多数の国民の命に関わるという状況を話し合いで解決できなければ戦争は必然的に生じるものであり、戦争を回避できる案を示せない限りは戦争を忌避しても無意味な行為です。 ただただ「戦争は悪い、嫌だ」と表明するのは「駄々を捏ねる子供」と同じですので「酷い光景を見せて子供を脅かす」事で金儲けするのは平和学習とは言えず「回避するにはどうすれば良いのか?」を考えさせる事が真の平和学習でしょう。 戦争なんて良いか悪いかなんて考えるまでもなく悪いのですから、互いに Win Win な結果を得られるよう考える事こそが平和学習ですよ(^^;)。

その他の回答 (2)

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2711/13692)
回答No.2

「自分の国が他国から攻撃されたら、あなたはどうしますか」と言う質問に、日本以外のほとんどの国では「戦う」と80%近い人が回答するそうですが、日本ではわずか13%しかいないそうです。情けない国ですね。

  • 121CCagent
  • ベストアンサー率52% (15527/29843)
回答No.1

早期終結を願ってはいますが所詮対岸の火事ってところがあって徐々に関心が薄れいる気はしますね…

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