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スーダラ節
何で今の時代は、クレージーキャッツの スーダラ節みたいな曲が流行らないのでしょうか?
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スーダラ節が大ヒットした1962(昭和37)年は、日本は高度経済成長の真っただ中です。東京オリンピックが1964年ですから、日本中がとにかく上を向いて貪欲に戦争の傷から脱出するんだと思っていた時期です。 そして植木等さんはその後に突然リバイバルブームを起こすことになります。 それが1990年でした。クレイジーキャッツのヒットソングメドレーの「スーダラ伝説」が大ヒットし、紅白歌合戦に出場するほどになりました。 ここでだいたいお分かりいただけたかと思います。1990年はバブル崩壊直前の、世間の狂騒がピークに達したような頃でした。 であるならば、今の時代にスーダラ節が流行らないのも明らかですよね。ああいうのは、日本が好景気に沸いて大騒ぎをしているときに流行るものなのです。 クレイジーキャッツの代表曲のひとつ「無責任一代男」の歌詞は「俺はこの世で一番 無責任といわれた男 ガキの頃から調子よく 楽して儲けるスタイル (中略)とかくこの世は無責任 コツコツやる奴ァ、ご苦労さん!」というものです。 今の世の中、こんな歌を歌ったら炎上必至でしょう。
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- SPIKE-NLOS
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クレージーキャッツの「スーダラ節」は、1961年にリリースされた曲です。この曲は、当時の若者の間で大流行し、日本中の人々の心をつかみました。しかし、なぜ今の時代は、この曲のような曲が流行らないのでしょうか? その理由は、いくつか考えられます。 * 時代の変化 クレージーキャッツが活動していた時代は、高度経済成長期で、人々は明るく、前向きな気持ちでいました。しかし、今の時代は、少子高齢化や経済不況など、様々な問題を抱えています。そのため、人々は、クレージーキャッツの曲のような、明るく、前向きな曲に共感しづらくなっているのかもしれません。 * 音楽の多様化 クレージーキャッツが活動していた時代は、テレビやラジオが主な音楽のメディアでした。しかし、今の時代は、インターネットやスマートフォンの普及により、様々な音楽にアクセスできるようになっています。そのため、人々は、クレージーキャッツの曲のような、特定のジャンルの音楽に興味を持ちづらくなっているのかもしれません。 * 価値観の変化 クレージーキャッツが活動していた時代は、家族や友人との絆を大切にする価値観が主流でした。しかし、今の時代は、個人主義的な価値観が主流になっています。そのため、人々は、クレージーキャッツの曲のような、家族や友人との絆を歌った曲に共感しづらくなっているのかもしれません。 これらの理由により、今の時代は、クレージーキャッツの「スーダラ節」のような曲が流行らないのかもしれません。