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ヘッドホンで聞いているときのパワーアンプの消費電力
ヘッドホンをアンプに挿すとスピーカーが切断されますが、その時のヘッドホンアンプ以外のプリアンプやパワーアンプの消費電力はほとんどないのでしょうか?
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ヘッドホン使用時に不使用になったパワーアンプを電源ごと切り離すとか、プリアンプ部分もデジタル化するなど高度な省エネテクを盛り込んだアンプもあるかも知れませんが、一般的なアンプで回答しておきます。 同じアンプであればスピーカー使用時とヘッドホン使用時の消費電力はほとんど変わりません。 プリアンプでは無音の時もフルパワーの時も消費電力は同じです(A級アンプですので)。消費電力は、パワーアンプ回路の形式と実際の出力によって常用電力が違い、消費電力も変わります。 A級アンプなら常時フルパワーと同じ電力を消費しますし、D級アンプなら高い効率でスピーカーに出力されます。 放熱板の大きさを比べてみれば、アンプの自己消費電力を推測できますよ。 アンプの自己消費電力(発熱源) + スピーカーやヘッドホンへの出力 = 消費電力 です。 ところで、一般家庭内でスピーカーがどの程度のアンプ出力で聴かれているかと言えば、古参オーディオマニア用スピーカーで1W程度、小型で能率(同じ音量が出る為の感度)を犠牲にして低音を頑張った近代的スピーカーでも5W程度でしょう。音楽というのは瞬間/瞬間の繰り返しですから、消費電力としては案外少ないものなのです。 ヘッドホンでは、数ミリWですから、更に消費電力は少ないですが、プリアンプ部分で常時数十ワット消費しますので『ほとんど変わりません』と回答しておきます。 参考までに、プリアンプ部分もデジタル化したスマートスピーカーなどは、例外で省エネ度が高く、待機中で2~3W、スピーカー使用中でも2~3Wの消費電力なってるようです。
お礼
補足
教えていただきありがとうございます。 これから少しづつキット等から初めて、回路の勉強をできれば、と思っています。何もかも初歩的な疑問が出てきて、なかなか進みませんが、一つ疑問が解けました。 電源の選定の参考にしたいと思います。