• 締切済み

MR(複合現実感)について

私は、将来CGクリエーターを目指しており、特に、VFX映画やフルCG映画の制作をしたいと考えている高校生です。あるとき、VRの延長線上にある技術で、MR(複合現実感)という技術があることを知ったのですが、この技術を撮影現場に持ち込むことにより、実時間のVFXを演出することが可能となり、その場で合成映像を確認できるということがわかりました。すばらしい技術だと思うのですが、実際の撮影現場での期待や評価、今後の導入見通しなどはどうなのですか?個人の意見でも構いませんので解答よろしくお願いします。

みんなの回答

  • silo_7
  • ベストアンサー率60% (53/88)
回答No.1

VFX/SFXをいろいろ仕事でやってきた者でです。VRに関してはあまり詳しくないのですが、博覧会・展覧会やプラネタリウム等の大型映像や展示映像に関わることが多く、3D映画や全編、人物とCGの合成のある3DCGムービーなどもにも参加しました。 質問を見て、大変興味を持ち、MRについて検索してみたのですが、VRのような視覚技術としてではなく、リアルタイム(実時間)が云々 という部分がちょっとピンときませんでした。具体的には参考URLのようなことなのでしょうか? 元VFX屋さんとしての推測になりますが… 現状では位置合わせ使えるようですが、現状ではboujouなどトラッキングソフトを使って後処理でやることが多く、現場にMRのソフト・ハード一式を持ち込むほどの作品が登場するかどうかは、未知数だと思います。 ただ、そのためにはタイムコードなど、フィルムやビデオのフォーマットとの同期など運用面の問題をクリアする必要があると思います。 最近は4Dなどといわれているシミュレーションライドの撮影では有用ではないかと思いますが、MRによる作品制作や上映施設(撮影技術に加え、上映での利用も考えて)を後押しする企業が必要ではないでしょうか。3Dやドーム映像などは数社の特定の企業が引っ張っている現状があります。 2年ほど前、撮影時にZバッファを記録していくという特殊カメラを開発している研究所のデモを作ったことがあるのですが、知る限り、撮影現場では普及していないようで、いい技術での実際の制作にどうやって生かしていくか、を考えないと難しいのでは、というのがいまのところの結論です。

参考URL:
http://www.mainichi.co.jp/life/hobby/game/news/news/2001/03/21-3.html

関連するQ&A