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鑑識と科捜研の違いは?
昔の刑事ドラムの科学鑑定といえば「鑑識」だったのですが、最近は「科捜研」というのが活躍しています。 両者の違いはなんでしょうか? イメージでは、 鑑識=警察署ごとにあってショボイ 科捜研=都道府県ごとにあってスゴイ です。 人員や設備などどうちがうのでしょうか?
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鑑識の中の人は警察官。大本の鑑識課は普通警察本部の刑事部の下に置かれています。とはいえ普通の警察官がすぐなるわけではなく、一定の研修制度があるようです。所轄署にも一定の人員が配置されていると同時に、県警本部に「機動鑑識」が置かれていて大事件の場合はこっちから応援を出す場合があります。 現場で指紋採取をしたり写真を撮ったりするのはこの人達です。 科捜研(科学捜査研究所)は警察付属の研究・分析機関で、中の人は基本的に科学者=技官です。 司法警察員ではないので基本的に逮捕の権限はないのでは?現場にもいきなり呼ばれたりと言うことはあまりないでしょう。 オールマイティに分析をしますが、県警によって得意分野があったりします(たしか大阪府警が毒物に強かったり)。
お礼
ありがとうございます。 鑑識は警察官であり、科捜研は技官という違いがあったのですね。 >オールマイティに分析をしますが、県警によって得意分野があったりします(たしか大阪府警が毒物に強かったり)。 和歌山県警は毒物に弱そうです。毒物カレー事件のときに青酸カリだと言い張っていましたから。東京に送って、ヒ素だと分かったそうです。