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最高気温が同じでも夏と春で最低気温に差がある理由
つい最近、5月では異例の東京でも30度超えが2日連続記録されましたね。気象庁の気象データを確認すると、32度を記録した日の最高気温と、翌日の最低気温の差が、15度もあります。最高気温が高ければ翌日の最低気温も高くなるはずなのになぜこんなに冷え込むのでしょうか?夏であれば、最高気温が30度あれば翌日の最低気温は20度を確実に超えるはずなのに、何が違うのでしょうか?
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「気温」というのは空気の温度ですから、日本で言えば南の方の温かい空気が流れてくれば気温自体は上がります。 よく言う「暖かく湿った空気」というやつですね。極端に言えば、赤道直下の空気が日本にそのまま届けば、気温自体は赤道並みになります。 最高気温はこの空気の影響を大きく受けます。 一方で、夜間の気温というのは、地面や建物や海など、いわば地形自体が昼間に溜め込んだ熱に大きく影響を受けます。どれだけ温かくても空気だけでは地形を効果的に温める事はできません。 地形への熱の入力は、日差しの影響が極めて大きいのです。 そして春は夏に比べて日照時間が短く、また天頂角度も低いため、気温が同じでも日差しは強くありません。つまり地形の温度はあまり上がらないのです。 この差により、夏と春では最低気温に大きな影響が出ます。
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- suiton
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回答No.1
昼間は日射で大気の温度が一時的に上がっても、海の水や大地はじわじわと夏から秋にかけて温度が上がっていきます。 このため、今の季節は海水温度や地温は夏のようには温度があがっていません。このため、日射が無い夜になると気温はすぐに下がります。
お礼
分かりやすかったです。